それにしても急に寒くなりましたね。
まあ11月といえばこんな日もあるのかもしれませんが、これまで夏日が続いていたので体にこたえます。
今日も奈良散歩の続きですが、この時も気温は25℃超え。
木陰となる春日山原始林を抜け、若草山に到達したなつみかん、さてどうなったでしょうか。
春日山遊歩道の若草山コースはその名の通り若草山を経由します。
原始林の突き当りは奈良奥山ドライブウェイ、そこから若草山山頂はすぐ近くです。
駐車場を通り抜け、舗装された道を進むと
若草山三重目に到着~
それにしても、山頂じゃなくて三重目って何?
ということで今更ながら、若草山について調べてみました。
奈良県観光協会ホームページによると、
「年に1度の「若草山焼き行事」でも有名な若草山(標高342メートル)。
3つの笠を重ねたように見えるため「三笠山」とも呼ばれています。
山麓のゲート(南北)から入山し、一重目、二重目、山頂(三重目)、鶯塚古墳周辺道など、
それぞれ異なる景観を楽しめます。山麓ゲートから山頂までは徒歩約30分~40分。
若草山山頂からは、東大寺、興福寺など、奈良の景観を眺めることができます。」
だそうで、あれ?私は春日山原始林から来たので、横入りしたということですね。
ちなみに私にとっての若草山は遠足の行き先、お弁当を鹿に横取りされる場所ですww
それはともかく、山頂からの光景は素晴らしいものでした。
同じような写真がこれから続きますがどうぞさらーっとご覧くださいね。
紅葉が見事です!
右手の方に見える道が登山道。
もやっていたので、奈良市街がよく見えなかったのが残念。
ちなみにこの真っ赤に紅葉している木は・・・
ナンキンハゼです。
暖かい日が続いたとはいえ、朝夕冷え込んでいたので、紅葉が進んだのでしょう。
ススキも沢山生えていました。
望遠で見ると塔など堂宇を発見。見たところ東大寺ではなく興福寺ですね。
こちらも奈良を代表する大寺院です。
山頂には鶯塚という古墳があります。
ほんの少しの距離なのに、行く人が少ないのが不思議。
着きました。
石碑があります。分かりにくいですが前方後円墳で、発掘調査をしていないので詳細不明です。
鶯塚古墳から見た光景。
もとの山頂に戻ってきました。
大きな木は・・・
クヌギでした。
一休みし、若草山登山道から下山することにしました。
こんな感じの道が続きます。下りだからいいけれど、こちらから登るのは大変でしょう。
何しろ日差しを遮るものがなく、とても暑い!
ナンキンハゼの紅葉が安らぎです。
でも、外来種なので奈良公園などに生えていると徹底的に駆除されているようです。
ここは年に一度山焼きをするのでナンキンハゼも花が咲くほど成長できていないようです。
子孫を作らないので、目こぼしされているのでしょうか。
なかなか厳しいですね。
黄葉した木がありました。
遠かったので種類は「?」
ちょっとサルスベリっぽいけれど、こんなところにあるかなあ・・・
草本はススキ以外ほとんどありません。
わずかにアザミの咲き残り。こちらも何アザミかは不明。
さらにどんどん下りていくと、
右手にススキの原が広がります。
このあたりでようやく二重目です。
標高が低くなったので、東大寺がよく見えます。
さらに下って
ススキとナンキンハゼ。同じような写真ばかりですみません。
一重目ですね。
ここまで来ると、東大寺も興福寺もかなり鮮明に見えます。
上から見るのも気持ちいいですね。興福寺五重塔の横に見えるのは多分南円堂ですね。
後はもう少しです。
この時点でまだ14時前ですので、まだまだ下から沢山の人が登ってきます。
みんなまだ一重目までも登っていないのに、ふうふう息を切らしています。
それも当然、下からずっとこんな感じの石段が続いていて、下りるのも気を遣います。
ふう、やっとほぼ下りてきました。
覚えておられるでしょうか。一昨日の投稿で載せた若草山。→
下の方が芝生、上の方はなんだか赤茶けた感じになっていたと思います。
その赤茶けた部分、実は真っ赤に紅葉したナンキンハゼとススキのコラボでした。
結構感動です。
ということで今回の奈良散歩。若草山を堪能しておしまいにすることにしました。
ここからならまちを少し歩いてそのままJR奈良駅まで戻りました。
帰宅後歩数を確認したら、25000歩超えでした。
【撮影:2023/11/3 奈良市】
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今の私の限度の3倍ということか~~
これだけ歩けたら 行きたい所が広がりますよ
インドア派の私が 外歩きを始めたのは
鳥見を始めた50になった頃からなので
体の鍛え方が 全く違いますね
外歩きの楽しさを知るのが 遅すぎました
18000歩 歩いた事がありますが 最後はもう必死で
悲壮感マックスで駅までたどり着きました
あ~~ ほんと羨まし~~い!!
すごい! 脚力抜群ではないですか!!
25000歩というと、普通に日帰り登山をするときよりも多いくらいです。
今回は見所がいっぱいでしたね。
いつの間にか山頂に着いたみたいな感じですが、もちろん地図を確認し歩いてこられたことでしょう。
気温が25℃の日陰のない道を歩くのとは大違い。大正解でしたね。
三笠山の別称は知っていましたが、一重目、二重目と数えることは知りませんでした。
山頂からの景色も良くて、大満足だったことでしょう(これで山歩き好きの仲間が増えましたね)。
そして山頂付近には古墳があるのですね。
発掘調査が実施されていないというのはミステリーですね。
さて、どなたが眠っているのでしょう。
クヌギの樹とシカのお写真、素敵です。
できたらシカさんにはもう2歩ほど後に立って欲しかったです(笑)
木肌が白く見える樹木はサルスベリだと思います。
ナツツバキやヒメシャラは葉が全然違いますし、紅葉の感じからもサルスベリだと思います。
何だかコメントが長くなりました。
なつみかんさんには、長い一日お疲れさまでした。
おはようございます。
奈良公園、特に若草山で真っ赤に紅葉する木と言えばやはりナンキンハゼでしたね。
ナンキンハゼはトウダイグサ科でシカが食べないですから、どんどん残りますね。
守りたい木の周り、ナンキンハゼで柵をしたと言う話も聞きましたよ。
確かナギが奈良公園で多いのもシカが食べないからとか。
若草山、昔下から登ったことがあります。
今はそんな元気ありません。(笑)
一重目、二重目、山頂(三重目)、
いわゆる一合目、二合目と言ったところが、
違う呼び方、こちらもさすが奈良と言った感じです
ナンキンハゼ
大好きな紅葉の葉、
私も毎年楽しむナンキンハゼがホームグラウンドにあるので、
見に行きたくなりました^^
鶯塚古墳、
山頂が広々していて楽しむ先にあるんですね。
歴史好きな私、行ったら見に行く場所ですね^^;
一気に冬の気温、
慌てて冬の上着をだしました。
なつみかんさん、暖かくしてお過ごしくださいね^^
春日山遊歩道から若草山の三重目に出られ谷ですね。
三笠山とも呼ばれる?
あの有名な、「天の原 ふりさけ見れば 春日なる三笠の山に 出でし月かも」の三笠山ですか?
わー、何だか嬉しい。
素晴らしい景色ですね。
ナンキンハゼの紅葉が綺麗です。
興福寺も見えるんですね。
下って来ると東大寺も見えます。
素敵な散策でしたね。
それにしてもなつみかんさんの健脚なこと!
朝からきつねうどんを食べた以外は、歩き通しではありませんか。
足が痛い私からすれば、とても羨ましいです。
そしてその探求心には本当に感服します。
凄いですね
おかげさまで私もあるいた気分になり色んな物を見せて貰いました
奈良公園は良く行きましたが上に登ることまで出来ません
鹿公園にドングリは良く運びました
秋の奈良散策を日帰りで行ってしまうなつみかんさん、元気すぎてびっくりで
す。一日に歩いた距離が25000歩とは凄いことです。
私が一日テニスをしても7000~8000歩ですから、いかに多いかが実感できます。
それも平地を歩くのでなく、山に登っての歩数ですから大したものです。
若草山は年に一度山焼きをするので、植物も成長しないとは知りませんでした。
確かにこれだけの山に登って、ナンキンハゼとススキだけが一面を埋め尽くす
光景なのも納得できるような気がします。でも、春には方々に花々が咲いてい
るのでしょうね。
いえいえ、自然の中を散策するようになったのは、わりと最近ですよ~
変な話ですが、今から10年くらい前に膝を大怪我して、一時期まともに歩けなくなったんです。
やっと治っても今度は膝に水が溜まって、毎週抜きに来なさいと言われていました。
水を抜きに通っている時偶然違う先生が代診されていて、その先生に「歩きなさい!歩いたらこんな水すぐに無くなる」と言われ、それから少しずつ歩くようになりました。
そうしたら本当に水もなくなり、どんどん距離が伸びるようになり、今に至っています。
要するに膝自体は傷んでいるけど、周りの筋肉をちゃんと付けたら大丈夫ということだったみたいです。
元々自然好きだったので、コロナ禍が後押しになり、一人でどこまでも行くようになりました^^
NANAさんも距離はそれほどではないのかもしれませんが、よくお散歩されているので、大丈夫だと思いますよ!
shuさんに褒めていただいたらなんだかとても嬉しくなりました。
でも実際には全然たいしたことないですよ~
せいぜい300mと少しの山ですし、とても緩やかな坂でしたし、みんなお散歩感覚で登っておられました。
(若草山のゲートからじかに登っている人は、一重目までで皆さん倒れそうな顔をされていましたが)
地図はスマホで見て、あとは現地の看板で確認しただけです。
というのもカンペキに整備された遊歩道なので、迷いようがないんです。
終点のドライブウェイのところだけどっちに行ったらいいの?となりましたが、他の人について行ったら行けました。
山頂からの景色は良かったですね。
大昔登ったことがあるはずなのですが、シカの印象しかなく、全然下の景色を覚えていません。
クヌギとシカの写真、ちょっとだけタイミングが遅れました。
この後もう一頭きたので、二頭まとめて撮ろうと思ったのですが、虻蜂取らずになりました。
黄色い木は、やっぱり百日紅でしょうかね~
一本だけススキなどの真ん中に生えていたので、何で??と思いました。
ど根性サルスベリなのかもしれませんね。
長いコメント、ありがとうございました!!
はい、ナンキンハゼでした。
奈良で紅葉する木といえば、やっぱりナンキンハゼですよね。
やっぱりシカが食べないのですね。
アセビやナギもそうですけど、シカが食べない木ばかり増えてしまって、シカも食べ物がなくなって困っているでしょうね。
先日テレビで奈良の鹿が飢えているという番組を見ました。
反論している人もいて何が本当か分かりませんが、ちょっと増えすぎなのかもしれませんね。
守りたい木の回りをナンキンハゼで柵というのはいいアイデアですね!
さすがに般若寺に始まり、若草山を巡り、JR奈良駅まで徒歩で戻るコースは結構疲れました。
途中までは全然大丈夫だったんですが、やはりアスファルトの歩道を歩いていると急に疲れが出ますね。
25000歩というのが今の私の限界です。
ナンキンハゼ、ここのは真っ赤でしたが、まだ地元では鈍い赤です。
急に寒くなったので赤くなってくれたらいいのですが・・・
通勤途中のドウダンツツジ、例年目が痛くなるほど赤くなるのですが、今年は茶色くなって一部散りかけています。
急に寒くなる前の暖かい期間が長すぎて、紅葉するタイミングを失ったのかもしれませんね。
・・・それにしても寒いですね。
私は寒暖差アレルギーがあるので、昨日からずっと鼻水が出て大変です。
ウィルスや細菌が来ないように用心しなくては・・・
健康診断、ちゃんと行かれているのですね!
私も退職したらちゃんと受けに行きたいと思います。
三笠山は若草山の別称でもありますが、春日大社の奥にある御蓋山のことと言われているようです。
三笠山といえば、阿倍仲麻呂の歌で有名ですが、私はすぐに三笠饅頭を思い浮かべてしまいます。
やっぱり花より団子の類ですね^^;
上からの景色は思った以上に素敵でした。
山頂から真っ赤なナンキンハゼ越しに登山道を見た景色は本当に素晴らしく、何枚も写真を撮ってしまいました。
それほど健脚ではないですよ。
健脚というのはshuさんのような方を言うのだと思います。
私はこれ以上の坂道だととたんにスピードダウンします^^;
あれ、そういえばおっしゃる通りきつねうどんだけで歩きましたね。
そういえば、帰ったら1キロくらい痩せていました。
すぐに戻りましたが(笑)
10年ほど前膝の手術をしたときに、この膝は70歳まではもたないと言われました。
どうなるんですか?と聞くと、痛みが出て最後は人工関節ですと。
でも痛くなるまでは自由に動いていいということだったので、今は散策を満喫しています。
奈良公園、私はもっぱら春日大社専門です。
こんなに歩いたのは、ん十年ぶりです(笑)
急に寒くなったので、ひどい寒暖差アレルギーが出てしまい、滝のような鼻水に悩まされています。
多分外を歩いたら治るんですけど(笑)
うちの家からだったら、京都・奈良・滋賀、和歌山北部・兵庫南部、三重や福井の一部も全部日帰りです。
結構恵まれているのかもしれませんね。
「山に登って」ですけど、あんな緩い上り坂は、山登りとは言いませんよ~
若草山ゲートから昇ったんだったら、「登った!」と主張しますが・・・
若草山の山焼きは有名です。
1月末頃に行われ、山全体が炎に染まる様子は壮観だそうです。
見に行ったことはありませんが・・・
堤防などで野焼きをすることがありますが、それと同じで新しい芽吹きを呼ぶのでしょうね。
高山ではないので、春に花がさくかどうかは分かりませんが・・・