▲建築家としての藤森照信氏のデビュー作品〈神長官守矢資料館〉
▲同じくその室内より
草津を後にして鳥居峠を越えて上田市へ下り、
白樺湖を経由してお昼に茅野市に着いた。
もう高速に乗れば瑞浪はすぐだけど、
GAKUさんに「どうする?」と聞くと、やっぱり行く前に話しておいた
「ツリーハウスを見て行く」と言うのでナビゲーションする。
メッサーを牽引していたので、専用駐車場より離れた広めの場所に車を止め、
先に〈神長官守矢資料館〉に寄る。
ここも上にあるツリーハウス(高過庵)も藤森照信氏のデザイン建築で、
個人的には今日本で一番面白い建築家です。
資料館を見学していると氏のポスターが貼ってあって、
偶然というかグッドタイミングというか、すぐ近くの茅野市美術館で
現在個展を開催中ということで、今度は僕の方が行きたくなって、
高過庵をそそくさと見終え、駅前の美術館に直行する。
▲▼一番マスコミを賑わし色んな雑誌に取り上げられた〈高過庵〉
▲これもお洒落な建築の茅野市民館(中に茅野市美術館)
美術館の駐車場に何とか車を止めると、早速美術館前の広場に
明らかに氏の作品と分かるモノが現れた。
〈空飛ぶ泥舟〉と名付けられた作品は、
個展を見に来た人々に一般公開されていた。
話を聞くと40分くらい後だったら見学出来るという事なので、
予約をして、館内の方を先に見に行く。
展示はアイデアスケッチやイメージモデル、他に素材の実物、
そして実際に建てられた建築は写真に解説が付けられ展示してあった。
やはり年月を経るごとに需要はどんどん増えていて、
最近建てられた作品は知らないモノが結構あった。
一通り作品を見終わると〈空飛ぶ泥舟〉見物の時間が近づいていたので、
再び庭の方へ出る。ちょうど降り始めたグループと入れ替わり
僕らもハシゴを昇り、入室する。
▲栗の様な茶室/一家に一室!!(笑)
▲窓越しに見える部屋が個展会場
中はやはり(高過庵)と同じく茶室になっていて、
奥に釜があり、真ん中のテーブルを挟んで6~7人は入れる造りだ。
思ったほど揺れも無く、話し込んでいれば、
ワイヤーで吊り下げられている事も忘れてしまいそうだ。
簡単な説明を聞いて10分居たか居ないかで下に降りる。
▲肝心な茶釜とテーブルの写真が無い!(苦笑)
▲やがて〈高過庵〉の隣へ移転されるそうです
これで二人の用は全て終わったので、心置き無く帰路につく。
結局なんやかんやと時間を使い、瑞浪に着いた時は日も沈んでいました。
いつもの飲み屋さんでお疲れさまの打ち上げをし、
濃厚な3泊4日の旅も無事終わりましたとさチャンチャン!!
▲本当に楽しい旅でした!皆様ありがとうございました!!
※ちなみに〈神長官守矢資料館〉と〈高過庵〉は当ブログ
2006年5月7・8日にも紹介しています。