毎度の弾丸出張と違い今回は時間がたっぷり余ってしまったので、ちょっと大宰府に立ち寄ってみた。
有名な太鼓橋を渡る、平日だからか聞こえてくるのは中国語と韓国語ばかりだったり。
思ってたよりこじんまりとしていた。
天満宮のとなりにあった九州国立博物館に入ってみた。
丘の斜面に建てられているので入り口から長いエスカレーター、でその次は壁面にレインボーに動く照明が派手なこれまた長い通路が・・・博物館本来の目的からはちょっとやり過ぎな演出のような気が・・・。
それはそれとして、たまたまやってた企画展では縄文時代から近世に至るさまざまな出土品や歴史資料が展示され、そこそこに見応えがあった。関東圏とは比較にならない歴史の厚みを感じることができた。
これまたたまたま立ち寄った博多駅ビルの中の某大型書店で見つけてしまった吉本隆明の著作。
彼自身が主宰していた雑誌に30年間連載されていたライフワークと呼ぶにふさわしい論考である。不覚にも単行本になっていたのを知らずにいたのだ。上下2段にびっしり組まれた活字が500ページ超えしかも8000円!という値段を見て瞬間ためらったのちに衝動買い。知る人ぞ知る大論考なので発行部数を増やしてもうちょい安くすることができなかったのかなぁ~と・・・2008年発行の初版本であった。
さてさて読み込むのに何年かかることやら。