青空百景/ショーシャンクの空に(DVD)

2009-05-18 | ◆空と映画とスタジアムと…


先日、割と感性の近い人のブログを読んでいて、BSで放映された
本作品が高評価で紹介されていたので、早速レンタルしてきて観てみました。

ストーリーは銀行員のアンディ(ティム・ロビンス)が
妻とその愛人殺しという冤罪で、
終身刑×2という刑を受けショーシャンク刑務所に投獄されてしまう。
生き地獄のような毎日の刑務所生活にもかかわらず、
同じ囚人のレッド(モーガン・フリーマン)との交流を通して、
アンディは儚いロウソクのような生きる希望の炎を大きくしていく…

この作品全然知りませんでした。
ちょっと調べてみたら1995年にフォレスト・ガンプとアカデミ-賞を
競った作品でしたが、興行的には完全にフォレスト・ガンプの影に隠れてしまい、
ビデオ化されてから遅れ馳せながらファンが増えていったそうです。
実際、この映画だけでHPを作っていらっしゃる方もいて、
結構ハマリ度の深い作品かと思います。

個人的には展開が面白くて、147分という決して短くない作品でしたが
終るのが惜しく感じる程引込まれて観ていました。
原作がステーヴン・キングで、今まで自分が観てきたキングのホラー作品とは、
かなり雰囲気が違っていたのでちょっと驚きました。
まっ、ホラーじゃないから一緒にする方が変ですが、
こんな小説も書いているんだと…単に知識不足か?!

生きていればだれでも一生の内数度は、
自分が不幸のどん底にいるように感じることがあると思いますが、
そんなときに観ると、とても気力をもらえる作品じゃないでしょうか?
たとえどんな理不尽な理由で地獄のような環境に置かれても、
希望の灯だけは消してはいけませんネ人は…
最後にアンディのちょっと気になる台詞がありましたので、書き出しておきます。
「希望は良いものだよ。多分一番のものだ。良いものは決してなくならないんだ。」



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ノリタケの森

2009-05-15 | ◆イロハにナゴヤ

▲中央奥のビルがJRタワーズ、その右がルーセントタワー



昨日、仕事を納品した後に名駅近くで友人とお茶をしていて、
“ノリタケの森”の話が出、そういえば一度行ってみたかった場所だったので迷わず直行。

ノリタケの森は名古屋駅からでも歩いて行けるくらいの距離で、
昔の工場跡地とレンガ造りの工場を利用して、
ショウルーム、ギャラリー、販売店そしてレストラン等の施設と公園が併設されています。
駐車料金以外は一部の施設をのぞいてお金が入りませんから、
近所にあったらちょくちょく遊びに行きたくなるような場所でした。
詳しくは“ノリタケの森”HPを参考にしてください。




▲ノリタケノ商品売場


▲▼窯と一緒に煙突の一部をモニュメントとして残してある




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09春の乗鞍岳一周-2

2009-05-13 | ◆山・ドライブ・散歩



▲(5)白樺峠から見る乗鞍連峰(11の山の連なりが乗鞍ですね)
 更に右奥には霞沢岳&前・奥穂高岳(写真右下)も見えます

今日は後半4ケ所のビューポイントを紹介してみます。
野麦峠を東に下り一度奈川木曽線へ出て、次にス-パ-林道に入ると
また高原に向かい高度をどんどん上げて行きます。
山桜やヤマブキが綺麗で快晴の春の日には最高のドライブコースです。
右下に小さくなった集落を見下ろしながら、しばらく走ると
いきなり大パノラマ仕様の乗鞍岳が姿を表わします。ここが(5)白樺峠です。
これまで富士山のような乗鞍ばかりを見ていたので、
角度が変わって、改めて乗鞍の山の連なりとそのワイドさに驚きます。
壮大なパノラマ風景に圧倒されながらも、次のポイントに向けて
また走りだすと、今度は綺麗な白樺の森が見えてきました。
ここが(6)乗鞍高原で、小さな池や湿地帯もあって、水芭蕉がそこら中で見られました。
数時間で回れる散策コースもあるので、
次はここだけに絞って遊びに来るのも良いか…


▲▼(6)乗鞍高原/街の中からいきなり来ると別世界の雰囲気ですね~


水芭蕉の池越しに乗鞍を撮り終え、次は白骨経由で平湯に向かいます。
本当は安房峠越えをしたかったんですが、道路は途中で遮断状態でした。
しかたなく平湯トンネルを抜け(7)平湯峠に着く。
それほど見晴らしが良い訳ではないが、数カット撮って直ぐに高山市に向かう。
この日は目的が違うので高山市街は避けて、最後の撮影ポイントの久々野へ向かう。
(8)ここは数年前にみつけた撮影ポイントで、白樺峠とはちょうど逆の位置にあたる方角で、
乗鞍岳の山のつらなりがここもよく分かる場所です。
本当ならまたR361を開田村に向かって完全な一周になるのですが、
同じ道を戻るのがイヤだったので、帰りはR41を使いました。ゴメンナサイ…


▲(7)近くに平湯大滝がありますが今回はパス


▲(8)正確には久々野とひだ朝日村の中間点?から



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09春の乗鞍岳一周-1

2009-05-12 | ◆山・ドライブ・散歩


コースは昨日書いた通りですが(上地図参照)、本日は開田の地蔵峠から
野麦峠までの4ケ所のビューポイントを紹介してみます。

(1)地蔵峠は本当は御嶽山のポイントで、乗鞍は山の先っちょしか
見られませんが一応ここをスタート地点にしてみます。
続いて(2)チャオスキ-場は乗鞍が独立峰であるかのように
見事に広がる裾野の山容が美しく、この角度で見る乗鞍が僕は好きです。
361号線からは寄り道になりますが、少しだけ足をのばしてみても
損はないポイントだと思います。


▲(1)開田高原(地蔵峠-旧道)より


▲(2)チャオ御嶽スノーリゾートより

次はまた、R361に戻り高根ダムまで走ると
トンネルを抜けた後に、野麦街道に入る標識が表れますので、
峠目指してR361を右折します。
しばらく走ると(3)小さな集落越し真正面にまた乗鞍が見えます。
ここもなかなか良いロケ-ションで好きな撮影ポイントの一つです。
さらに、深い谷を右下に見ながらどんどん高度を上げて行くと、
やがてあの有名な(4)野麦峠に着きます。
駐車場に車を停めると西側間近に真っ白な乗鞍(剣ケ峰)が見えます。
この辺はまだそこら中に残雪があり、空気もひんやりしていました。


▲▼(3)寺坂峠付近から


▲野麦街道も昔にくらべると格段に走りやすくなりました


▲野麦峠の池越しに見る乗鞍岳


▲野麦峠のお助け小屋を模した売店&食堂





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高原の遅い春

2009-05-11 | ◆山・ドライブ・散歩

▲開田高原(地蔵峠)/たまには趣をかえて展望台も入れて撮ってみました


▲開田高原/木曽馬の里にて



5月9日、久々に趣味(?)の長野へドライブに出かけました。
行き先はいろいろと迷いましたが、昨年の八ヶ岳一周に続き、
今年は乗鞍岳一周に決めました。
これで先回の“06秋の御嶽山一周”“08春の八ヶ岳一周”、そして今回の乗鞍岳一周と、
どこまで出来るか分かりませんが“ぐるっと一周”のシリーズ化も可能かも…(笑)

今回のコースは開田高原をスタートし、チャオスキ-場→野麦峠→乗鞍高原
→白骨温泉→平湯→高山→久々野と回ってみました。
天気にも恵まれ、それぞれの場所からきっちりと乗鞍岳が撮影できましたので、
まとまり次第アップします。

という事で、本日は高原で出会えた、少し遅い春の風景をアップしておきます。
場所によってはまだまだ日陰に雪が残っている場所も少なくなく、
湿地帯の水芭蕉や新緑と共に山桜や八重桜も見られ、
今年2度目の花見が楽しめました。


▲今年2度目のお花見


▲▼乗鞍高原/白樺と水芭蕉の組合わせが何ともグー!!



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青空百景/グラン・トリノ

2009-05-03 | ◆空と映画とスタジアムと…


くそ~っ!!
かっこ良すぎるぞ!老いぼれダーティハリー!!

な、何と!10ヶ月ぶりくらいの久々の映画館でした…信じられません(自分)…
しかし、久しぶりに観る映画は、このブランクを一気に埋めてくれるような
素晴らしい感動作品で、改めて映画の魅力にノック・ダウンでした。

ストーリーは妻に先立たれ、離れて暮らす息子家族とは
昔気質の頑固さゆえに気を許しあえず、
白人には見放されつつある地で孤独な生活を送る
ウルトラ偏見ジジイ(コワルスキー)と、隣のアジア系移民家族との関係を、
移民同族のチンピラ集団を絡めながら描いてゆきます。
(アメリカ映画だけど、話は日本の仁侠道やヤクザモノに近いかも?)
この偏見頑固ジジイの会話と反応が面白くて、
終盤までけっこうクスクス笑わせてくれるシーンもありますが、
隣人に対するチンピラ集団の悪行はどんどんエスカレートしていき、
ストーリーはイッキに佳境に突入して行きます。
愛すべき隣人を地獄に陥れたチンピラどもに対して
コワルスキーがとった手段は…

全然、事前情報無しで観に行きました。
イーストウッドの監督作品はこれまで、たいていツボにハマっていましたから、
間違いは無いと思っていましたが、
いえいえそれどころか、これは名作です。ホント!!
「監督作品一番のヒット作」というコピーに全く偽りはありませんでした。
ただイーストウッドも、これが最後の主演作とかいわれていますが
この老いた渋いキャラクターはイーストウッドならではのキャラで、
これでおしまいにしてしまうにはあまりにも勿体ない…



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