
毎日暑くてウンザリですが、
久しぶりに名城散歩に行ってきました。
行く前は城内だけの散歩と
ガチョウの様子を見て帰ろうと思っていましたが、
いざ名城公園に着くと久しぶりなので、
やっぱりしっかり歩きたくなりました。
名城公園にスクーターを停めて、お堀周りを歩き始めましたが、
昨日はコブハクチョウ以外は、
カモもアオサギも姿は見られませんでした。
さすがにこの猛暑に皆、
日陰かどこかに姿を隠しているようです。
(そういえばホシハジロも見なかった…)
容赦なく照りつける日差しと、
暑さを一段と高めるセミの鳴き声を聞きながらも、
お堀の周りを歩き続け、ガチョウの棲家に近づくと、
棲家の辺りでは草刈り除草作業が行われていて、
やっぱり一羽だけのままのガチョウは、
草刈り作業で棲家を追い出され、
ガアガアと鳴きながら不満げに
棲家の周りを泳いでいました。

ひょっとして草刈りの業者さんなら
何か知っているかもと、一人の作業員の人を捕まえ、
もう一羽はどうしたのか聞いてみました。
すると「どうも死んだようだよ…いつも餌やりに来ていた
おばさんが言っていた」と言われました。
作業員の人もそこまでしか分からないようだった。
どうして死んだのか?なぜ二羽とも姿を消していたのか?
疑問は色々と湧いてくるがどうしようもない…
ここを通る人々みんなに愛されていた
微笑ましい夫婦ガチョウだっただけに、
何とも寂しい結果になってしまった。
ただ、ガチョウの周りはカモやコサギ、
小鳥、鯉とあらゆる生き物たちが集まるコロニーのような
不思議な場所になっていて、これからは他の生き物たちと
楽しくやっていて欲しいと願うしかありません…
なんて思うのは、人間の勝手な思い入れですね。
