もう一つの“太陽の塔”

2010-05-10 | ◆気になるコト・モノ・ヒト

▲自然の風雨にさらされて美しくなるモノもあるが、これはどうなんでしょう?


▲左/完成直後と思われる神々しい顔 右/ご存知“太陽の塔”

1月に仕事で関わった観光ガイドの取材で、
日本モンキーパーク(犬山市)を訪れたときに見つけたんですが…
“見つけた”という表現は変かと思うが、岡本太郎のこんな大きな作品が
まさか、こんな身近な場所(本当に意外でした!)にあるなんて…
という驚きの気持ちで、そのときは少々興奮気味でした。
ほんと気分は「聞いてないよ~!!」で、
周りの芸術好きな人にその存在を聞いても
ほとんど「知らない」と言う人ばかりでした。

場所はモンキーパークの遊園地側より更に西側の小高い山の上にあり、
現在は山の下の入口が閉鎖されていて、完全に放置状態にされている。
園の人に話を聞くと、老朽化が進んで危険な為もう数年前から
立ち入り禁止なっているそうだ。
話を聞いていて更に驚きだったのは、
この塔は大阪万博の太陽の塔より1年早く造られていて、
この顔は明らかに万博の塔の原型か?!と思った事です。
幸いというか、たまたま今年(2010年)3~4月の数日間だけ
閉鎖が解除されるという話だったので、
ぜひ、その時もう一度来てその後紹介したかったのですが、
あいにく期間中の天候の悪さと忙しさが重なり、
結局その期間中には行けず終いで、紹介が遅れてしまいました。

この塔は展望台も兼ねていて、螺旋の階段を昇ると、犬山から名古屋まで
一望出来る展望タワーにもなっています。

数年前にメキシコで発見された岡本氏の巨大壁画は修復されて、
渋谷駅連絡通路に恒久設置された事を思うと、
片やこれほどの作品が放ったらかしのままで、ただ朽ちて行くのを
見ているのは忍びない気がしますね…

ネットでちょっと調べてみると、やはりその存在を知らなくて、
改めて驚きを持って紹介されている記事が多かったです。
遅れましたが作品名は“若い太陽の塔”だそうです。

下にリンクさせていただいたHPがよく調べてありましたので、
興味のある方はぜひ飛んでみてください。

〈若い太陽の塔〉記事


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春の河川敷の主役ヒバリ

2010-05-09 | ◆矢田川とびとび日誌

▲冠羽を逆立てて威嚇中


先週は長袖でしたが、今朝の河川敷は早朝でも半袖シャツ1枚で、
気持ちよく走れる気候になってきました。

河川敷に入るといつも通りヒバリのさえずりが迎えてくれます。
ヒバリはここでは年中居て、いつもさえずっているので
珍しい鳥ではありませんが、それでも春は産卵・子育ての季節だからか、
さえずりもひときわ元気です。
今朝は近くで自転車を止めてカメラを向けても気にする事なく、
機嫌良く?モデルになってくれたので、
小鳥の割には良いカットが撮れました。

カモ達は、先週は見られたコガモが今朝は姿が見えませんでした。
ようやく北へ帰って行ったのでしょうか。
他のカモ達はカルガモが数羽確認出来ただけで、子連れカルガモは
もう少し時間がかかりそうです。




▲巣を作る場所探し?


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河川敷スケッチ100502

2010-05-03 | ◆矢田川とびとび日誌

▲ここ数日早朝に沈む月が奇麗に見られた


▲河川敷コースの入口にある大樹越しに見る矢田川

忙しさと、天候・寒さを口実に河川敷行きをサボっていたら、
アッという間に5月に突入してしまった。
さすがにサボり過ぎかと猛省する…
やっとここに来て世間様と同じように連休が取れたので、
久しぶりの早朝自転車散歩に出かける。

連休に入って平年並みの気候を取り戻してくれたおかげで、
気持ちのよい朝の時間をようやく思い出す事が出来た。
(関係ないけど、今年は寒さの所為か花粉症に悩まされずに済み、
いつ以来か覚えのない、体調的には過ごしやすい春だった)




▲この河川敷の春の点描風景

河川敷の植物は当然ながら春後半といった雰囲気で、
どんどん盛りを過ぎて行く花と、新しく咲き誇る花に
春の移り変わる時間を感じる事が出来ました。

カモの群れは予想通り姿を消していたが、それでもまだ、
まばらながらコガモは残っていて、観察ゾーンではまだ10羽近くは居たと思う。
マガモも雄ばかり数羽と、そろそろ産卵の季節を迎えるはずの
カルガモはつがいではなく、単独で数羽しか見られなかったが
これからはつがいの数が増えるでしょうね…
今年も何家族のカルガモが誕生するか、今から楽しみです。

河の中でも、石の上で甲羅干しをする亀や
ばしゃばしゃと水音をたてる鯉達が春を主張する
昨日の河川敷でした。


▲カモの雄達はそろそろ換羽の季節




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