昨日は御室桜を少しでも早くお見せしたくて先走りました。
今日は、お寺のご紹介も兼ねて、桜以外の様子をご紹介~
まずは行き方から。
京都旅行に来られる方は多いですが、きっと仁和寺への行き方には悩まれるかも。
バスは渋滞するので、京福電車(嵐電)御室仁和寺駅から行くのがベストです。
でも、その嵐電に乗るのはどうしたらいいか?
私はJR京都駅から嵯峨野線に乗り換え、嵯峨嵐山駅で下車、嵐電嵐山駅から嵐電にのりました。
出来るだけ早く行きたかったので、嵐山に着いたのは朝7時過ぎ。
せっかくなので、少しだけ渡月橋を見学。
さすがに人が少ないです。それに山には少し桜が残っているようで春らしい光景。
仁和寺の御室桜が開園する前に行きたかったので、橋の見学も早々に嵐電嵐山駅へ。
ここから帷子ノ辻まで行って北野線に乗り換え、御室仁和寺で下車。
下りたらもう正面にどどーんと大きな仁王門が見えます。
御室仁和寺は仁和4年(888年)創建の古刹です。
宇多天皇が譲位後門跡となって仁和寺に入られて以降、仁和寺は門跡寺院となりました。
平安~鎌倉までは最高の格式を保っていたのですが、応仁の乱で焼失・・・
約160年後の寛永11年、時の将軍家光公に再興を認められ、御所から紫宸殿、清涼殿を下賜。
12年後にようやく創建時の姿にもどったそうです。
それ以降も門跡寺院として皇室出身者が住職をされていましたが、江戸末期にその歴史が終了。
(親王であったご住職が還俗されたそうです)
今は、真言宗御室派の総本山となっています。
世界遺産にも登録され、広い敷地に国宝や重文の建物が点在する様子は、京都のお寺とも思えないほど雄大です。
中でも一番目につくのが五重塔(重文)。
御室桜と五重塔の光景も素敵でしたが、他の花とのコラボもなかなかのもの。
そろそろ説明を読むのにもお疲れのことでしょうから、ここらで五重塔&花のコレクション、ご覧くださいませ~
五重塔とヤエザクラ
五重塔としだれ桜(塔が見えへんがな)
ミツバツツジと塔
境内は御室桜だけではなく、しだれ桜や咲き始めの八重桜もあちこちに咲いています。
ヤマザクラも・・・
ピンクのヤマザクラが可愛いです。
金堂は国宝です。
こちらが元々御所の紫宸殿だった建物を移築したお堂とのこと。
元は檜皮葺だったのを、お寺らしく瓦屋根に作り替えたそうです。
そもそも紫宸殿は御所の正殿のはずなのに、作ってわずか10年ほどでお寺に移しちゃたんですね。
重文の経堂。何とかしてミツバツツジと一緒に撮ろうとして写した写真がこちら。
イマ億通り越してますね。
先ほどから「ミツバツツジ」と言ってますが、蕊の数が10本くらいあるのでコバノミツバツツジでしょうか。
ここ仁和寺にある「御殿」は見学することができます。
門跡寺院だけあって、御所風の造りは見ごたえがあります。
ほぼ撮影フリーなのも、ポイントが高いです。
ただ、人の多さは・・・それと、有名な黒書院が工事中で見られなかったのが残念です。
入ってすぐの建物のお部屋には色々な芸術作品が展示されていました。
古い襖絵との対比が面白い・・・
こちらは白書院から見える「南庭」と呼ばれるお庭。
左向こうに見えているのが「右近の桜」と呼ばれている桜です。
一番大きな建物は宸殿と呼ばれ、ここから見える塔をのぞむお庭は見事!
結構な人出でしたが、手すり手前のスペースにすわってほけーとお庭を眺めるのもなかなかいい感じ。
空いていたら、ごろんと寝ころびたいくらいでした。
上の2か所のお庭を上から一望。
襖絵も見事です!
ということで、いかにも不十分な紹介でしたが、お庭や古い建造物に興味のある方にはとてもいい場所だと思います。
お寺の売店の女性がおっしゃるには、「昨日までは人がずっと少なかった」とのこと。
急に暖かくなり、ほんの2,3日で御室桜が満開になったからでしょうね~
結局詳しく説明したのは、電車での行き方だけという(笑)
お寺のHPにももっと詳しい説明が出ていますので、興味のある方はどうぞ!
【撮影:2022/4/9 仁和寺】
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「右近の桜」は「紫宸殿」と一緒に移植されたのでしょうか。
そして、お庭の立派なこと。背景に五重塔が見えるのもいいですね。大画面で拝見したいですね。
今日は、ここでしか見られない、そして今の季節でしか見られない画像を、たくさん見せていただきました。
お天気も良くて、最高でしたね。
ありがとうございました。
おはようございます。
こんなに人の少ない渡月橋も珍しいですね。
早朝のせいですか。
仁和寺の説明、じっくり読ませていただきました。
先ごろ行ったのはウォーキングの途中、座ってお庭を眺める暇もなく、そそくさと出て来てしまいました。
その前の仁和寺は学生時代。
遠い昔ですので記憶がほとんどありません。
今度電車でゆっくり訪ねてみたいですね。
行こうと思えば、いつでも世界遺産に行けるんですよね・・・羨ましい~^^
観光名所、渡月橋からスタート、
仁和寺への便利な行き方を知っているのも地元ならで橋嵐電嵐山駅、
名前も、作りもTHE京都ですね(@_@)
いま億なんてとんでもない、
どの説明も、写真も、下手な観光案内より、
親しみやすいです^^
仁和寺、さすが、世界遺産、
設計した人のセンスと
大工さん、庭師さん、昔の人の技術を感じますね
今日は趣が変わって、しっとりとした古刹のお話ですね。
たまには俗世間の喧騒を逃れて、古刹をじっくり見学するのも良いものです。
御室仁和寺の創建から、現代までの歴史に思いを馳せながら、広い敷地内を
ゆっくりと見学すると、過去にタイムスリップした気持ちになれそうです。
南庭、これは枯山水と言うのでしょか? 息を飲むほど見事です。
宸殿から塔をのぞむ庭も、時間を忘れてずっと眺めていたくなりますね。
京都駅からの詳しい電車での行き方をなつみかんさんに教わったので、
そうだ 京都、行こう、のCMに誘われて花咲く京都に行きたくなりますね。
私も悩んでます。
よく言われるのが 雄しべの数
ミツバツツジは5本、コバノミツバは(5+5で) 10本。
もう一つの特徴は
コバノミツバの花弁には上側の裂片に濃い色の斑点がある
というもの。お写真の花にはそれらしき斑点がみえませんけど・・・
じゃミツバツツジなのかといえば、
雄しべの数からして これはコバノミツバと判定せざるを得ない。
まあ、植物雑学事典には「上側の弁には濃色の斑点があるが、あまり目立たないものもある。」
とありますから、斑点の有無¨は明確な判定基準にはならないようです(ToT)
ここは広いですよね。
オムロンという会社はこの場所が創業の地だから御室からオムロンとすう会社名になりましたね。
ちょっと前にカタクリを見た、と投稿されていました。私は土曜日に大和葛城山に行ってきました。今、ツツジ園ではカタクリが見られます。キブチョウも飛んでいました。ギフチョウはカタクリの蜜が好きでやってきます。
仁和寺は立派ですね~!
門跡寺院だったのなら、立派なはずですね。
国宝や重要文化財、そして世界遺産まで!
襖絵や庭園が見事ですね。
八重桜と五重塔が似合って美しいです。
実はあの大地震の日、新幹線が止まっていたので、仁和寺や北野天満宮などを見たはずなんですが、よく覚えていません。
いま改めて見せて頂いて良かったです。
有難うございました。
はい、私にしては珍しい観光案内的投稿でした~
実は、植物中心の投稿と違って、調べ物が面倒なので結構避けていました。
本当は学生時代から京都や奈良(特に奈良)のお寺が大好きで、御朱印も沢山集めています。
仁和寺のお庭は本当に立派でしたね~
行った時は人が沢山いたのでそれほどゆっくりできませんでいたが、本当は縁側に座ってずっと眺めていたい景色でした。
心が落ち着きます・・・
早朝にくわえ、もうソメイヨシノが散った後でしたからね~
紅葉シーズンの橋が落ちそうな人混みと大違いです。
これだったらいくらでも渡月橋が渡れます!
載せませんでしたが、川辺のエノキの巨木の芽生えが素敵でした。
仁和寺の説明をじっくり読んでくださってありがとうございました。
これで調べて書いた甲斐がありました。
宗派が今は真言宗なのですが、やはり皇室ゆかりの仏教は真言宗なんでしょうか。
〇〇宗〇〇派というのはだれが決めるのでしょうかね~
変なところが気になるなつみかんです。
書いていたらガイドブックみたいになってしまいました^^;;
私自身、どうやって行くか悩んだのと、渡月橋の写真を載せたかったので、交通の詳しい説明(笑)
京都の古い寺院仏閣はまとめて世界遺産になっているので、結構あちこちにあります。
言われてみたら、ラッキーなのかも・・・
仁和寺のお庭や塔は、ネットで検索すると素晴らしい写真がわんさか出てきます。
それでも親しみやすいって言ってくださるattsu1さんは優しいですね!