Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

タミヤ1/35M113ACAV その8

2024年10月19日 10時17分12秒 | プラモ(米軍車両)
車内外の装備品を準備しました。
まずはベトナム名物のRPG避け金網を塗装しました。

塗装前の写真を撮り忘れてしまいましたが(汗)、このキットにはナイロンメッシュのパーツが付属してます。塗料の定着が心配だったので念の為メタルプライマーを塗ってから塗装しました。メタリックグレーとフラットブラックを混色してます(タミヤアクリル)。
網目がもう少し細かいとよりリアルなのですが丸めて取り付ければ気にならないでしょう。でも付属しているだけで有り難いので文句はありませんです、ハイ。

その他の装備品を手元のアクセサリーセットから適当に集めました。
適当に塗装してバシャっとウォッシングしてます。
車内に配置して接着固定しました。


さて、トリムベーンを開いた状態にしたのはこれを演りたかったのでした。

実際のこんな写真を見た明瞭な記憶はないのですが、ここを物置き替わりに使わない筈はないという絶対的な確信に取り憑かれてしまったのでした。それともいつかどこかで見た資料写真が潜在意識の奥底に刷り込まれていたのでしょうか(笑)。

そんなこんなで、あとは車体のウェザリングを残すのみ。
いつもの通りのパステルウォッシングです。
ベトナムの赤土をイメージして濃い茶色と少し濁った赤色のパステルを削りました。

削ったパステル粉は定着させるためにエナメル塗料と混ぜます。パステルの色をそのまま活かしたい時はクリアにフラットベースを混ぜてパステルを溶かしたりしますが、今回は発色をコントロールするためにフラットアース、レッドブラウン、ハルレッド(全てタミヤエナメル)を混ぜました。塗料の量は下の写真くらいの僅かな量です。

ピンボケが酷いですが溶剤で希釈してシャブシャブな状態にします。


車体にバシャっと流すように塗り付けます。
車体の側面などは上から下に向って筆を動かします。あとからいくらでも修正出来るのであまり神経質にならず大胆に行った方が良い結果になる事が多いと思います。

クドいと思われる部分は溶剤で湿らせた綿棒で拭き取ったり馴染ませたりです。
場合(場所)によっては色を濃くしたり薄くしたりしながらピンウォッシュを加えて変化を付けるのも面白いです。
が、今回は面倒臭くなってウォッシング1発でやめにしました(手抜き!)。
ほぼこれで完成とします。

もう少し細かいところを整えたり手を加えたくなると困るので完成記事と写真の垂れ流しは次回にいたしたいと思います。多分手は加えないと思いますが(汗💦)。

タミヤ1/35M113ACAV その7

2024年10月12日 11時29分10秒 | プラモ(米軍車両)
フィギュアがひと通り終了したので車体の仕上げに戻ります。
まず、サイドスカートの取り外し跡の汚れを付けました。

マスキングテープを貼ってベトナムの土色を意識してタミヤアクリルのレッドブラウンでドライブラシしましたが、基本色のオリーブドラブとの明度と彩度の違いが少なくてあまり目立たない感じなので更にバフを重ねてマステを外しました。
何故、基本塗装と同じアクリル塗料を使ったかと言うと、パステルウォッシングの際にエナメル塗料の溶剤で流れてしまうのを避けるためでした。やり直しの効かないリスクもありましたがなんとか上手く行ったような気がします。
基本色のドライブラシは面倒になって追加しませんでした(汗)。でも撮影時の光の当たり方次第で良さ気に見える事もあったりなのであとはウェザリング頼みです(笑)。

デカールを貼りました。デカール貼りは位置決めした後乾く迄は絶対手を触れない人も多いようですが、私は位置決めしたらすぐティッシュで水分を吸い取りソフターを塗って気泡を抜きながら押さえ付けてしまいます。

シルバリングも最小限で上手く貼れました。
水上浮航用のトリムベーンの内側に何やら白い部分がありますが押し出しピン跡の処理のためのパテ盛りです。この段階までは畳んだ普通の状態にするつもりだったので処理する必要はなかったのですが、ここに来てある思い付きにより開いた状態にする事にしたためです。そのせいでデカールを貼ってからパテ盛りするという泥縄ぶり(笑)。
で、トリムベーンを開く事にしたため急遽気になり始めたのがトリムベーンのステーというか開き止めのストッパーのような部分のディテール。
キットのママだとこんな感じ。

最初に発売された方の箱絵を見ると、

う〜~ん、見なかった事にしても良かったのですが、手が勝手に動き後先考えずパーツに穴を開けてしまいました。

こうなると最後までやり切るしかないやんか(汗)。
なんとか開けた穴を繋ぎながら削ってスリット状にしました。

あとは0.3mm厚プラ板と伸ばしランナーでディテールをデッチアップ。

取り付けてこんな感じになりました。

あと、車体後部のジェリ缶ですがキットのパーツはあまりに古臭いので連合軍車両アクセサリーセットのものを使い0.3mmプラ板で固定ベルトをダイソーの0.28mm銅線でバックルをでっち上げてます。
塗装して取り付けました。


こういうピンポイントの工作をしていつも感じるのはディテールの甘い部分は他にもあるのでなんかアンバランスな気がしてしまったり・・・もっとダメダメな履帯なんかどうなのよ・・・とか。履帯はAFVクラブから可動連結式のが発売されているのは知ってますが、なんか貧乏性な感情が先走り手を出す気がしないという矛盾ぶりでありました(汗)。

ま、それはさておき、工程が一段落するとどうしてもやりたくなるのが記念撮影(笑)。


てな感じでやってもやらなくてもどっちでも良いようなデッチアップに時間を取られてしまい、お楽しみのウェザリングまで進めませんでした(汗💦)。
そうそう、車内車外の装備品とその配置なんかも考えないといけません。

意外とやる事多いです。
こりゃまだまだ道は遠いかもね。
そんなこんなで次回に続きますとさ、どうなりますやら(笑)。
さて、今日はこれからピアノのレッスンを受けた後、ひと眠りしたら夜勤バイトに出撃です。

タミヤ1/35M113ACAV その6

2024年10月05日 00時18分06秒 | プラモ(米軍車両)
段々と過ごしやすい気温になりつつありますが、気温の変化に体が着いて行かないのはそういうお年頃だからっちゅうこっちゃね(笑)。

先にフィギュアを仕上げました。相変わらず下手クソです(汗)。

兵隊さんの一人はACAVに附属のフィギュアパーツを活用し、テンガロンハット(なんか懐かしい響き)?にタイガーリーフ迷彩とし、更に鹵獲したAK47を持ってもらいました。
コマンダーの脇に置いてあるのはジャンクボックスで見つけた無線機でそのままだとかなり寂しい車内の賑やかしにするつもりです。
ところでカラシニコフと黒人兵のM16にはちょっと変わったスリングの付け方を行ってみました。

どういう事かと言うと、普通のスリングの付け方だと肩に担いだ時に銃口は上を向きますが、その場合銃を構える時に一旦肩から降ろす必要があります。ところが銃口が下を向くように担げるようにすると肩から降ろさずに一瞬で構えることが出来るという訳で、そのために変則なスリングの付け方をしているのを何かの写真で見た事があったのでした。
ベトナムらしい変則処置ではありますが、作り方が超下手クソなこともあり説明してもよくわからないという・・・(汗💦)。

ここまで来るとどうしても仮搭乗させたくなります。

完成形が見えて来ましたが、車体の方はこれからが本番であります。
ご覧の通りムラっ気が全然足りないのでもう一度ドライブラシをかけるか、このままウェザリングで攻めて行くか考えつつ次週に続きます。

タミヤ1/35 M113ACAV その5

2024年09月29日 00時50分36秒 | プラモ(米軍車両)
今週の土日は有休消化で夜勤バイトはお休みとなりました。
なので苦手なフィギュアに意を決して手を着けることにしました。
しかし、ACAVのキットに付属のフィギュアは箱絵からしてこんな感じです。

ジオラマのない車両単体で置いておくにはちょっと臨戦態勢過ぎると言うか落ち着きがないと言うか・・・しかも組説のイラストときたら更に輪を掛けてやる気満々過ぎでかなり暑苦しい(笑)。
なので最初に出た方のキットのを使おうと思いました。
↓こっちの箱絵の方のです。
↓何度かブログの記事ネタにして来ましたが35年以上前に作ったのがまだ残ってたりします。

この時は兵隊さんが屋根に乗っている理由も知らず、自分の腕前すらわきまえずベトナム戦後の4色迷彩で塗装してたりで以前から絶対ベトナム仕様でリベンジしてやると思っていたのでした。
ま、それはともかく最大の問題は古いフィギュアを何処まで誤魔化せるかに尽きるのでありました。
そこで改修ポイントの探りを兼ねて、この間のシェリダンに付属の3Dスキャンフィギュアと比較してみました。
古い金型のフィギュアは手足が太く大きくて、顔もデカイです。
幼児体型とまでは言いませんが大昔の漫画のようです。
組説もそんなフィギュアを忠実にイラスト化していて今となっては笑いネタと化している?。

更に古い方のキットからフィギュアを流用することで問題がもうひとつ、古い方のキットはコマンダーキューポラに防弾鋼板の無いタイプなのでコマンダーも大らかに両肩両肘を張って威張っています。そのためACAVの装甲板の中に収まらなくなるのでした。

なので両肩の角度を変更して甘い脇を締め直しました。更に肩の角度を変更するとM2重機を操作する手首の角度も合わなくなるためこれも修正。
キットのママの状態と修正を加えた状態の比較です。

肩と手首の修正ついでに別パーツになっている首の接着角度も調整し、より重要な点としてヘルメットと顔の間を彫刻刀で彫り込み首周りも少し削って可能な範囲で細くしましたが僅かな違いしか作れていません(汗)。そこはまた後で考えるか、ひとまず放置で(笑)、
↓ポーズのフィッティング確認。

片側の装甲板を外さないとうまく搭乗出来ませんでしたがなんとか収まってくれました。

首の角度を調整したのはご覧の通り体をかなり横向きにしないとうまく入らないので体は横向きでも顔はある程度前に向けさせたいためでした。
あとポーズ自体は変更しないその他のフィギュアも大き過ぎる顔や手足をなんとかしたいのですが、フィギュア整形の技に乏しい私には限られたことしか出来ないため修正は以下の点だけとなります。
首を可能な限り細く削る。
ブーツの足首を細くする。
戦闘服の袖や裾を彫り込む。
隙間をパテで埋める(古いフィギュアなのでパーツとパーツの間に盛大な隙間が出来ます)。
↓わかりにくいですが加工前と、加工後の比較です。

塗装してどの程度の違いが出来るのか過度な期待は禁物となります(笑)。

車体の方は更にもう1回ドライブラシを加えました。

が、前回からの相違はあまり感じられません(汗!
でも履帯だけはキチンと躾けておきました。
この緩みの躾だけはAFVオタクとして絶対に譲れないところです(笑)。

フィギュアを仮配置してみました。
フィギュアを先に仕上げるか、はたまた車体のウェザリングか?、てな感じで来週(時間的に既に今週となりましたが・・・)に続きます。

タミヤ1/35 M113ACAV その4

2024年09月20日 17時16分56秒 | プラモ(米軍車両)
車体の基本塗装を行いました。

タミヤアクリルのオリーブドラブを瓶生にてベタ塗りで3回ほど繰り返した後にいつものように基本色のオリーブドラブにフラットイエローを加え少し明るく調色してドライブラシを行いました。
もう少し色ムラを強調したいので、1週置いてから再度ドライブラシを繰り返します。

履帯も塗装しました。
履帯は昔懐かしい焼き止め式。裏側はセンターガイド以外のモールドが何もなく時代を感じさせてくれます。こういうパーツは再販時にアップグレードすれば売り上げも多少伸びるような気がしなくもないですが、どうなんでしょうね。
表側はゴムブロック部をNATOブラックで塗り分け裏側は転輪との接触部分をクロームシルバーでドライブラシしてます。

サイドスカートは外した状態になるので外した後のボルト穴と思しき小さな穴をピンバイスで開けています。
定番の加工ですね。

さて次回はいよいよフィギュアに手を付けますか。
大した事は出来ませんが、どうなりますやら。