イム理事長は「早急に憲政秩序を回復するとともに、民主主義が復元されることを、全国民と共に願う」として、「二度と分断状況を利用して民主主義を破壊する行為が再発しないようにしなければならない」

2025-01-24 08:12:23 | 韓国を知ろう
 

イム・ドンウォン元統一部長官

「北朝鮮との軍事衝突を誘導した内乱勢力…許せない」

登録:2025-01-23 01:01 修正:2025-01-23 08:43
 
「韓半島平和フォーラム」新年討論会 
「分断体制の弱点を利用 
民主主義を破壊しようとした」
 
 
イム・ドンウォン元統一部長官が昨年8月21日午前、ソウル中区の韓国プレスセンター国際会議場で行われた金大中生誕100周年フォーラム「荒波の朝鮮半島、大韓民国の道を問う」で基調演説をおこなっている=キム・ボンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社

 「韓半島平和フォーラム」のイム・ドンウォン名誉理事長(元統一部長官)は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領による12・3非常戒厳と内乱において「最も衝撃的なのは、内乱勢力が北朝鮮を挑発し、軍事的衝突を戒厳の大義名分にしようとしていたということ」だとして、「とうてい許せない」と批判した。

 イム・ドンウォン理事長は22日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)の「盧武鉉市民センター」で行われた韓半島平和フォーラムの新年討論会でのあいさつで、「大韓民国の安保と朝鮮半島の平和を守るべき政府が、分断体制の弱点を利用して民主主義を破壊しようとした」と指摘しつつ、このように述べた。

 イム理事長は「早急に憲政秩序を回復するとともに、民主主義が復元されることを、全国民と共に願う」として、「二度と分断状況を利用して民主主義を破壊する行為が再発しないようにしなければならない」と強調した。

 
 
「韓半島平和フォーラム」のイム・ドンウォン名誉理事長が22日午後、ソウル鍾路区の盧武鉉市民センターで行われた韓半島平和フォーラムの新年討論会であいさつしている=イ・ジェフン記者//ハンギョレ新聞社

 また「第2次トランプ政権」の発足については、「(米国の)トランプ大統領の帰還が世界秩序、特に朝鮮半島の秩序にどのような影響を及ぼすのか関心が高まっているが、変化は常に危機と機会の両面を持つ」とし、「私たちを取り囲む国際秩序の変化は重要だが、より重要なのは私たちがどのように対応するかだ」と強調した。そして「金大中(キム・デジュン)大統領がクリントン大統領を説得して朝鮮半島平和プロセスを推進したこと、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が朝米を仲裁して歴史的な朝米首脳会談を成功させたことが思い出される」とし、韓国の積極的な「対米説得外交」を求めた。

 イム・ドンウォン理事長は1991年12月の南北基本合意書と朝鮮半島非核化共同宣言、2000年の6・15南北共同宣言の実現に貢献した南北関係史の代表的な重鎮。同氏は1957年に陸軍士官学校を卒業後、軍人の道を歩んだ。最初の韓国軍現代化計画である「栗谷(ユルゴク)事業」の立案にかかわり、陸軍少将時代に起きた全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領による軍事クーデターの後に強制的に予備役に編入された。同氏は軍人時代に「民主国家における軍の役割」を研究するなど、軍の政治不介入を主張し、持論を堅持してきた。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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法の解釈と審判を担う法治のとりで、司法府の権威を無惨におとしめた夜が過ぎ、青年A氏は拘束の審判台に立たされる立場となった。一線を越えてしまった。

2025-01-23 10:45:18 | 韓国を知ろう
 

「尹大統領が闘うべき対象を正確に教えてくれた」

韓国の極右青年らの政治不信(1)

登録:2025-01-23 08:57 修正:2025-01-23 10:02
 
同調から暴動へ 極右の先鋒となった20~30代-上 
憲政秩序無視、一線を越える
 
 
内乱首謀容疑で逮捕された尹錫悦大統領が出席する中、拘束前被疑者尋問(令状実質審査)が行われた18日、ソウル麻浦区のソウル西部地裁で、尹大統領の支持者が裁判所の柵を越えようとしている=写真共同取材//ハンギョレ新聞社

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の拘束令状が発行された19日未明、ソウル西部地裁に乱入して暴動を起こし、現場で捕らえられた20代の青年A氏ら46人全員の拘束令状が21日に請求された。46人のうち、A氏と同じ20代は6人、30代は19人で、半数以上(54%)が青年だ。ソウル警察庁は、この日から順次、「彼らに対する拘束前被疑者尋問が行われるだろう」と説明した。法の解釈と審判を担う法治のとりで、司法府の権威を無惨におとしめた夜が過ぎ、青年A氏は拘束の審判台に立たされる立場となった。一線を越えてしまった。

 それから47日前、大統領尹錫悦は政治活動と市民の基本権全般を制限する非常戒厳を宣布し、戒厳軍は国会に乱入した。一線を越えて、立法機関の窓ガラスを粉々にした。それが原因で15日に逮捕される直前、大統領尹錫悦はある意味、青年A氏を思い浮かべながら語った。「青年たちが自由民主主義の大切さを本当に再認識するようになり、それに対する情熱を示してくださるのを見て…この国の未来には希望があると考えるようになりました」

 青年A氏と大統領はどのように出会い、憲政秩序の一線を越える例のない悲劇に至ったのか。ハンギョレは、尹大統領がソウル漢南洞(ハンナムドン)の官邸に隠れて逮捕状の執行を拒否していた時期に官邸の前に集まっていた青年の声を集中的に聞いた。その際にインタビューに応じる意思を明らかにした3人の青年に、今月7~8日と20日に各々1時間にわたりインタビューを実施した。登場する青年の名前は、本人の要請により、いずれも仮名。

■「極右」の世代交代

 「『高齢層の集会』対『若者の集会』、こんな風にレッテルを貼らないでほしい」。子育て中の平凡な主婦、イ・ジミンさん(33)は大統領支持者集会の性格について語った。尹大統領を支持する新自由連帯の集会は先月24日から、大統領官邸から300メートルあまり離れた国際ルター教会の前で行われてきた。以前は政治集会に参加したことはないというイ・ジミンさんは今月1日、尹大統領の「みなさんと共に最後まで闘う」というメッセージを見てから、ほぼ毎日官邸前に出かけた。「私たちが闘うべき対象が何者なのかを正確に教えてくださいました」

 依然として高齢層が大多数を占めるものの、2016~2017年の太極旗集会に比べて尹大統領支持集会に青年の占める割合は高まっている。主催者側の意図と実際の雰囲気が融合している。集会初期にチョン・グァンフン牧師が作った「清教徒霊性訓練院」の名が記されたチョッキを着た青年たちが、集会現場で道を案内したり間食を配ったりしている。反フェミニズム団体「新男性連帯」のペ・インギュ代表も、20~30代の男性に参加を呼びかけている。

 今月10日からは、司会者は完全に「青年」のみを舞台発言者として立たせている。13日には、集会は名前も「20~30尹錫悦弾劾無効」に変更された。舞台に立った青年たちは「これまでは年配の方々が闘ってくださったから、これからは私たちが闘う」として「世代交代」を誓った。発言者たちにはハンバーガーと「滅功棒」と呼ばれるペンライトが配られた。

 韓国ギャラップの調査では、尹大統領の弾劾に反対と答えた人の割合は20代で25%、30代では29%に達した。朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追直前の2016年12月の弾劾反対世論が2%(20代)にとどまったことと比べると、顕著な変化だ。内乱時の国会侵奪が生中継までされ、直観的な衝撃を与えたこと、戒厳布告令が基本権を侵害し、日常の侵奪と直結していたことを考慮すると、なおさら理解し難い。

 イ・ジミンさんは言う。「8年前は疎外感を抱きました。あの時は報道される話だけを信じて極限にまで追い込んだとすれば、今はユーチューバーも活性化しているし、もう少し客観的に現実が見られますからね」。すでに偏向し、汚染されている「制度圏報道」と、政界が語らない「オルタナティブな世界観」を、2025年の官邸前とソウル西部地裁前の青年は持っているということだ。(2に続く)

コ・ナリン、チョン・ボンビ、イム・ジェヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

「尹大統領が闘うべき対象を正確に教えてくれた」韓国の極右青年らの政治不信(2)

登録:2025-01-23 09:03 修正:2025-01-23 10:23
 
 
14日、ソウル龍山区漢南洞の国際ルター教会前で行われた「弾劾無効」集会の舞台に「20~30尹錫悦弾劾無効」と記された大きな横断幕が掲げられている=コ・ナリン記者//ハンギョレ新聞社

(1の続き)

■「全員が大統領の敵」

 「一つの法案、一つの事件ではなく、もっと大きな青写真があって、それを動かすコントロールタワーが見えてきたから、これは本当に闘わなければと思いました」。理工系大学を休学中のカン・サンヒョクさん(26)は、内乱以前は「政治に完全に無関心だった」と語った。内乱は、彼を世の中のことに「目覚めさせる」契機となった。グラウンドCなどの極右系のユーチューブチャンネル、弾劾訴追案全文、法案や主張を総合して結論を下したという。大韓民国を共産化しようとしている「敵」は明らかに存在し、彼ら、中国-政界-司法-メディアなどは「カルテル」を形成して一体化している。彼らを処断するためには市民の基本権さえ「留保されうる」と主張する。

 支持者集会の舞台に立った青年たちは、「もともとは政治に関心がなかったか左派だったが、非常戒厳宣布後、不正選挙や反国家勢力などに対して目覚めた」という、いわゆる「啓蒙令(戒厳令の発音と類似)」の告白を果てしなく繰り返した。大統領を批判するすべての人に付けられた「反国家勢力」というレッテル、けん制し合うよう設計された各憲法機関も「同じ穴のムジナ」だという言葉が、自分が目覚めた内容として主に言及された。尹大統領が就任以来用いてきた「反国家勢力」と「カルテル」の入り混じった論理と類似している。カン・サンヒョクさんは「一つひとつ学んでいくことで、大統領がなぜあのような判断を下したのかが分かった」と話した。

 「代弁者」が見出せなかった疎外感を、大統領以外の機関に対する否定と不信の背景として語った青年もいる。地域で就職を準備しているチョン・ミンソンさん(33)は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任当初は共に民主党の党員だった。チョンさんは「結局、民主党もそうだし、国民の力も同じだ。20~30代の男性は政策的にも認識的にも社会的孤立があるが、そのようにしてしまったことに対していずれも責任がある」として、「進歩系メディアも保守系メディアも、ある瞬間から同じスタンスになった」と述べた。チョン・ミンソンさんにとって、だから大統領の戒厳宣布は「国会と大統領との対立」だ。戒厳宣布は「否定」と「不信」の対象である社会システム全般を覆す革命である。そう認識されたのだ。与党と野党、立法府と司法府、進歩メディアと保守メディア、すべてが「大統領の敵」、ゆえに「自由民主主義の敵」となったのだ。

■暴動とその後

 青年A氏はこうして、「内乱罪容疑者」尹大統領の支持者となって、裁判所へと向かう道の一線を越えて暴徒となった。インタビューに応じてくれた3人は、幸いあの日の暴動現場にはいなかった。イ・ジミンさんはソウル西部地裁前に7時間近くいたが、18日の午後9時ごろに離れた。カン・サンヒョクさんとチョン・ミンソンさんはソウル西部地裁前には行っていない。ユーチューブの動画と解説で状況はリアルタイムで見守っていた。

 チョン・ミンソンさんは「暴力は正当性を得ることが難しい」と言いつつも、「国民の抵抗権の実行ではないかと思う。国民の抵抗権に当たるかどうかは、裁判所でもう少し判断を受けるべきだ」と述べた。やがて、改めて混乱に陥った。「でも、司法府が偏向しているので、尹大統領がおっしゃった司法府の正義が正された時にはじめて(判断が)実現する」と話した。イ・ジミンさんとカン・サンヒョクさんは「わざと西部地裁の門を開けてくれた警察」、「進歩メディアの記者の介入」、「警察の過剰鎮圧」など、過激な右派ユーチューブチャンネルなどで接した各種の疑惑を語った。「左寄りのメディアはこれだ!と思って飛びつくんですが、詳しく扱われるべき諸要素があるんですよ、今」(カンさん)。考えは変わっていない。

 「共に最後まで闘う」と述べた尹大統領は、すでに現行犯で逮捕されて拘束の危機あるA氏のような青年に対して、今月20日に弁護人を通じて獄中メッセージを伝えた。「青年たちが多数含まれているということをお聞きになって胸を痛めつつ、物理的な方法で解決しようとすることは、国家的にはもちろん、個人にとっても大きな傷になりうると懸念を表明された」

 ソウル西部地裁の暴動について、警察は拘束捜査を原則とするなどの強硬対応方針を明らかにした。住居侵入、共用物破損、公務執行妨害、騒擾(そうじょう)などの容疑の適用が検討されている。警察は「最後まで確認し、厳正に処罰する」と述べている。1月19日の裁判所暴動の青年容疑者の数は、捜査が進むにつれて増えるとみられる。

コ・ナリン、チョン・ボンビ、イム・ジェヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の拘束に反発した支持者がソウル西部地裁に侵入して暴動を起こした過程で、51人の警察官が負傷した。うち7人は重傷。

2025-01-22 09:36:22 | 韓国を知ろう
 

西部地裁の極右暴動で7人の警察官が重傷…

「損害賠償の請求を検討」=韓国

登録:2025-01-21 09:43 修正:2025-01-21 10:26
51人負傷
 
 
18日、ソウル麻浦区のソウル西部地裁付近。尹錫悦大統領の乗った法務部の護送車と警護車両がソウル拘置所に向かっている/聯合ニュース

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の拘束に反発した支持者がソウル西部地裁に侵入して暴動を起こした過程で、51人の警察官が負傷した。うち7人は重傷。

 警察庁が野党「共に民主党」のヤン・ブナム議員室に29日に提出した資料によると、尹大統領の令状実質審査が行われていた18日夕刻に警官34人(重傷3人)、拘束令状が発行された19日未明に17人(重傷4人)が負傷した。指の骨折、靭帯(じんたい)損傷、頭や膝の裂傷などが主な被害だ。これについて警察は「損害賠償の請求を積極的に検討する」と表明した。

 警察が提出した資料によると、18日夕刻と夜、3万5000人あまりの弾劾反対派が麻浦(マポ)警察署前で未届け集会を行い、そのうち1300人あまりが翌日明け方までソウル西部地裁の正門と裏門で集会を続けた。この過程で警官に暴行したり、車を傷つけたりした疑いで40人が検挙された。

 令状発付が報じられた午前3時以降、裏門周辺に集結していた300人あまりがガラスびん、石などで出入り口を破壊したり柵を乗り越えたりして裁判所の敷地内に入ろうとした。うち100人あまりが1階の外壁とガラス窓を破って内部に侵入。そのうち43人が検挙された。午前4時30分ごろには、20人が裁判所周辺にあったバイクなどを裁判所の敷地内に運んでバリケードを築き、警察に暴力を振るって3人が検挙された。騒動は午前6時30分になってようやく完全鎮圧された。

コ・ギョンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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春節(旧正月、今年は1月29日)が近付き、中国では今、年越しムードが高まっている。

2025-01-21 11:04:54 | 中国を知ろう!
 

中国で「春節に飾る花」が大人気に

 注目のトレンドは?

人民網日本語版 2025年01月20日15:43
 

春節(旧正月、今年は1月29日)が近付き、中国では今、年越しムードが高まっている。伝統的な年越し用品のほか、中国ではここ数年、鑑賞価値が高く、縁起がよくおめでたい意味が込められた花を春節に飾ることが大人気となっている。

ソーシャルメディアを見ると、春節に飾る花関連の話題が早くから検索トレンド入りしている。ネットユーザーは、「都市の春節に飾る花図鑑」というワードで近場にある花の市場を探したり、「家における春節に飾る花の飾り方ガイド」というハッシュタグをつけて、インテリアと生花のコーディネートの秘訣をシェアしたりしている。

1月12日、北京花郷花卉クリエイティブパークに並べられている生花。撮影・閆雨昕

1月12日、北京花郷花卉クリエイティブパークに並べられている生花。撮影・閆雨昕

ECプラットフォーム「美団」によると、2025年に入り、北京では「春節に飾る花」というキーワードの検索回数が前年同期比で28.1%増、新年用の花束のオーダー数が同2.5倍増となっている。また、花のデリバリーサービスを取扱う業者も同43%増となっている。

北京市豊台区花郷付近の大型花卉市場内のある店では、4段の商品棚に色とりどりの美しいコチョウランがたくさん並べられていた。忙しそうに鉢植えのコチョウランを運んでいたオーナーの東子さんは、「コチョウランの値段は大きさによって違い、40元(1元は約21.2円)から1000元までまちまち。いろんな客のニーズを満たしている」と話す。

1月5日、北京花郷花卉クリエイティブパーク内に並べられているコチョウラン。撮影・閆雨昕

1月5日、北京花郷花卉クリエイティブパーク内に並べられているコチョウラン。撮影・閆雨昕

ある店に入ると、アンティークな雰囲気を漂わせる中国家具のお茶用テーブルの上に、美しく形が整えられた梅の花が飾られていた。伸びる枝から出ている葉と花のバランスが抜群で、その空間全体がほのかなお茶の香りと植物の清々しい雰囲気にあふれており、「中国式美学」が見事に表現されていた。オーナーは「梅の花を家に飾ると、とても上品な雰囲気が漂う。ここ数年、『国潮(中国伝統の要素を取り入れたおしゃれな国産品のトレンド)』の波が植物の世界にも押し寄せている」と話す。

1月9日、上海のある店で売られていた鑑賞用イチゴ。「育てながら愛でる」タイプの春節に飾る花が今、中国の若者の心を捉えている。画像提供・取材対応店

1月9日、上海のある店で売られていた鑑賞用イチゴ。「育てながら愛でる」タイプの春節に飾る花が今、中国の若者の心を捉えている。画像提供・取材対応店

多くの店が今年、創意を凝らした寄せ植え商品を打ち出している。例えば、コチョウランとパフィオペディルムという高低差のある花を組み合わせ、下のほうにはシュウカイドウを草の中に忍ばせ、色の合う鉢と組み合わせてあり、全体としてバランスのとれた構成になっている。多くの事業者は、「自由な組み合わせの商品は面白味もあるし個性的。おまかせで寄せ植えを注文する客もいる。そのため、私たちの腕とセンスが試される」と話していた。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年1月20日

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 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の逮捕状の再執行を控え、大統領警護処の短機関銃2丁と実弾80発が官邸に配置され、警護処の指揮部が「阻止線が突破されたら銃を持って行け」と指示したという供述を警察が

2025-01-21 10:17:57 | 韓国を知ろう
 

大統領警護処、

尹大統領逮捕前に機関銃・実弾を官邸に配置

登録:2025-01-21 06:00 修正:2025-01-21 07:55
 
 
12・3内乱事態を捜査中の共助捜査本部が尹錫悦大統領の逮捕状執行を試みた15日午前、ソウル龍山区の大統領官邸区域に進入した逮捕チームが、2次阻止線を越えて官邸方向に移動している=キム・ヘユン記者//ハンギョレ新聞社

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の逮捕状の再執行を控え、大統領警護処の短機関銃2丁と実弾80発が官邸に配置され、警護処の指揮部が「阻止線が突破されたら銃を持って行け」と指示したという供述を警察が確保した。検察の拘束令状の差し戻しで、キム・ソンフン警護処次長が処長職務代理に復帰した中、警察非常戒厳特別捜査団(特捜団)の大統領安全家屋の家宅捜索は警護処の拒否で実現しなかった。

 ハンギョレが20日、警護処と警察などを取材したところによると、警察特捜団は尹大統領の逮捕状の再執行が迫った今月中旬、イ・グァンウ警護本部長が官邸の武器庫から短機関銃の「MP7」2丁と実弾80発を官邸内の家族警護部に移すよう指示したという供述を確保した。実際に実弾が官邸に配置された後、イ本部長は官邸に勤める警護官たちに「(官邸の建物に近い)第2の正門が突破された場合、短機関銃を持って飛び出せ」と指示していたことが分かった。警察特捜団は、尹大統領の指示でイ本部長が武器庫から銃と実弾を取り出してきたと疑っている。尹大統領が今月10日から12日ごろ、大統領警護処の部長団との昼食会で、逮捕状の執行の際に「銃を撃てないか」と述べており、キム・ソンフン警護次長が「はい、分かりました」と答えたという供述も確保したためだ。

 警察はまた、キム次長が12・3非常戒厳宣言の数日後、秘話機能搭載フォンのサーバー管理担当者に「尹大統領と首都防衛司令官、防諜司令官、特殊戦司令官との通話記録を削除しろ」と指示したという事実も把握した。キム次長が尹大統領の逮捕状の執行を阻止しただけではなく、内乱容疑の証拠隠滅にも加担したという供述を警察が確保したのだ。キム次長は17日に警察特捜団に出頭する際、普段使っていた携帯電話3台をいずれも持参しなかった。警察はキム次長を逮捕し拘束令状を請求したが、ソウル西部地検は「再犯の恐れはない」と差し戻し、キム次長は釈放された。

 警察特捜団は同日、ソウル鍾路区三清洞(チョンノグ・サムチョンドン)の大統領安全家屋の監視カメラ(CCTV)の押収を試みたが、警護処が執行不能理由書を提出して阻止したため、撤収した。検察の拘束令状の差し戻しで職務に復帰したキム次長が、内乱事件に対する警察の捜査を妨害している様子だ。キム次長とイ本部長など警護処指揮部によるさらなる犯行が明らかになっており、警察は検察に拘束令状を再申請する案を積極的に検討している。

イ・ジヘ、キム・ガユン、チョン・ファンボン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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