短い東北の夏 今週は東北各地で夏まつりが開催され エネルギーが大爆発する
ここに掛ける情熱は 東北魂 人情や忍耐 人々が一体となって燃え昇華していくようだ
やがて静かな秋は訪れ 収穫を迎え 神々に豊穣の感謝を捧げるのだろう
青森ねぶたや 弘前ねぷた 仙台七夕など 全国からも観客が集まり 一緒にはじけて行く
ツアーの添乗でも私は各地の祭りに参加 仕事を離れても その勇壮な姿 絢爛豪華が眼に浮かぶ
日本の伝統 祭りの謂れや歴史も同時に学び取り 永久に子孫に伝承して行きたいものである
ねぶたや竿灯 能登のキリコ それぞれ姿は変わるが 灯りが幽玄でもある
人間は古来から 火 灯り について畏怖感を持ち それは信仰の対象にもなってきた
京都 化野の念仏寺の境内一面のローソクの灯り 現世と来世のゆらゆらと映し出しているようだ
ここから北前船に乗って 文化と共に北上して 能登のキリコになり根付いて行ったものと思う
更に北上した灯りの畏怖は 秋田の竿灯となり 祭りの姿に変わって行く
最終は 青森のねぶたとなって 人々の心に迫る
青森・ねぶた 8月2日から7日
青森のねぶたは 凱旋ねぶた 迫力ある武士像や勇士たちが 悪を許さず 土地を護るようである
周りには 勇壮な太鼓が並び 跳人=ハネト が ラッセララツセラと跳ね踊りエネルギーを発散させる
タスキや髪飾りに付けた鈴がしゃんしゃんと小気味良い 落ちた鈴を拾うとご利益があると言う
弘前 こちらは ねぷた と言う 出陣ねぷた 青森は横に拡がり周囲を睥睨するが 弘前は縦に大きい
どこか悲壮感もあり 武士像などの裏側は 美人画であり 郷土を護り出陣を見送ることでもあろう
掛け声も エンヤトーであり 響き渡るような声に 大太鼓が地にも心にも響いてくる
五所川原の立佞武多も高さは20mを超えるもので それは見るものを圧倒させる
その他 東北各地に 今週からお盆にかけて 祭りが開催され 地域の人を活気づける
やがて来る 豊穣 穏やかな秋を迎えて欲しいと 私は今は出かけることも無く心で祈るだけだ
仙台・七夕 8月6日から8日
八戸・三社大祭 8月1日から4日
秋田・竿灯 8月3日から6日
山形・花笠 8月5日から11日
今日は下町のうたごえ 亀戸会場での開催である
毎回100名内外の方が楽しみに集まってくる 私も多くの方と会い 歌声の伴奏が出来ることが感謝だ
私も 皆さんも うたごえは いつも豊穣の秋 そして 心は青春である
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