▲この線だけを操作して立体の面を造っていくが、
なかなか思い通りな曲面にはならない(^-^;)。
昨日は天気も悪かったし、出かける気分では無かったので、
ひたすら粘土細工じゃなくて、コンピュータの中で3D模型の形造り。
普段だと面倒くさくてあまりやりたくない作業だけど、
昨日は余計なことを考えたくなかったので、
ひたすらモニターに向かって精神集中!
▲車みたいに左右対称の物は、右側だけ造って左は反転コピーする。
大雑把に全体デザインを済ませていたので、
昨日は各パーツに分けて細かく造り込む。
分割してみると全体のバランスが少し気になるが
もう少しはこのまま続けてみよう…
嫌なことを考えたくないときには、
一心不乱に出来て結構楽しい作業だったかも。
と、ひたすら現実逃避の一日。
▲ボトムラインは立ち見でも10mくらいの近さで見られるのが嬉しい!
土曜の夜、久しぶりにコンサートに行ってきました。
場所は名古屋ボトムラインで、 たぶん日本最古(笑)の現役ロックバンド
“MOONRIDERS”の30周年記念コンサートでした。
そんなバンドは知らないという人の方が圧倒的に多いと思います。
ヒット曲もありませんし、ほとんどTVに出ることも無かったので
当然だと思います。
しかし、僕にとっては最もおつき合いの深いアーティストで、
作品を通して色んな物の見方を教えてくれ、楽しませてくれたバンドでした。
バンドとしてのパワーも凄いですが、6人の一人ひとりが
個性のある活動をしていて、アーティストの名前はあまり前面に出ませんが、
その活躍の場はソロアルバム、CM、サントラ、プロデュース、役者等
多くのシーンで多岐に渡ってされています。
とにかくアバンギャルドとポップと好奇心とシニカルの精神に少年の心を
足したような作品作りは、ハマる人にはたまらないアーティスト達です。
▲最近発行されたばかりの30周年記念誌とM.M.特集号
表紙の写真はもう20年位前の写真です(若い!)。
メンバーはもう皆50歳を越えてしまいました。
皆さん白髪の方が目立つおじさんばかりになってしまいましたが、
そのパワーの衰えは微塵も感じられないくらいの演奏でした。
2時間半近くをほとんど休み無く一気に突っ走り切りました。
カッコ良過ぎ~です!!
演奏曲の構成は、さすがに30年もやっていると
初期の頃の曲は全然ありませんでした。
節目のコンサートでしたから、アンコールで
初期の頃の作品を楽しみにしていましたが皆無でした。
ファン層も移り変わっているし、しょうがありませんね…
それでも印象に残ったのは、ドラムのかしぶち哲郎が
あがた森魚に送った曲で、ライダーズの曲ではないけど
大好きだった歌“砂丘”が、思いがけないところで聞けたことでしょうか。
大人を感じさせるムーンライダースも十分堪能出来ました。
お客さんは30~40代の方が中心だったと思います。
たぶん“マニア・マニエラ”“青空百景”のアルバム前後に
ファンになった方が多いんじゃないかと思います。
「Don't Trust Over Thirty」と30代を迎えたメンバーが
10年目のアルバムで歌っていたのが、ついこの間のような気がするが、
あれからの20年がこんなに早く過ぎ去ってしまったとは…
とは言っても40・50周年のコンサートも楽しみにしていたいし、
これからも我々の良き指針であって欲しいな…
ちなみに、ここのブログ・タイトルは
MOONRIDERS 8作目のアルバム“青空百景”から
お借りしています。
街の中を車で走っていると、ふっと見上げた鏡張りのビルが、
見事に青空と白い雲を写し込んでいて、
思わずベルギーの画家ルネ・マグリットの絵を
思い出してしまいました。
透けて見えるとは言いませんが、一瞬ビルの存在を
消してみせるような感じはしました。
ご存じの方も多いと思いますが、
マグリットは空と白い雲をモチーフにした作品が多かったですね。
そんなところから“マグリット・ビル”と命名してみました(^-^;)。
ルネ・マグリットはエッシャーと並んで
絵画の中に錯覚を持ち込み、新しい絵の面白さを
提案してみせた、20世紀を代表する画家の一人ですが、
僕にとっては子供の頃、絵を見る楽しさを教えててくれた
画家の一人でもありました。
マグリットの空はこちらへ…
▲山肌に植えられた四季桜。紅葉も少し見える。
▲モミジの紅をバックにアップで撮影。
土日と実家に帰っていたので、
ちょっと足を延ばして、四季桜で有名な小原村まで行ってきました。
以前(もう10年近く前かも)来た時より、
かなり木の数が増えていて、本格的に観光資源化しているようだ。
少し公園に車を止めて、山の中を散歩しながら写真を撮ってきました。
ちょうど時期が良かったのか、村中満開状態でした。
ただ、この時期の桜に珍しさを感じても、
何となく雪を連想してしまって、気分的には寒々としてしまう。
やはり秋は燃えるような紅葉の方がいいかな~
▲やっぱり桜には青空が似合うが、季節的な違和感はあります(笑)。