Junky Monologue

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ノンストック展示会2023 その1

2023年11月19日 12時18分22秒 | プラモ(その他)
クラキンさんが副会長を務めていらっしゃる模型サークル「ノンストック」の展示会に今年もゲスト参加させていただきました。
会員メンバーさん達とゲストの方々の力作が勢揃いする中、何と言っても今回の目玉はクラキンさんの作品群。
正直なところ、クラキンさんの作品を直に見ると言うのが今回の目的と言ってもいいくらいなのです。
なので、さっそくクラキンさんの作品から。
因みに今回のテーマは映画やアニメに登場したものたち。

まずは「空軍大戦略」

全て1/48で統一されています。
クラキンさんらしい拘りが右下のBf109、機首の形状が少し違います。
これは映画の撮影に実際に使用されたスペイン空軍の機体をモデル化したものなので、エンジンがダイムラーベンツからスペインのイスパノスイザに換装された機体なのでした。
フィギュアがまた凝ってます。

はっきり言って私の1/35フィギュアより格段に良く作り込まれています。

次は「トラ・トラ・トラ」。

作品自体は旧作ですが、展示の演出方法がクラキンさんらしさに溢れています。

続いて「メンフィスベル」からB-17F。

マーキング類は映画に登場したものずばりではなくストーリーのモデルになった実在した機体だそうです。

「フォードvsフェラーリ」からフォードGT40。

小学生の頃、ルマン24時間と言えばこのクルマでした。

「ライトスタッフ」からベルX-1。


「翼よ、あれがパリの灯だ」スピリットオブセントルイス。

ちゃんとリンドバーグのフィギュアも。
史実に対するリスペクトがクラキンさんらしいです。
単発機としては意外に大きな機体である事に気付きました。

史実へのリスペクトと言えば、忘れちゃいけないアメリア・イアハート。

フィギュアが苦手とおっしゃる割りに何気に超絶改造が施されているのがさすがです。
機体の方もスジ彫りやリベッティングやパテ盛り整形など超絶技がてんこ盛りです。

そして、数ある作品の中で特別な異彩を放っていたのがコレ!。

無声映画の名作「メトロポリス」からアンドロイド・マリア。
ゴールド塗装に見えていますが、実際はブラックの下地にシルバーで塗装し、クリアイエローを重ねているそうです。
この奥深いニュアンスはとても写真では伝えられません。
塗装の技法だけでなく自作されている展示台のデザインと電飾演出にクラキンさんのセンスと年季を感じます。

アンドロイド・マリア同様の塗装手法で仕上げられた鉄人28号。

これはシルバーの上にクリアブルーを重ねているそうです。このような技法をキャンディーペイントと呼ぶそうです、エアブラシならではの技法です。

これも今回の目玉のひとつ、「ジュラシックパーク」Tレックス!。

雨に濡れた恐竜の皮膚や地面の質感表現など、参考にすべきところが満載です。

「Uボート」からノコギリ鮫のマーキングで有名なU-96。

ウェザリングが素晴らしいです。
セイル周りのアップ。


これは映画には関係なさそうですがレベルの戦略ミサイル原潜。

子供の頃、模型屋さんの店頭に飾られていたのをよだれを垂らしながら眺めていたのを思い出します。

これも直接は映画繋がりではないかもですが、E2Cホークアイ。

クラキンさんお得意のペラ電動飛行姿勢です。

最後はTレックス繋がりでタミヤの恐竜セットからトリケラトプス!。

これまた子供の頃から特別印象に残っていた恐竜でした。

たくさんの魅力的な作品を見せてくれたクラキンさんに感謝です。

さてもうひとつの見どころはやはりhajimeさんの作品。

ここ最近はフィギュアに凝られていらっしゃって兵隊さん満載で見応えが凄いです。
一体一体表情まで丁寧に描き込まれています。


冬のアルデンヌ、M4シャーマン105mm砲搭載型。

ヘアスプレイを使った冬季迷彩が凄いですが、
やはりフィギュアに目を奪われます。

軍服のシワのひとつひとつまで神経が行き届いています。
神は細部に宿ると言いますが、まさしくそれを地で行く作品です。

もうひとつタミヤⅣ号D型とドイツ歩兵セット。
古いキットを見事にアップデイトしてしまうhajimeさんの魔法の塗装術が凄いです。
写真は撮影アングルを失敗してしまいフィギュアが見えにくくなってしまいました(汗)。

一応、最後に拙作はこんな具合に展示させてもらいました。

古いツクダホビーのナウシカを持ち込ませていただきました、作った当時のママの状態で積もり積もった埃だけ払わせて頂きました(笑)。
もう40年近い昔になるんですね。
あと、ほぼ完成したタミレリのクルセーダーⅢをブログ記事に先駆けて先行公開させてもらってます(笑)。

今回はここまでになりますが、後日余力があればその他の気になった作品を紹介させていただこうと思います。

今年もまた脳天気なゲスト参加をお許しくださったクラキンさんに感謝です。
楽しいひと時、ありがとうございました♪。