名古屋の日食

2009-07-22 | ◆Photo Diary

▲雲フィルターのみで撮った写真-当然危険です!(苦笑) AM10:45

期待をしていた割りには、直前まで何の準備もしていなくて
まったくお粗末な撮影でした(苦笑)。

第一関門はお天気でしたが、これがまったくもって悲観的な状況でしたので
自分の期待に比例するだけの準備をする気持ちになれませんでした。
当日になってやっと空一面の曇天の中、時折差す雲間からの光に
かすかな希望を持ち、慌てて撮影の準備に入りました。
とはいっても、こんな状況で揃う減光フィルターは生活用品の中から探す
黒くて透けたモノしかなく、実際は役に立たないものばかりでした。
そんな中でも唯一使えたモノはサングラスのレンズで、
これも快晴だったらとても使えませんでした、
自然の薄曇りフィルター兼用だったから使えただけで、
結果的には曇り空が撮影に大きな味方をしてくれました。
その天気ですが、太陽は日食が始まる前から少しずつ
雲間から姿を見せてくれピークを過ぎる頃まで、
薄雲を通して観測が出来ました。


▲左上AM10:25からほぼピーク時近くの右下AM11:00

場所は空が見渡せる、いつもの河川敷まで出かけました。
ピーク時はもう少し暗くなるかと思いましたが、1/4とはいっても
やっぱり太陽の光は強く、気にしなければ分からないくらいの変化でした。
やはりその辺は、皆既日食でないとダメですね。
それでも、それまでうるさかったセミの鳴き声も一時止み、
河川敷は一瞬不思議な世界になっていました。

ピークを過ぎて少し経ってからは、太陽は厚い雲に入ってしまい、
日食はまったく観測できなくなってしまいましたが、
久々の大天文ショーを僅かながらでも見られたのは正直嬉しかったです。


▲それほど変化を感じられなかった明るさ ピーク時近くのAM11:00



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カルガモ六つ子とびとび日誌-5

2009-07-20 | ◆矢田川とびとび日誌

▲▼小さい方の六つ子はいつもの寝場所で休憩中でした



▲大きい方の六つ子は親と一緒に食事中

昨日も夕方近くに時間があったので、六つ子に会いに行ってきました。
最初は大きい方しか見つかりませんでしたが、いつもの寝場所をのぞいてみると
小さい六つ子はしっかりとご休憩中でした。
昨日はその後、食事中にある程度近付いて撮ることが出来ましたから、
一番未成熟な翼の部分がはっきり写せて、ちょっと満足…

ちなみに到着時に全く違う兄弟らしきカルガモ(しっかり大人になっていた)を
もう一組みつけましたが、今まで見かけなかったので
どこかから移動してきた兄弟だろうか??


▲そして、もう翼の形もしっかり整いいつでも飛び立てそう


▲▼一方、小さい六つ子の翼は羽の輪郭線も薄く、
  上の大きい六つ子とくらべると、翼の羽先(白い部分)が伸び切っていないのが分かる

▲翼は小さいが産毛が少なくなってきているので、成鳥になるのももう一息でしょう


▲左の写真は手前が大きいの六つ子、奥が小さい六つ子です


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抜け殻になりたい

2009-07-15 | ◆Photo Diary


名古屋の梅雨明け宣言はまだですが、今日は真夏そのもの、アツイ!!
セミを見習って10枚くらい殻を脱ぎ捨てたいけど、
いっそ、抜け殻になった方が楽かも…(苦笑)




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浅葉克己展-横浜へ

2009-07-13 | ◆Photo Diary

▲民主党鳩山さんからもお花が…


▲せっかっくの横浜でしたが外は歩かずでした

昨日は、卓球を通して親交のある浅葉克己さんの個展を見るために、
友人2人&犬1匹と友人の車で横浜までドライブ。
朝出発して昼に横浜へ着きましたが、デパートでの買い物後
個展を見て浅葉さんとお会いし、すぐに帰宅という
慌ただしい横浜往復ドライブでした。
個展会場ではポスター等の印刷物とは別に、
コンピューターでピンポン球の弾む音を演出する
卓球台も展示してあり、友人二人はこの作品?を使って
浅葉さんと短いゲームをしてきました。
会場の中での作品を使って卓球の試合が出来るのは、
卓球好きの浅葉さんならではの個展ですね(笑)。
ちなみに「周りの作品が気になって…」とは試合後の友人の弁でしたが、
確かに…(笑)



▲個展と同時イベントのトンパ文字書道教室


▲作品の卓球台を使っての浅葉さんと友人との試合



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カルガモ六つ子とびとび日誌-4

2009-07-12 | ◆矢田川とびとび日誌

▲手前が小さな六つ子親子、奥が大きな六つ子親子

昨日の朝、六つ子が見られなかったのが悔しくて、
もう一度夕方に、買い物を兼ねて今度はスクーターで行ってみた。
うん!やっぱり行った甲斐はありました。
いつもの場所で2組の六つ子はすぐに見つかりました。
ただ、大きくなった六つ子は割と近くまで来てくれるが、
小さい方の六つ子は相当用心深くて、なかなか近くで撮らせてくれない。
それでもカメラを通して見た目にも、
そろそろ頭、嘴は成鳥と変わらなくなってきている。
後は胴体がもう少し大きくなって羽の模様がしっかりしたら、
親と見分けが着かなくなるのも時間の問題でしょうね。


▲こちらは小さい六つ子、なかなか子ガモを近くで撮れない…


▲子ガモの胴体は結構大きくなってきている


▲こちらは大きな六つ子
 まだ親の方が少しだけ大きいが…この写真だともうどれが親だか分からない



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河川敷スケッチ7/11

2009-07-11 | ◆矢田川とびとび日誌

▲▼植物も季節に合わせて少しづつ風景を変化させています。



今日も早朝河川敷へカルガモの六つ子観察に出かけましたが、
いつもの場所には1羽のカモもいませんでした。
どこかに姿を隠しているかと、草の茂みの中も注意深く探してみましたがまるで見つからず。
ちょっとガックリ来ましたが、気を取り直して、
夏に向かって変わりつつある小さな風景や、休憩中のカルガモ、
大きな獲物をゲットしたサギをスケッチ感覚で撮って来ました。


▲行儀の良いカルガモ、顔を洗うカルガモ、羽を立たせるカルガモ、
 よく見ていると表情豊かなカルガモの姿


▲大物の獲物をゲット! 飲込むのに少々苦戦中のコサギ



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六つ子のベッド-2

2009-07-07 | ◆矢田川とびとび日誌

▲子供達がおとなしく床に着くと、親はなぜか数分間別の場所へ移動


▲10分程して戻ってくると、今度はしっかりと見張りを始めた親鳥




▲甲羅干し?羽干しを兼ねてウトウトする六つ子達


▲ちょっと角度を変えてパチリ!これ以上は近付けません




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六つ子のベッド-1

2009-07-06 | ◆矢田川とびとび日誌

▲朝5:30頃ですが陽はもうこんなに高くなっています


▲すぐに朝日を浴びて泳ぐ六つ子を発見

最近は“矢田川とびとび日誌”が“六つ子とびとび日誌”に変わっています。
どこまで続けられるか分かりませんが、出来る限り追っかけてみます。

昨日、今日はゆっくり観察してみようと思い、朝早くに出かけ1時間以上観察してきました。
おかげで、子供達の寝場所も見つかり、仲良く並んで休む姿も撮影できました。

言葉で説明するより、画を見てもらった方が分かりやすいので
2回に分けて写真をアップします。


▲水から上がると、まだ羽も小さくヒナ体型なのがよく分かる それでも6/15の写真と比べると確実に一回り大きい


▲餌を捕りながら休息所へ向かう途中


▲上陸開始!


▲どうやらこの乾いた寝草の上が六つ子のベッドみたいです



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青空百景/剱岳 点の記

2009-07-02 | ◆空と映画とスタジアムと…


間違いなく山岳映画史上に残る名作だと思います。
山へ登られる方や、山の魅力が分かっている方でしたら
この立山連峰の美しい山々を、大スクリーンを通して観られるだけでも
十二分に幸せな時間を過ごせます。

話は、どんな時代のどんな場所にもいる、馬鹿上司の命令で、
命をかけて剱岳に登らさせられる哀れな?測量手達の物語です。

この陸軍の馬鹿上司と真摯に命令を遂行する測量手の関係を見ていると、
やがて困った指導者の下で悲惨な戦争に突入していく日本国民の姿や、
敗戦から復興していく逞しい日本人の縮図を見ているような気にさせられました。
ある意味善くも悪くも、20世紀の日本人の生真面目さが描かれているような作品です。

面白いのは、この作品自体がその流れを(生真面目さ)汲むように作られていて、
惜しみない人の汗と時間と、危険を代償に作られているのがよく分かります。
平地とは違い、ちょっとカメラ移動するのも大変ですし、過酷な自然、
すぐに変わる自然の中での撮影の苦労はたやすく想像出来ます。

演出は必要以上に過剰でなく、危険な場面でも、
安易に人を死なせるようなお涙頂戴もなく、
登頂に成功しても、バカ喜びする訳ではなく、
淡々と本分の仕事をまっとうするシーンに測量手魂を感じます。
そんなところが初登頂を“威信”や“権威”にしか感じられない、
陸軍馬鹿上司との人間性の違いを浮き上がらせているんじゃないでしょうか。

あとキャスティングもお見事で、それぞれの役者が見事にハマっていて、
特に案内人役の香川照之にとっては、代表作の一つになる作品じゃないでしょうか?
松田龍平はどんどん優作に似てきていますね~

とにかく200日以上かけて撮られた、日本の四季の美しい山(美味しいトコ撮り)は、
DVDのTV画面では伝わりません。
山好きな方は、ぜひ大スクリーンでご堪能ください。


劔岳 点の記 HPへ

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