京都に住んでいるのに、京都の名所を全然知らないのもいかがなものか。
最近そんな風に思って始めた京都ちょこっと散歩。
半日程度をめどに、京都のベタな観光名所を訪れて、なつみかん目線でご紹介する企画です。
ガイドブックも予習も全然なしなので、観光ガイド的にはヌケモレだらけ。
そこは反面教師として、実際に行かれる方がしっかり事前学習していただければと思います~
今回は11月中旬の休日、南禅寺~永観堂~法然院の超有名コースを歩きました。
紅葉の進み具合は如何に!?
1回目の今日は、南禅寺です。
地下鉄蹴上駅を下車し、両側に南禅寺塔頭を見ながら歩いていきます。
時間はちょうど正午、思ったより歩いている人が少なくて驚きました。
紅葉はまだまだと思っていましたが、時々綺麗に色づいた木々が見られます。
こちらは何有荘(かゆうそう)庭園。
明治時代に廃された南禅寺塔頭の跡地に築造された6千坪の大庭園なんだそうです。
残念ながら非公開。門前の紅葉している木はドウダンツツジですね。
立派な門は、金地院の中にある東照宮の楼門です。
その金地院は南禅寺の塔頭の一つで、「鶴亀の庭」という庭園で有名です。
江戸時代に家康の帰依を受けた以心崇伝が創建。家康ゆかりなので、東照宮なのですね。
紅葉がいい感じ!
ここから少し行くと、南禅寺の門があります。
やはり南禅寺は人が多いですね。人が少ないと思ったのは、蹴上から行ったからかも。
先に進むと、日本三大門のひとつの三門(重文)が見えてきます。
すごい迫力!
ここは、石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」で有名です。
楼上を拝観することができますが、今回はパス。
門を抜けたところで振り返ってみた三門です。
見事な青もみじ(笑)
その先に法堂(中心となるお堂)があります。
中には入れませんが、天井に描かれた龍の絵を覗き見ることができます。
南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山で、1291年に創建されました。
その後、足利義満によって、京都五山・鎌倉五山より上位の「五山之上」とされます。
知らなかったのですが、南禅寺は禅界で最高の格式をもつお寺だったのです。
境内には、国宝に指定された方丈をはじめ、立派な建築物や庭園が沢山。
今回は時間の都合もあり、お庭見学はパスしました。
紅葉が綺麗だった天授庵。
こちらは南禅寺でも一番由緒ある塔頭なんだそうです。
杉苔の中から芽生えた松。こんなのばかり目につきます。
そしていよいよ水路閣。
琵琶湖疎水を通す水路橋で、日本離れした赤レンガアーチがとても印象的。
南禅寺を訪れるのはもう何十年ぶりなので、懐かしく見学しました。
紅葉は進んでいませんでしたが、青もみじと赤レンガのコラボがとても素敵。
要は、これが見たかったという・・・
サスペンスドラマで見た、という人もおられるのでは。
南禅寺の塔頭や庭園をすべて見学すると、半日はかかりそうです。
庭園に興味のある方はぜひ訪れて下さいませ。
空を見上げると、綺麗な秋空。
紅葉も少しずつ進んできています。
ここから紅葉で超有名な永観堂に向かいます。
【撮影:2024/11中旬 南禅寺】
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それより赤レンガの水路橋、印象的ですね
維新以降凋落気味だった京都をよみがえらせた琵琶湖疎水?(琵琶湖疏水)。そのうちこのように表に出ている部分は全体の何割ぐらいあるのでしょうか
有名どころを、行こうと思っていける距離なのが、
羨ましい~
どのお寺も、THE京都を感じます。
東照宮、なるほどぉ家康ゆかりなんですね
水路閣、
これは見てみたい景色、昔の人は、
上手くつくったものですね(@_@)
一気に今朝は気温が下がりました。
秋から冬を楽しんでいきましょう~