儚い夢を見た気分だった それは素晴らしい妖艶な美女の姿を目の前に見ていた
高まる歓びのときめきも確かに溢れていた
ドラゴンフルーツの 華麗なる花の姿 夜に咲いて 朝 日が高くなるにつれて あっという間に萎んだ
風に揺られながら 花弁も揺れ わずかに残るいのちで身を整えていた
しかし その花弁は やがて元に戻れず次第に中心部が見えないほど下がって行く
花全体が弱々しく揺れ 萎み 細長く だらりと伸ばして絶えた
あっという間の花の命である 数時間華麗に咲いて 私の前から消えて行った
その時の様子が バレエの瀕死の白鳥のようにも見えた
大きく手を振って悶え そして全体を折り曲げて やがて屈み 舞台に伏せて行ったあのステージ
朝から眠くてしようが無い 数時間は寝たはずだが 睡眠が浅かったのだろう
倦怠感にも似て もしかしたら あの花の美女が 私から精を奪っていったのか
午後には 介護施設に歌の訪問である 嬉しそうに椅子に座って私を待っている
心なしか声がかすむ あれっと思った
ある曲では伴奏するメロディをとちりそうになる 高齢者が歌うのには リズムが合わない時がある
その時 それにつられないようリードするのだが つい引き寄せられてしまう感じだ
帰ってきて パソコンに向かって ブログの皆さんのコメントを読む
読むだけで気力が無い すぐ居眠りになる
夕食を食べ テレビを見てもパソコンに向かっても 睡魔が邪魔する
まだ２０時だと言うのに 我慢が出来ずにベッドに入ってしまった
今朝は５時に目が覚めた なんと９時間も寝て ようやく いつもに戻った感じである
真夏の夜の夢 ドラゴンフルーツの美女の土産は 玉手箱では無く 睡魔であった
今朝のオシロイバナ これも夜咲いて 陽が高くなると萎む一日花 次々と咲く
ブログランキングに参加しています
ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります
コメントは伝言コーナーへもどうぞ！
(メルアドは入力しなくてもＯＫです)
アクセス
トータル
