ずいぶんとイトトンボ写真が続きました。
本当は睡蓮を撮りに行ったのに
結果はトンボ写真ばかりだったという…(笑)
まぁ、そんな事もありますね〜 (;^_^A
睡蓮は昨年と代わり映えしない出来で、
ちょっとがっかりでした…
前回はイトトンボの残酷な生態を撮り
アップしてしまいました…
それでもやっぱり
イトトンボの写真は魅力的です。
まぁ残酷と思うのは人間の勝手で、
自然界の摂理までは分かりません。
という事で、イトトンボは
やっぱり好きな被写体だし、
今後も間違いなく撮っていきます…
マクロレンズも使い始めた頃と比べれば、
ある程度使えるようにになってきました。
それでも絞りの設定は、
まだまだ難しいですね…
◉ 閲覧注意!! 残酷画像あり
前回イトトンボを撮ってから
10日ほどして、そろそろ睡蓮も撮影頃かと
再びフラリエに行ってきました…
案の定フラリエの睡蓮は
すっかり見頃になっていて、
やはりトンボも沢山居たし
池岸の近い距離でも撮れたので、
今回はマクロレンズも多用しました。
それで…今回驚かされたのは、
やっぱりお気に入りの
アオモンイトトンボと睡蓮を撮っていて、
何か大きなゴミが一緒に写り込むので
カメラのモニターで拡大してみると…!!
な、な、な、何と!!
イトトンボが共食いしてるじゃ
ありませんか… (汗)
あの繊細で美しいと思っていた
アオモンイトトンボが… (>_<)
帰ってネットで色々検索してみました…
雌カマキリが交尾後に
雄を食べる話は聞いていましたが、
雌イトトンボは交尾前に食べちゃうそうで、
それでも受精は可能とか…
それどころか交尾に関係なく
雄が小型のイトトンボを食べるケースも
あるそうで…訳が判りません… (u_u;)
※シオカラトンボも共食いが多いそうです
因みに雌カマキリが雄を食べるのは、
産まれる卵の数にしっかり変化が出る
(食べない雌に比べ卵の数が倍以上になる)と
研究結果が出ているそうです。
雌にとって雄は貴重な栄養に
なっているという事ですね…
▲ 日陰でのショウジョウトンボ
今日の写真は日本で一番赤いトンボ
“ショウジョウトンボ”です。
目玉・足も含め全身真っ赤なのに
分類上は正式な赤トンボ(アカネ科)には
入らないトンボだそうです…
フラリエの池で写真を撮っていると、
蓮の蕾に、ごく普通の格好でとまっていた
ショウジョウトンボが、
急に逆立ちをするような姿勢
( 腹部を上に向ける格好 )になりました…
▲ ショウジョウトンボに直射日光が…
撮る方は、単純にポーズを変えてくれた…
ぐらいにしか思いませんでしたが、
帰ってグーグル先生に聞いてみると
トンボも直射日光が暑く、
日光が全身に当たるのを
防ぐためのポーズだそうです。
※太陽の方向に腹部末端を向ける
ただ、何だかその場しのぎだけの気がして、
「日陰にでも行けば…」と
トンボに突っ込みたくなるのは
野暮な話ですね… (^-^;)?
▲▼ シオカラトンボ
今日も前回に続いて蓮撮り時に
一緒に撮影したトンボの写真になります。
タイトルを漢字で書いて
ワザとややこしくしていますが、
単純にシオカラトンボと
ウチワヤンマの写真です… (^_^;)
植物や昆虫に限らず
知らない事が多いので、
写真を撮っていると「こりゃ何だ?」と
思うことが多々あります…
▲▼ ウチワヤンマ
今回もヤンマ風のトンボを撮ったら、
腹部末尾近くに小さな飛行機の
尾翼風のモノが付いていて調べると、
これが名前の由来で(尾翼じゃなくて)
団扇みたいだという事で、
ウチワヤンマと命名されたとか…
因みにシオカラトンボは
食べ物の“塩辛”とは関係なく、
腹部の白い部分が塩っぽく見える事から
そう呼ばれるようになったとか…
フラリエ庭園の睡蓮も
少しずつ花を咲かせ始めていました…
まだ種類も綺麗に開花した花も少なく、
この日の写真のお目当ては
アオモンイトトンボでした。
胸の美しい色と
繊細な全体のシルエットが好きで、
昨年はかなりのカット数を撮りました。
睡蓮も始まったばかりなので、
これからは睡蓮と一緒にイトトンボも
このブログに時々アップされると思います…
▲ ヤゴの抜け殻とイトトンボ
今回の写真はバックの水面が
暗いグレーだったので、
全体を明るめにするために
水面を青っぽくしたり、
全体の彩度・色相をレタッチで
加工してあります…
写真を毎週のように撮るようになって
少し気がついたことは、
気象とか条件が良いときの撮影は、
普通にキレイには撮れるけど、
あまり面白味の無い画になることが多いです…
逆に色々条件が悪いときの撮影は、
まるで駄目な事が多いのは当然ですが、
思わぬ画が撮れてビックリする事も
少なくありません…
もちろん腕があってこそですが
意外とハッとする瞬間が多いのは、
比較的条件が悪い状況の方じゃないかと
勝手に思っています…
ちょっと真面目に写真を
撮るようになって、
この夏でもう2年になります。
色んな被写体を色んな条件で
撮ってきましたが、雨の日の撮影は
ほとんどしていませんでした…
ちょうど梅雨の時期なので
重い腰を上げ、
午後から上がる雨の予報を見、
カッパを着て雨中の蓮の
初撮りに出かけてきました。
鶴舞公園の蓮は時期的に終盤のためか
時間が遅かったせいか、
咲いている花は皆ヨレヨレ状態でした…
それでも雨に濡れた蓮は、
形は崩れていても魅力的な被写体で
何枚かお気に入りカットが撮れました。
OLYMPUSのカメラは、
防塵防滴で雨に強いので
雨中撮影も増やしたいのですが、
撮影者自身の雨の苦手意識が
全くもってトホホです… (;^_^A
▲ 蓮とオオスカシバ
今日は蓮を撮っていた時に
偶然写り込んでくれた“海老もどき”の話です。
この蜂だか蝶だか蛾だか分からない昆虫は、
胴体と尾毛の形が海老っぽく見えます。
花を撮っていると時々見かけ、
以前にも何枚か撮った覚えがあり
古いフォルダーを調べると出てきました…
ただ前に撮った海老もどきは
羽がちゃんと蝶で、
今回のは羽が蜂のように透明
※です…
ネットで調べると両方とも蛾で
今回のは“
オオスカシバ”で、
前回のは“ホシホウジャク”という
蛾の一種でした。
※成虫になったオオスカシバは、
最初、鱗粉があって不透明だが
次第に落ちてしまい透明になるそうです
▲ ホシホウジャク
蛾はどうやっても大嫌いですが、
ただ、この蛾よくよく見ると両方とも
顔も吸蜜する姿も結構可愛く、
その容姿はポケモンに出てきそうで
ちょっと蛾の概念を変えてくれました…