Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

タミヤ1/35 M3A2ハーフトラックその9 & GMC 2.5t 6×6カーゴトラックその6

2025年02月15日 11時09分23秒 | プラモ(米軍車両)

カーゴトラックとハーフトラック、トラックコンビの続きです。

日本語カタカナだと同じトラックですが、英語で表記するとCARGO「TRUCK」と HALF「TRACK」。

微妙に一文字違います。荷物を載せて運ぶのはTRUCK、対して半装軌式はTRACK。

英語では履帯の事を一般名称として「TRACK」と呼ぶそうです。

広く軌道という意味なんですね。蛇足ですが所謂レール類の事をトラックと呼んだりもするのかどうか。

因みに陸上競技のトラックもこっちのTRACKなんですね。

以上、AFVオタクのどうでもいいトリビアでした(笑)。

ハーフトラックは2度目のドライブラシを実行しました。

いい感じのムラっ気になりました。

が、デカールを貼ると、

いい感じのムラっ気はほとんど隠れてしまいました(笑)。

一応、全体像。

ボンネット脇のジェリ缶ですが、キット付属のままだと持ち手が2本だったりちょっと形に難があるので、連合軍車両アクセサリーセットの中のジェリ缶パーツ(持ち手と注ぎ口)を移植しました。

アクセサリーセットのジェリ缶をそのまま使う手もありますが、ジェリ缶受けの部分と固定用ベルトのモールドを生かしたかったのでした。

調子に乗ってチッピングを行いました。

後から行うパステルウォッシングでマスクされる前提で少し派手めにチッピングしてます。

で、毎度おなじみパステルウォッシングを行いました。

パステルウォッシングも昨年の10月以来なので、すっかり感が狂ってしまいパステル粉、エナメル塗料、溶剤の混合比率がおかしくなってご覧の通りひどい有様となりました。

ま、でも、溶剤で湿らせた綿棒で拭き取れば良いだけではあるのですが・・・、

結局いつものながらの野蛮な状態に変わりはないようです(笑)。

同じ汚しでもなんとか少しだけでも垢抜けた感じにならへんのかな・・・ま、ここは初心に帰ってチッピングもウェザリングも納得出来るまで手を入れるしかおまへんわね。

フィギュアもあと7体は作らんとあかんし、まだまだ先は長い・・・。

作業中の写真を撮り忘れましたが、カーゴトラックの方も軽くドライブラシをかけてからデカールを貼りました。

写真ではよくわかりませんが、ボンネット上の誤爆防止識別ラウンデルが、少し斜めになってしまいました。

しっかり水抜きした後なので修正は不可。気が付かないフリで乗り切ります(笑)。

軽くチッピングも行いました。

荷台はフレーム以外は木製のようなので、あまり派手には出来ません。

小さなライト類の塗り分けではみ出しが目立ちますが、これくらいはウェザリングでわからなくなってしまうので気にしません。

こういうところがお気楽AFVの良いところ(笑)。

以上で今週はおしまい、次回に続きます。

以下、蛇足。

前々回の記事で少し触れたバレンタインですが、やっぱ買っちゃいました。

最近のキットはみんな車体下部が箱組式なんですね。

確かに高価なスライド金型使うより精密感を出しやすいんでしょうね。

↓特徴的なエンジンルーバーなどのパーツ。

パーツもあまり多くなくて、あっと言う間に組めそうではあります。

↓タミヤ安定の部分連結式履帯と足回りのパーツ。

サイドスカートで半分隠れちゃうのがもったない面白い構造のサスペンションです。

バレンタインって地味な車両ですが、なんと7000両も生産されていてイギリスの生産数No.1タンクだそうです。

そんなトリビアを聞かされると否応なく作りたくなります。トラックコンビがおわったらこれでしょうか(笑)。

予算的にタミヤキット以外には完全に手を出せなくなってしまいましたが、AFVに限って言えば最近はどうしても欲しくなるキットも少なくなってしまい購入意欲もかなり萎んでしまってます。

昨年あたりの制作ペースなら年間3~4点しか作れていないので、当面キットの新規購入はストップしといた方が良さそうではあります、が、・・・。


タミヤ1/35 GMC 2.5t 6×6カーゴトラックその5 & M3A2ハーフトラックその8

2025年02月07日 17時06分54秒 | プラモ(米軍車両)

毎回内容が薄くて申し訳ないですが、まずはカーゴトラックの続きから。

組み立てた後ではやり難いので、今の内にフロントウィンドウのワイパー拭き跡を作っておきます。

マステを貼って拭き跡のアタリをボールペンで描いてます。

厳密に描くのはしんど過ぎるので、かなりいい加減にやってます(汗)。

アタリを描いたら一旦剥がしてカッティングマット上でカットしました。

カットしたらフロントウィンドウに戻します。

もう片側も同じように処理したら溶剤で希釈したフラットアース(タミヤエナメル)を流します。

乾いたらマステを剥がして出来上がり。

マステの切り抜きを何度か失敗してやり直したりで、辛気臭くちょっとばかし時間のかかる作業です。

ボンネットとキャビンまわりを組み立てながら基本塗装を行いました。

わざわざ写真を載せるまでもないですが、ついでに荷台の組み立てました。

塗装しました。

だんだん形になってきたところですが、作業はM3ハーフトラックに移ります。

まずは前回記事の最後の写真を再掲載します。

装甲板にハシゴモールドの削り過ぎによる凹みが目立ってます。

この部分は一応防弾装甲板なので、このような射出成型のヒケのような部分があるとソフトスキン車両の薄い外板の撓みのように見えてしまうので修正する事にしました。

凹みにタミヤのラッカーパテを薄く盛りました。

パテの乾燥を待ってヤスリました。

塗装し直しました。筆ムラが醜いですが、凹みは目立たなくなりました。

基本塗装色にバフ(タミヤアクリル)を加えて少し明るく調色し、ドライブラシを実行しました。

写真に撮るとわかりにくい微妙な色ムラです。

いつもの通りのヘヴィーウェザリングを行うと益々わからなくなりそうですが、通過儀礼みたいなものなので・・・(笑)。

というところで今週も時間切れとなりました。

これもいつもの通りですがドライブラシを更にもう1回行った方が良いかどうかしばし時間を置いて考えます。


タミヤ1/35 M3A2ハーフトラックその7& GMC2.5t6×6カーゴトラックその4

2025年02月01日 12時02分31秒 | プラモ(米軍車両)

ハーフトラックトとカーゴトラックのドライバーフィギュアを塗装しました。

車体も組み上がらない段階でフィギュア塗装というのもなかなかしんどいですが、組み上げてからだと運転席に収まってくれないので意を決して塗装します。

ざっくり色を付けたところ。

やっぱ古い方のフィギュアは体も顔もデカイですね。

M1941フィールドジャッケットはダークイエローとカーキ(タミヤアクリル)を混色してみました。

2体それぞれ混色比率を変えて色味を変えたつもりだったのですが、写真に撮ると違いがなくなってしまいました(汗)。

米軍ユニホームの色については、車体のO.D.色以上になかなか決まり手が無くて難しいですが、Wikipediaなんかの画像を見ると色の振れ幅が随分大きくて適当で良いような気がして来ます。が、気になる人はしっかりリサーチするに越した事はないと思われます。

軍服 (第二次世界大戦の米陸軍) - Wikipedia

軍服 (第二次世界大戦の米陸軍) - Wikipedia

一応はっきり言っておきますが私はフィクションOK(大好き)適当派です(笑)。

M3ハーフトラックのフィギュアはたくさん付属してますが、やっぱりそれぞれ色味に変化を付けた方がいい感じになりそうですね。

ヘルメットを被せました。

墨入れを行いました。

どういう訳かウォッシングするとジャケットに随分ツヤが出てしまいました。

少しパステルを混ぜた方が良かったか?、フィギュアにはいつもパステルは混ぜてないんですけどね・・・。

でも、修正は面倒なのでこのまま行きます。

それぞれの持ち場に収まっていただきました。

この後の作業に鑑み両方とも動かないようにしっかり接着固定してしまいました。

カーゴトラックの運転手ですが、左腕のパーティングラインが処理仕切れてないですね、こんな段階で気づくとは・・・やっぱり体力=気力=集中力不足が否めないようです。

ご覧の通り運転席側面を接着してしまった後でちょっとやり難いですが、可能な範囲で行った方が良さそうですね。

あと、M3ハーフトラックについては前回の履帯の糸縛りのテンションが強すぎて歪になっていたのが気になったので、少し緩めにしばり直しました。

反対側はちょっと緩め過ぎたか?

アイドラー側のテンションをほんの少し強くした方が良いかもです。

微妙ではありますが、そこはやっぱAFVオタクの胆な部分だったりして(笑)。

が、今週の作業はここで時間切れとなりました。

ともかく進捗が遅くてたまらないので、いっそ作業過程の記事アップは止めにして完成写真だけの記事にしようかとも思いますが、そうすればそうしたで3ヶ月に1回か下手すれば半年に1回の記事更新になりそうでそれもちょっと・・・なのでありました(汗)。

そんなスローな制作ペースに屈する事なく、先日これを入手しました。

もう予算的にタミヤキットしか買えません。

こうなるとバレンタインも欲しくなってきます・・・近いうちに買っておこうっと(笑)。


タミヤ1/35 M3A2ハーフトラックその6 & GMC2.5t 6×6カーゴトラックその3

2025年01月25日 11時05分16秒 | プラモ(米軍車両)

まずはM3ハーフトラックの続き

フロントウィンドウのワイパーの拭き跡を付けました。

作業中の写真を撮り忘れてしまいましたが、拭き跡の形に切り取ったマステを貼り、溶剤で希釈したタミヤエナメル(今回はフラットアース)でウォッシングしてます。

マステの切り出しでなかなかいい形を作れず何度も失敗して時間がかかったのですが、エナメル塗料を薄めすぎてあまり目立たない事に・・・労力vs効果としてどうなの?という結果でありました(笑)。

ま、跳ね上げ式の装甲板の影に隠れてあまり目立たないと思われるので、このままで良しとしちゃいます。

 

完全組立後だと無理が生じるので今のうちに運転手のポーズをフィッティングさせてます。

ハンドルを持たせつつ腕の角度を決めるのはほんとにイライラ作業です。

たったこれだけですが、2時間くらい格闘していたような気がします。

 

銃座の装甲板の一部を切り離しました。

これでA2からA1への加工作業は終了です。

とりあえず仮止めしてみました。

 

で、ここからはカーゴトラックの続きになります。

エンジンの細部を塗り分けました。

こっちも運転手をフィッティングです。

M3ハーフトラックの運転手と違ってこちらは楽に腕の角度が決まりました。

M3と並行作業にしているのはフィギュアをいっしょに塗装すれば手間が少し省けるという魂胆です。

キャビン部分を仮組しています。

側面のエンジンフードは開けた状態で作るつもりですが、真横から見ると向こう側が丸見えです・・・当たり前やね(笑)。

思ったよりスカスカに見えます・・・パイピングなんかを施すと見栄えが良くなるでしょうけど、どうしたものか?・・・でもたぶんやらないでしょうね(汗)。

そんなところで今週はここまででありました。例によって進みが超遅いです。

夜勤バイトの出撃日も30分程度でも作業時間を捻出しないとなかなか進みませんね(汗)。

 

そんなこんなですが、昨年末にこんなのを買っていました。

元々はマチルダを買おうと思ってたんですが、いろいろ眺めるうちに気が変わってしまいました。

このキット、元はMM36番目になる半世紀前のキットですが、多分21世紀になってからフィギュアを刷新しエッチングパーツとアルミ挽物の砲身を加えてMM297番目として再販されたキットであります。

ともかくアフリカ戦線仕様で作れるので、つい手を出してしまったという訳でした。

面白いのは当然古いフィギュアもそのまま付属していて、比較してみると、

ランナーのまま撮ってるので若干遠近感が付いてわかりにくですが、古いフィギュアの方は新しいものより3割がた大きいです。顔の大きさなんか2倍くらいありそう・・・。

で、いつ作るんだって・・・そりゃま、わかりまへんわ(笑)。


タミヤ1/35 M3A2ハーフトラック その5

2025年01月18日 13時06分26秒 | プラモ(米軍車両)

まずは車体下部裏側の細部を大まかに塗り分けました。

前輪のリーフスプリングをダークアイアン、排気管をいつもの履帯色、転輪ゴムはNATOブラックです。

実車写真を見るとスプロケットとアイドラーは肉抜き穴がたくさん開いてますがタミヤのキットはご覧の通り完璧に省略されてます。またスプロケットの歯の形状も全く違うように思えます。が、修正の難易度がめちゃ高いので知らないフリでこのまま進めます。

でも前輪はちゃんとステアリング出来るようになっていたりボールジョイント?の見た目などなかなかいい感じではあります。

↓YouTubeの資料映像

で、実はこのキットの最大の鬼門は側面のハシゴの削り取りではなく、この履帯。

実車の履帯もベルト式なので連結式はあり得ないのですが、材質が硬すぎてご覧のように浮き上がり処満載です。

また上の資料映像でもわかる通り履帯のセンターガイドの形状も実車とはまるで違っています。

センターガイドの形状変更は完璧に無理な相談なのでこれも知らんぷりって事にしておきましょうね〜(笑)。

とは言うものの躾けだけはちゃんとしとかないと完成時のグレード感が全くなくなってしまいます。

が、これまたなかなか曲者で手元の瞬着では履帯の弾力が超強力でくっ付きません。

写真はなんとかくっ付いてますが、1分もしない間に剥離してしまうのでありました。

そうなると相当な強硬手段に訴える必要があります。どうしたかと言うと糸で縛り上げる事にしました。

写真をわかりやすくするために車体から外して撮影しましたが、実際はご覧のように銅線を使って履帯の反発を抑えた状態で裁縫針を使って糸を履帯の穴に通しスプロケットやアイドラーを縛り上げました。

第1転輪と第4転輪以外は全て縛り上げて、こんな感じになりました。

ちょっとテンション掛け過ぎのようにも見えますが、車体を乗っけてみるとちょうど良さげに見えます。

車体は2度塗りを実行してますが、筆ムラが凄いです(笑)。ま、ドライブラシもかけるつもりだし、毎度のコテコテウェザリングで気にならなくなると思われます(汗)。

車体後部ドアの取っ手のモールドは車体側面の取っ手に合わせてホチキスの針で作り直しました。

履帯の躾けに時間がかかり過ぎましたが、青息吐息でここまで出来ました。

車体色は前回から更に調色を繰り返し試行錯誤しましたが、なかなか思うようになってくれません。

結果的に緑の強い色になってます。

一応下記の色を混ぜ合わせました。全てタミヤアクリルです。

オリーブドラブ+NATOブラウン+フラットアース+オリーブグリーン

最後のオリーブグリーンは茶が強くなり過ぎたの調整するために加えましたが、フラットイエローの方が良かったかもしれません。混合比率はもうすっかり訳がわからなくなってます(汗)。

↓もうひとつYouTubeで拾った資料映像。

A1とA2の相違点については当ブログでも少し取り上げていますが、この映像を見ると実にいろんなタイプが映ってて何でも有りな気がしてしまいます。やっぱ米軍は現地独自改修が大好きなようです。

久々に本日のBGM

マイルス・デイビスの名盤1959年の録音です。

以前までマイルス・デイビスは気取り屋過ぎるところがあまり好きではなかったのですが、これを改めて聴き直して認識が変わってしまいました。

ポール・チェンバースやビル・エバンス他のメンバーの凄さもありますが、この時代のジャズ特有の「昭和な香り」がまったくしない、限りなく「今な音」なのでありました。

恐るべき先見性に富んだアルバムでありました。やっぱマイルス・デイビス、巨人と言われる訳だ。