韓国と日本の外交当局が1日、東京で局長級協議を開き、強制動員被害者や「慰安婦」問題など懸案について話し合ったが、意味ある進展はなかったものと見られる。

2021-04-03 06:48:50 | 歴史に照らして整合性を!

韓日外交部、局長級協議で懸案めぐる意見交換にも“足踏み状態”

登録:2021-04-02 00:06 修正:2021-04-02 20:03
 
5カ月ぶりに東京で対面会議
 
韓国と日本の外交当局が今月1日、東京で局長級協議を開き、強制動員被害者問題などの懸案について話し合ったが、意味ある進展はなかったものと見られる=NHKよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 韓国と日本の外交当局が1日、東京で局長級協議を開き、強制動員被害者や「慰安婦」問題など懸案について話し合ったが、意味ある進展はなかったものと見られる。

 日本を訪問中のイ・サンニョル外交部アジア太平洋局長は同日、船越健裕外務省アジア大洋州局長と東京都内のあるホテルで非公開会談を行った。局長級協議は今年1月のテレビ会議以来2カ月半ぶりで、直接会ったのは昨年10月以来5カ月ぶりだ。

 共同通信は韓日閣僚級協議について「元慰安婦訴訟など歴史問題で悪化した日韓関係の改善を模索するのが狙いだったが、平行線に終わった」と報道した。同通信は「日本政府が求めている受け入れ可能な解決策が韓国側から示されなかったものと見られる」と報じた。

 韓日外相会談に向けた協議が行われたかどうかも注目される。今月末に米国で韓日米外相会談が開催されるものと見られるが、韓日外相会談の開催はまだ不透明な状態だ。

キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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