宇治は世界遺産の平等院や宇治上神社などが点在する、日本有数の観光地です。
・・・ってちょっと大げさかもしれませんが、コロナ禍前は海外からのお客様も沢山来られ、年中混雑していました。
ところが、2020年、2021年と、緊急事態宣言のせいでお店は軒並み休業、平等院の藤まで切られる事態となりました。
それが一転、今年は3年ぶりに通常営業。
人混みが苦手ななつみかんですが、ちょっと興味もあって、普段は早朝に行く宇治中心部に午後から行ってみました。
宇治橋から朝霧橋を見たところ。
ここからでも、右手の中の島に人がいるのが見えますね。
川から出ている円柱(元の橋脚?)にセグロセキレイがいました。
平等院表参道に回ります。
相当な人出が戻ってきていましたが、一番多い時よりは少ない感じです。
食べ歩きの人も目につきました。
途中から川沿いの遊歩道方向に曲がります。
このあたり、カヌーの練習をしている人が結構います。
ここに来たのは、イロハモミジのトンネルを通りたかったから。
予想通り、新緑が最高!
カエデ類の中でも、イロハモミジの葉は細かくてレースのようで特に綺麗です。
モミジだけではありません。
クスノキの巨木も新芽が出て綺麗な緑に!
いつもの鵜飼の船着き場方向。
まだシーズン前ですが、鵜飼が始まると賑わう通り。
左手に目をやると、すぐ向こうに中の島が見えます。
山がまだらに黄色くなっていますね。
目いっぱいズームで山の黄色いもこもこを見てみました。
これが何かお分かりですか?
答えは・・・シイの木の花でした~
初夏のこの時期、この辺りの照葉樹林の主要樹種のひとつであるスダジイやツブラジイに花が咲きます。
一つ一つの花は地味なぶら下がり系ですが、一面に咲くので全体としてはこんな風に・・・
しかも、結構匂いがきつく、咲いている側に行くとクリにも似た青臭い匂いが漂うそうです。
さすがに対岸の山で咲いているので、歩いているところまでは匂ってきませんでした。
(去年は対岸にある大吉山に登ってシイの花を記事にしました。クロバイも登場してますよ~)
喜撰橋です。山の黄色が結構アクセントになりますね~
ここから宇治川左岸を上流に向かって歩きます。
(いつものコースですね)
今回のお目当てはあの花です!
明日に続きます。
【撮影:2022/5/5 宇治川】