先日、割と感性の近い人のブログを読んでいて、BSで放映された
本作品が高評価で紹介されていたので、早速レンタルしてきて観てみました。
ストーリーは銀行員のアンディ(ティム・ロビンス)が
妻とその愛人殺しという冤罪で、
終身刑×2という刑を受けショーシャンク刑務所に投獄されてしまう。
生き地獄のような毎日の刑務所生活にもかかわらず、
同じ囚人のレッド(モーガン・フリーマン)との交流を通して、
アンディは儚いロウソクのような生きる希望の炎を大きくしていく…
この作品全然知りませんでした。
ちょっと調べてみたら1995年にフォレスト・ガンプとアカデミ-賞を
競った作品でしたが、興行的には完全にフォレスト・ガンプの影に隠れてしまい、
ビデオ化されてから遅れ馳せながらファンが増えていったそうです。
実際、この映画だけでHPを作っていらっしゃる方もいて、
結構ハマリ度の深い作品かと思います。
個人的には展開が面白くて、147分という決して短くない作品でしたが
終るのが惜しく感じる程引込まれて観ていました。
原作がステーヴン・キングで、今まで自分が観てきたキングのホラー作品とは、
かなり雰囲気が違っていたのでちょっと驚きました。
まっ、ホラーじゃないから一緒にする方が変ですが、
こんな小説も書いているんだと…単に知識不足か?!
生きていればだれでも一生の内数度は、
自分が不幸のどん底にいるように感じることがあると思いますが、
そんなときに観ると、とても気力をもらえる作品じゃないでしょうか?
たとえどんな理不尽な理由で地獄のような環境に置かれても、
希望の灯だけは消してはいけませんネ人は…
最後にアンディのちょっと気になる台詞がありましたので、書き出しておきます。
「希望は良いものだよ。多分一番のものだ。良いものは決してなくならないんだ。」