『おばちゃまは飛び入りスパイ』

byドロシー・ギルマン。柳沢由実子。集英社文庫。

ミセス・ポリファックスは６０代。娘、息子を一人前に育て上げ、夫に先立たれ・・・
ガーデンクラブの役員、病院のボランティアなどで毎日を忙しく暮らしている。が、ある日、
屋上でジュラニュームの鉢を出したとき、ここから落ちたら・・・との誘惑にとらわれた。
病院でみてもらったら軽いうつ傾向とのこと。毎日が平凡、もっとわくわくしたい、輝きたいと
心から思った。そして思いだしたのは、昔、こどものころ、自分はスパイになりたかった・・・
ミセス・ポリファックスは思いつくとすぐに行動を移す。ただちにワシントンの議員を訪ね、紹介状を
書いてもらい、CIAの本部に乗りこんだ。そうして偶然、CIAのカーティスに出会ってしまう。
カーティスはまるで映画のキャストを見染めるように、ミセス・ポリファクスをスパイに指名してしまう。
彼女はカーティスの指示どおり、メキシコに行き・・・誘拐されてしまうのだった・・・


本日のベル。

早朝、虫を探すベル。



ようやく冬用綿毛がぬけ・・・
夏用の毛に・・・生えそろったけど・・・
痩せて見えるのはいいけど・・・ちょっと艶がいまいち。もう若くはない・・・