京都市内方面から木津川流れ橋へは第二京阪道路の側道を行き、上津屋交差点を左折。
ほんの少し走り、「四季彩館」の標識に従って、左折します。
するとやわた流れ橋交流プラザ四季彩館がすぐ右手に見えてきます。
ここはいろいろな体験や宿泊・食事もできる施設ですが、時間が早いのでまだ空いていませんでした。
流れ橋を散策する人は駐車自由なので、こちらに車を止め、そこからは徒歩で木津川流れ橋に向かいます。
途中に深緑に赤い日の丸が書かれた看板発見。どこかで見たことがある色合い。
近づいてみると、日本遺産・日本茶800年歴史散歩の説明板でした。→
世界遺産は有名ですが、日本遺産もあるということを知らず、ネットで調べてみました。
世界遺産はユネスコが採択しますが、日本遺産は文化庁が認定。
どのようなものが認定されるのか、日本遺産のホームページから引用すると、
"「日本遺産」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定するものです。"
文化・伝統を認定するのではなくて、ストーリーというのがミソのようです。
日本遺産を巡ることにより、その文化や歴史が生き生きと見えてくるということなのでしょうか。
さて、日本茶歴史散歩ですが、実はこれまで何度も行ったやんたんもこのストーリーの一部となっています。
そして木津川、ここの河川敷にお茶畑ってありましたっけ??
とりあえず行ってみることにしました。
・・・ありました。
木津川左岸堤防から見下ろすと、正面に流れ橋、その手前両側にお茶畑が広がっています。
こんな感じで。
こちらの河川敷に広がる茶畑でとれるお茶は「浜茶」と呼ばれ、濃い緑になることで有名だそうです。
おもにてん茶(抹茶の原料)となるお茶を栽培しています。
寒冷紗を二重にかけることで、甘く優しい味わいになり、最高級の抹茶となるとのこと。
19世紀頃からお茶栽培がここで行われているそうですが、何度もここを通っていて、全く知りませんでした。
手前にあるヒャクニチソウとともに・・・
この道の右下に茶畑が広がります。増水のときは大丈夫なんでしょうか。
両岸で育てられている・・・ということは右岸にもあったのでしょうか。
ありました!
小さい写真ですが、右手上に川、その少し左に茶畑が写っています。
(黒い寒冷紗があるところです)
府道281号線は、日本遺産 お茶の歴史と今を感じられる場所でした。
府道を行くシリーズ、第一回ではお茶の老舗上林の祖先の出身地を見学しましたが、第二回もお茶つながり。
なんだか、京都のお茶のストーリーをたどりたくなってきました・・・
さて、府道を行く・府道281号線、明日が最終回。
こちらで見られた花たちをご紹介する予定です。
のんびり眺めてくださったら嬉しいです~
【撮影:2021/9/5 京都府八幡市】
そうなんですよ。
以前は車の運転が超苦手だったんですが、たまたま去年の2月頃に新しい自分の車を買いました。
最近の車は運転しやすく、安全装置も付いているので良かったです。
おかげさまで、京都府内ではありますが、ちょっと離れた府道1号線もちゃんと行くことができました。
(さすがに今回の281号線、流れ橋のたもとに六角形の青い標識は見当たりませんた~)
運転には十分気を付けて、そのうち府道2号もチャレンジしますね!
私の場合は府道の走りつぶしではなく、一部分でも走ったらいいので、気楽に楽しめます^^
日本遺産、この看板は見たことがありましたが、何のことなのか投稿準備するまで知りませんでした^^;
説明を見ても難しくて・・・(笑)
皆さんハードルを上げてくださるので、次回は府道×日本茶の続きができるかどうか、頑張ります。
寒冷紗を駆けたり、日光の当たり具合をコントロールすることで美味しいお茶ができるのですね。
ものすごく昔、市のお茶まつりでお茶を作るところを見学させてもらいました。
今は機械化されていますが、昔はどれも手作業でs大変だったようです。
せっかくお茶つながりができたので、何とかその作戦でつながらないかなと模索中・・・
茶畑にネット、お抹茶になるんですね
知りませんでした。
秋の空って絵になりますね
とても素敵な映像にうっとりです。ご自分で
運転すると行動範囲広がりますよね~
自分の意思で好きなところに止まれるのが良いですよね止まって欲しいところに止まってくれないのは
イヤだわ、一人運転は最高です。!
流れ橋付近でその看板を見つけて良かったですね。
その辺はお茶の産地だったのですね。
なるほど、綺麗な茶畑が見えます。
寒冷紗を2重に掛けて、お抹茶用のお茶を作るのですか。
手間のかかることですね。
前回もお茶の話が出て来たので、うまく繋がったのは流石です。
府道を運転しながら、周りの景色や歴史を学ぶなつみかんさんは偉い!
こういうお話を聴かせて貰って、有難いです。
府道281号線の③を楽しみにしています。
ninbuさんでも日本遺産はご存じなかったのですね。
最初に緑色の看板を見たのはやんたんに行くための曲がり角でしたが、その後ここも含めて2か所。
制覇したくなってきました(笑)
最近自分で車であちこち行けるようになったので、また頑張ってレポートしますね!
寒冷紗は意外と知られていないのですね。
HCなどでも売っているので、皆さんご存じかと思っていました。
そんなに日光を遮るとは知りませんでしたし、なぜ色や甘みが増すかも知りませんでした。
ひとつの記事がきっかけで、皆さんにいろいろ教えていただけて本当に楽しいです。
お茶を巡る旅、実は近場にもう一か所あるようなんです。
ちょっと調べてまたそのうち行ってみますね!
日本茶検定!お茶処にすみながら、全然知りませんでした。
shuさんも興味の幅が広いですね~
折角なので、今からでも検定を受けられてはいかがでしょうか。
静岡の茶畑は行ったことはありませんが、新幹線からみると規模が宇治とは全然違ってすごく広いですね。
宇治、しかも宇治市内では、住宅地の一角がお茶畑になっていることが多く、お散歩しているとそこここで見られます。
どこも寒冷紗でおおわれるので、高級茶を少量作っておられるのでしょうね。
毎年シーズンになったらお茶摘みさん募集の張り紙が出て、チラシも配られるのですよ。
いずれ時間ができたら行ってみたいなと思っていますが、いつになることやら・・・
そうそう、よく本文をお読みくださいませ。
最終回は「府道281号線」です。
まだまだネタを仕込んでいる途中ですので、お楽しみに!
も~、そんなにハードルを上げないでくださいよ~
タイトル倒れで、中身はスカスカなのがすでにバレバレです(汗)
木津川沿いに茶畑があるのは私も初めて知りました。
でも昨日追加で載せた増水時の木津川の写真にも写っていましたし、ずっと同じような感じであったのでしょうね。
(これだけ増水しても冠水はしていませんでした)
最近は後継者がいない等で、近くのお茶畑をつぶして駐車場になったり、アパートができたりしています。
ここの伝統を守るためにも、是非ずっと続けていただきたいですね!
お茶といえは、上には黒い寒冷紗・・・
なるほど~あまり一般的ではなかったのですね。
またご紹介する機会があるかもしれませんが、ほかにもよしずで上から覆って藁を撒くやり方もあるようです。
寒冷紗はしいちゃんのお庭にもあったと思いますが、今日は台風に備えてお忙しいかも・・・
濃くて甘いお茶ができるということですが、どこで買えるのでしょうね。
べら棒にお高いかもしれませんが(笑)
文化庁が認定する日本遺産を私も初めて知りました。
綾鷹とお茶の老舗上林のコラボから始まり、日本遺産・日本茶歴史散歩の発見。
府道を行くシリーズのメインテーマは、京都のお茶の歴史散歩に決まりですね。
私もattsu1さんと同じで、畑をおおう謎の黒い幕“寒冷紗(かんれいしゃ)”
の意味が分からず、調べてみました。
お茶の大敵の霜を防ぐのが第一の目的だというのは寒冷紗の文字から納得です。
もう一つの目的は、茶葉の色と味わいに変化をもたらす葉緑素を増加させること。
寒冷紗が日光を遮る率は70~80%もあり、お茶は寒冷紗の下で光を求めて葉を開き、
葉緑素を増加させるのです。植物の持つ本能を利用しているわけですね。
茶栽培農家や家庭菜園などに詳しい人には常識かもしれませんが、素人から見ると
先人の知恵に、ただただ感心するばかりです。
ずいぶん昔の話ですが、お茶に興味があり日本茶検定のテキストを買って勉強したことがあります。
結局、検定は受けなかったのですが、宇治の茶畑の画像を見せていただき、当時のことを思い出しました。
また、静岡や鹿児島の茶畑も見学したことがりますが、宇治とは全く違う景色ですね。
日本茶800年の歴史散歩。とても興味があります。
機会がありましたら、茶摘みの風景なども見せていただけたら嬉しいです。
それから、府道を行く、明日が最終回ですか?
丹後地方の府道なども、いずれ歩かれますか?
再開を願っております。
おはようございます。
表題を読むとやはり街道をゆくを連想してしまいます。
女、司遼の府道をゆく!
ますます期待が高まります。(笑)
こんな場所に茶畑があありましたっけ?
黒い寒冷紗をかけているから抹茶だと分かりますね。
次回シリーズは
京都のお茶 探訪に決定ですね。
これはまた歴史ある茶畑なんですね(@_@)
知らないところを発見すると、ワクワクしますよね
知識の低い私は、黒い寒冷紗???
これなにでした。検索して分かりましたが、
こんな名前とは、今日の発見です^^;
美味しいお茶が出来るんでしょうねえ~