Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

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ハンドレページ・ヘラクレス

2020年07月13日 01時13分05秒 | プラモ(空もの)
今まで何度も仕事上の危機、会社の危機を潜って来たけれど、今度の危機はほんまに乗り越えられるんやろかとプレッシャー満載の今日この頃。
対金融機関トークとしては、全部コロナのせいに出来なくもないのでまだマシと考えるしかないとか・・・。
少なからず影響受けてるのは間違いないからね。でも本当の影響はまだこれからという悪い予感が・・・。
ってことで毎度おなじみ逃避の時間でございます。

表題の「ヘラクレス」ですが、飛行機の名前でございます。
Wikipediaによるとイギリスのインペリアル航空(こりゃまたアニメチックな名前の会社やね)が1930年代に運用した旅客機で、
「ヘラクレス」は機種名ではなく固有の機体名称だそうです。機種名は「H.P.42」という味も素っ気もない名前、H.P.はメーカーのイニシャルだし「ハンドレページ42型」というただの型番。
なんでも8機ほど製造されたようでみんな「ヘレナ」とか「ハンニバル」とかギリシャ神話にちなんだ名前がついていたそうです。
でも、スリムな外見とは裏腹に最大速度は190~200Km/h、巡航速度だと150Km~160Km/hという・・・こりゃ新幹線開業前に東海道線を走ってた電車特急の「こだま」並みのスピード。
まぁ~複葉機だし、420馬力~500馬力のエンジンが四発、合計しても1680~2000馬力なので第二次大戦後半の単発戦闘機と同じ出力なんでそんなもんでしょうか。
それはともかく、とってもロマンティックな形状をしとります。魔女の宅急便のオープニング、ユーミンの歌をバックに旅立つキキとすれ違ったあの飛行機でございます。
さすが宮崎駿先生、世界観ドンピシャの素晴らしい選択されてます。

で、そんな前置きを汚すようななんだかとてもショボイ仕上がり・・・細かいワイヤー類を延ばしランナーなんかで一生懸命追加してみたんですが、
あんまり効果的に見えません・・・私の腕じゃこんなもんでしょうか。









エンジンの排気管があさっての方向向いてるので暇見て手直ししようと思います。
30数年来の積みプラ在庫処理なので、デカールも若干変色が・・・。
Airfixってフランスのメーカーだったんですね。
古いキットって事もあるけど輸入キットはパーツの擦り合わせに苦労します。
でもこのキット程度で根を上げてるとマニアな人たちに笑われちゃいますね。
やっぱタミヤは偉大ってことで。

検索するとネット上には実機写真がいっぱいありました。


↓主翼の前縁スラットってこの頃からあったんですね・


やっぱロマンティックやね~、この形。

当時にしては珍しいカラー写真も。あとからの着色?


当時の航空会社のポスターと思われるこんなのも。相当な鳴り物入りの登場だったと想像されます。