byニコラス・サール。真崎義博訳。ハヤカワポケットミステリー。
ロイはインターネットの高齢者出会い系サイトで、元大学教授で資産家のベティと知り合い、
彼女の家に移り住む。彼は投資を持ちかけ、信用させ、金を自分の口座に振り込ませたところで
持ち逃げするといった詐欺を繰り返してきた、老齢の詐欺師だった。物語が進むにつれ、
1930年〜1940年代のナチス占領下にあったドイツで、ロイが犯罪に手を染め、身分を偽り、
他人になりすまして生き延びてきた過去が明らかになり・・・それはまたある地点でベティの過去と交差して・・・
さてある日のベルは。
散歩大好き。早く行こう。