昨日は 車椅子の方たちが あまりに多いのでびっくり
毎月行く中でも かなり多い方である
暑さに閉口しながら施設に付くと 申し訳ないが冷房が心地良かった
踊り マジック 歌唱とあるが 私はハーモニカで4曲伴奏して歌ってもらった
今回は 浜辺の歌 月の沙漠 影を慕いて そして さざんかの宿
持ち時間10分だけれども 施設の皆さんは楽しみにしておられる
百で満開寿音頭 にっこりファイト 河内おとこ節 炭坑節
ハーモニカの場合は 少し移動しながら 皆さんを見た私ながら演奏する
顔の表情や 口の動きを見ていると ああ参加していてくれるなと嬉しい
眼で挨拶しながらも 心を通わせる
始まる前と終わったあとに 皆さんの近くへ行く
楽しみにしているよとか 楽しかったよとか 有難うの声を聞く
歌うことによって 自分が参加している喜びがある
藤間喜千世師匠 助六桜 南部蝉しぐれ チャンチキおけさ
慰問は また それなりの楽しみ方が有ろう
盆踊りの披露なら 合わせて心の中で歌いながら 踊っているかもしれない
舞踊なら ああ きれいな姿 動きがあるものだと感心しているだろう
マジックはご夫婦で熱演
マジックの場合は これだけ多いと 後ろの方では変化が分りにくそうだ
この施設の難点は 集るスペースに大きな柱があって出演者が見え難い
歌の場合は ある程度 音楽が聞えると それなりに楽しめる
見る楽しみ 聞く楽しみ そして自分が歌う楽しみ
昨日のプログラムは その三要素が含まれていた
そして これがリハビリに取り組む意欲の増加になってくれれば良い
ハーモニカの話に戻ると この楽器は 持ち運びが容易で便利なものである
音色といえば どこか日本人の郷愁に触れるものでもあろう
添乗員時代も 毎回ツアーで披露したが 印象は強いらしく好評であった
ただ一本のハーモニカだと 半音がないので 曲が限定される
キーも標準のAかC どちらかで 高過ぎて 歌えない時もある
半音つきは 単音なのでベースが効かず 迫力に欠ける
童謡唱歌は このハーモニカに良く似合う
民謡に挑戦したいが キーボードなら出来るが 結構 難しい
そして 演歌にも曲によっては 合うものがある
さざんかの宿を 珍しく演奏してみた
皆さんも知っていて 歌いながら付いてくる
不倫の歌って 何故か哀しいものだ
演歌は日本のシャンソンと言う
馬鹿にしている人も目立つが 私もその一人だったが 今では好きになった
情を理解して その心を込めて歌うから 何か哀しくなることもある
施設の方は 私よりほとんどの方が年上
中には かなり以前に向こうへ行った 両親の姿とダブル方もいる
その方たちの笑顔を見たり 感謝の言葉を聴くと 私の心も洗われて行く
今日は 墨田のうたごえ こちらも元気と笑顔いっぱいの皆さんが待っている
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