監督 土井裕泰。脚本 野木亜紀子。出演 小栗旬、星野源、松重豊、梶芽衣子、宇崎竜童、市川美日子、日野正平
1984年、日本中を震撼させた未解決事件、グリコ・森永事件を素材にした小説『罪の声』をもとに映画化された。
父の亡き後、洋服屋を継いだ曽根は、京都で妻とちいさな娘とつつましくも幸せに暮らしていた。クリスマスも間近のある日、曽根は押し入れからカセットテープと古い手帳を見つける。なつかしい思いで彼はテープを聴いてみる。ところがそのテープから流れてきたのは30数年まえに起こって未解決の事件で犯行グループが使った脅迫電話の声だった。その声はまぎれもなく当時、5歳だった自分の声だった。父が?事件に関与しているのか、曽根は経緯を調べてはじめる。同じころ、大日新聞社の記者、阿久津は上司に言われ、この事件を調べて記事にするよう命じられる。
さて、別の日のベル。
日々何回も散歩に行きたがるベル。長かった夏がやっと終わって、いい気候になりますます元気にわがまになったベル。