当尾の岩船寺といえば、アジサイのお寺として有名。
去年も一昨年も早起きして見に行きました。
今回は7月中旬なのでもう花はないだろうなと思いつつ山門に向かいました。
青紅葉が綺麗です。
着いたときはもう15時半を過ぎ、境内にはほとんど人影がありませんでした。
そして、一面咲き誇っていたであろうアジサイはスッキリ剪定されていました・・・
お堂に入ってお住職さんのお話を伺うと、今年のアジサイは特に咲くのが早かったそうです。
6月初めから咲き始め、7月にはほぼ終わりだったようで、先日総出で剪定されたとのこと。
「枯れ始めた花を見て何を思うか、花も人もいずれは朽ちると思う人もいれば、怒る人もいます。
まだ残っている花もあるので、どうぞゆっくり見て行ってください。」
お住職さんの言葉が印象に残りました。
沢山のアジサイで埋め尽くされていた手水鉢も今はこんな感じです。
お堂の前のユリの花が唯一色を添えていました。
横から塔の方に向かいます。
この辺りはアジサイが少し残っていました。
雨が降っていないので、カタツムリは殻の中に引きこもり。
バラの花のようなアジサイが一輪。
紫陽花の小径を通ります。
アナベルは緑で始まり、緑で終わります。
咲き残りのアジサイは、ひときわ美しい・・・
塔の横に出てきました。こちらでもモミジとのコラボが見事です。
「草が生えてる!」と星夫が屋根を指さします。
あ、ほんとだ!
ネジバナも咲いていました。
なんかこの雰囲気好き。わざと植えたみたいに見えます。
天邪鬼はいつものように屋根を支えています。
上の層ほど狭いので、支える方も大変。
下の方には本堂と阿字池。
咲き始めと、咲き終わったガクアジサイが隣り合わせに。
いつものように鐘楼の鐘を突かせていただきました。
心に染み入る音色です。
枯れた花が混じって不思議な感じになったアジサイ。
青い花も枯れ初めには少し緑がかってきます。
横手の道から戻ります。どこからでも三重塔が見えます。
ほとんど山道・・・のような狭い道を行きます。
時々どきっとするような美しいアジサイが現れます。
この辺りから塔を見下ろすことができます。
ということで、岩船寺を満喫し、当尾を後にしました。
アジサイはほぼ終わってしまっていましたが、その分とても静かで心が穏やかになりました。
こういう時間が持てて、とてもありがたかったです。
明日は、久々のあのシリーズです。
期待しないで待っていてくださいね~
【撮影:2023/7/15 京都府木津川市】
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こちらだと、鎌倉の花のお寺、長谷寺が紫陽花で有名ですが、
さすが、岩船寺は、京都を感じる立派な中に、
美しさのあるお寺ですね
こうして思い出させていただいた長谷寺、少し暑さが収まったら行きたくなりました^^
アナベル、
緑で始まり緑で終わる、真っ白なアナベルも綺麗なんですが、緑もこの時期、風情がありますよね
そして、綺麗な塔を彩る、屋根の草、
ネジバナが咲いているとは、鳥が持ってきたのかもですね
癒やされる時間が、伝わってきましたよ^^
ブログで拝見した記憶があります。
私は学生時代に石仏を訪ねて当尾を歩いた記憶がありますが、お寺さんのことはよく覚えていません。
季節も秋だったと思います。
さて、アジサイの季節はそろそろ終わったようですが、他にも見所がありましたね。
私は不謹慎ながら三重塔の屋根に生えた立派な苔と、その苔を温床にして育っている草木に目が行きました。
なんとネジバナまで咲いているとは。
でも、そろそろ手入れしないと三重塔が傷むのではないでしょうか。
苔むした屋根に風情を感じながら、心配が募りました。
今日はようやく時間が取れるので、尾瀬の記事をまとめたいと思います。
あれからまだ1行も書けていませんし、写真の整理すら終わっていません。
暑いですが頑張りましょう!
出て来ました パンフレット!
行ってたんですね~・・全く記憶がありません
若い頃 友人に誘われて ついて行ったのでしょう
驚くことに 般若時と 浄瑠璃寺のパンフレットが一緒に入っていました
三寺 廻ったんでしょうね
今から思うと なんてもったいない事を!
あの頃は ほとんど興味のないままついて行ってたようです
緑に囲まれた山門も三重塔も美しいですね。
ご住職とお話で来て良かったです。
鐘もつかせてくれるなんて!
アジサイの花後は皆さんで切るんですね。
花が多いから大仕事でしょう。
まだ残っている花もあって、青や白の花が一際綺麗です。
三重塔に生えているネジバナ、根性ありますね。
天邪鬼が屋根を支えているように作られているのが面白いですね。
なるほど、上の方では窮屈そうです。
この緑に囲まれた景色を見たら、心が穏やかになりますよね。
爽やかな投稿、有難うございました。
青楓の古刹と紫陽花は良く似合って居ますネ。
長い事、カタツムリを見た事がありませんが、殻に渦巻き模様が浮き出て見えるカタツムリは
初めて見ます。
薔薇の様な紫陽花は真花が在るでしょうが、外見から見えそうにありませんネ。
あまり見かけませんが、八重咲と解釈して良いのでしょうか?
塔の屋根が苔生して、小さな植物が芽生えている様子は
如何にも歴史を感じさせますネ。
ネジバナが、際立ってみえます。
でも・・・植物の根は建物にとっては悪影響を及ぼす事が多くて、痛しかゆしですネ。
ご住職の悩みの種かも・・・
今日は少し早めに帰ったきたのですが、まあ暑いのなんのって。
自分の投稿見て、まだこの時はましだったな〜と思い返していました。
関東の方の紫陽花寺は、長谷寺というお寺さんなんですね。
奈良にも長谷寺がありますが、そちらはボタンで有名です。
岩船寺のアジサイは少ししか残っていませんでしたが、後から見ると涼しげです。
お住職さんのお話の影響か、少しから始めた花も優しく見ることができました。
なかなかの風情でしたよ。
風情といえば、屋根の草たち、雰囲気良すぎでした(^^)/
shuさんも石仏の道を歩かれたことがあるのですね。
早春から晩秋まで、どの季節に行っても自然な雰囲気を楽しめるので、これまで何度となく訪れています。
特に半日だけ時間が空いて、植物園もなんだかなーという時にピッタリです!
屋根に生えた草、確かに建造物にとってはよくなさそうですね。
ついつい風情があるので喜んでしまいますが‥
いずれ撤去されるでしょうからいいタイミングで見られました。
尾瀬の続編がなかなかなので、お加減でも良くないのかと心配していましたが、お忙しくされていたのですね。
投稿、お待ちしています!
すごい!
何がすごいと言っても、昔のパンフレットがすぐに出てくるところがすごいです。
私は何でもかんでもゴチャゴチャに置いていたのですが、整理できないのと、ネットでなんでも出てくるので、全部捨ててしまいました。
断捨離のお年頃です(笑)
般若寺はますます人が多いようですが、当尾はまだ空いています。
のんびりと花の古寺を散策するのなら超オススメです!!
ぜひいらしてくださいね。
紫陽花のシーズンでも、開門と同時くらいに行ったら、結構ちゃんと見られますよ〜
岩船寺は拝観料にお堂の拝観が入っているので、いつも阿弥陀様などゆっくり拝ませていただきます。
お住職さんはお話がお上手で、初めて拝観する人がいたら丁寧に由緒や仏像の説明などしてくださいます。
今回は私たちだけだったので、紫陽花の剪定の話や、見にこられる方の反応などお聞きしました。
説明を聞いて、花の見方が変わったのでよかったです。
そうでなければ、枯れた花はあ、枯れてるで終わったと思います。
ここの鐘はいい音ですよ。
自由に撞けるので、いつでも撞いています。
こうやって後から写真を見ても、穏やかな時間が流れているのがわかりますよね(^^)
私の地元で、紫陽花のお寺で有名なのは三室戸寺というお寺ですが、有名になりすぎて近づくこともできません。
その点岩船寺はそこまでではないので毎年楽しんでいます。
カタツムリ、こちらでよく見かけるのは、みんなこのクッキリした渦巻きがあるタイプです。
前に名前を調べて投稿したことがありますが、忘れてしまいました。
薔薇のように見えるアジサイは八重咲だと思います。
多分両性花ができないタイプですね。
初めて見ましたが、綺麗でした。
屋根の上の草、ネジバナにびっくりです。
前、家の雨樋に土が溜まったのか、ヤブミョウガの花が咲いて驚きましたが、結構そんなことがあるのですね。
楽しい半日を過ごしました。