▲山に入るとヒンヤリした空気が心地よい…一部に気の早い紅葉も少々
今年も秋風の気持ちよい季節が訪れるとともに、
〈遠足倶楽部:気になるとこ行き隊〉より第3回秋のハイキングコース報告がありました。
最近はすっかり出不精になっていて、身体が気持ち悪くてしょうがなかったので、
少々、紅葉見物には早いとは思いながらも二つ返事で参加をお願いしました。
コースは江戸時代の五街道の一つで、
本州中部山間部を通過する〈中山道〉の中にある、藪原~奈良井間6kmほどの
鳥居峠越えコースです。
今年は例年より1名増えたオジサン達4名で7日朝、名古屋を車で出発し、
コース出発地点の旧宿場町〈薮原〉に午前10時過ぎに到着。
駅近くの駐車場に車を駐車し、10時半頃藪原から奈良井宿に向いスタート。
駐車場から家並みを抜け、少々坂を登るとすぐにコース入り口が見つかる、
山に入るとすぐに、空気がヒンヤリ感じられて気持ちいい。
それでもいきなり坂の連続は、運動不足の出不精男にはちょっと応えます。
ただ、峠越えですから、峠まで登っちゃえば後は下りという事で、
それほど苦にはなりませんでした。
というか、久しぶりの山の中を歩く感覚、
落ち葉の道を踏みしめる快感の方が勝っていました。
登りの時間も1時間少々という感じで、
久しぶりのハイキングには適度な距離だったと思います。
▲円山公園からは藪原の町並みも見下ろせます
▲円山公園には石碑やベンチ・テーブルもあります
すぐ隣には御嶽神社もあり
唐松林や雑木林を抜けて、峠の頂上付近に着くと白樺の木々も姿を現しました。
さすがに白樺を見ると、低山だけど山に来たぞという雰囲気は味わえます。
峠の頂き付近では藪原を見下ろす風景を楽しみ、
整備された公園(丸山公園)や神社(御嶽神社)もあって、
美味しい空気をおかずにそこで昼食をいただきました。
昼食休憩を終えて奈良井へ向かう道は下りばかりですので楽でしたが、
実際は坂が急だと膝や太ももに負担がかかり、それなりに気を使います。
でも、奈良井の町並みも見えてきて、
後は風景を楽しみながらの気楽な散歩気分での下山でした。
下り行程は約1時間半くらいです。
▲円山公園を過ぎるとすぐ巨大な栃の木群が現れます
そして鳥居峠に着くと奈良井の町並みも見えてきます
▲〈中の茶屋〉と言ってもただの休憩所です
快晴の日は気持ちよいですが、薄暗いとちょっと不気味かも…
奈良井に着いて驚いたのは、宿場町の規模が意外に大きかった事でした。
完全に観光地化していますが、妻籠や馬籠とはまた違った趣があります。
いつも国道19号を通るとき横目で眺めていただけで、
その実態を知らなかったのは、ちょっと情けなかったかなの気分です…
これは是非、他の訪れていない木曽路宿場巡りもしてみないといけませんね~
ちなみに帰りは宿場町を通り抜けた所にある奈良井駅より、
JR中央線で藪原駅へ戻り、再び車で名古屋へと帰宅しました。
お疲れさまでした!
という事で一足早やかったですが、今年も秋の散策を楽しむ事が出来ました。
皆様いろいろありがとうございました。
次回も楽しみにしてま~す。
▲奈良井宿は町の端から端までが結構長く、
ゆっくり見て回れば相当時間がかかりそう