niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

8月14日 新潟100名山59座目 「花の名山」金山

2017年08月16日 | 金山
注)花の名前は全く自信がありません。間違いをご指摘ください。

新潟100名山にして越後百山の金山。
今年のお盆休みの天気予報はどこもイマイチ。
14日は、下越より上越の方が少し良さそう。竜門山へ行きたかったが、上越で探す。
前泊日帰りで行けるとこで、夏だからできるだけ高いとこ。
金山の花の適期が7月中旬から8月。ここしかない。それに以前tomoさんのブログで見た、裏金山の辺りから見た焼山が妙高あたりから見る姿より荒々しく見えるようなのでこれを写真に納めてみたい。
(この裏金山。山名辞典でみてもやはりウラカナヤマなんだが、ウラガネヤマのほうが発音しやすいなぁ。裏金ってね。)
13日墓参りの後、その足で北陸道に乗り、長野県小谷村へ。
道の駅の先のローソンで前泊。
翌朝、3時過ぎに目が覚めるともう寝られない。一度道の駅に戻ったりして時間調整し、小谷温泉先の登山口に。

0532 道の駅小谷

昨晩、糸魚川インター付近では豪雨だった。14日の糸魚川の天気予報は「昼から晴れ」。ここの地面も乾いてるし、晴れると信じていた。少なくとも隣の焼山は見えるようになるだろうと。

0630 登山口 着

駐車スペースは5台で一杯。この方々は何時から車止めてるんだろう?皆テント泊?
失敬してボンネットを触ると、1台だけ暖かい。出発して間もないか?近くに人がいて嬉しい。
私は路肩に停めた。3台くらいなら路肩に停められそう。

0638 スタート



スタート   :06:38
時間     :8:19'51.4
距離     :11.88 km
上昇     :1134 m
下降     :1057 m
上昇継続時間 :3:31'13
下降継続時間 :2:22'03
水平移動時間 :2:26'35.4
最大高度   :2251 m (三角点は2245m)
最低高度   :1243 m



0720 倒木が行き先を拒む。

登山道が全く見えないので周囲を探すが道はない。枝をかき分けてみると奥にはっきりした道が。
最近の豪雨で倒れたのかな?

0731 水場

左隅のエンビ管からしっかり出ている。
この先、花の終わった巨大な水芭蕉があちこちに。

0748 この辺りから花が増えてくる。ミヤマママコナかな。


ホツツジ?(ミヤマホツツジではない?でも低山ではないが?)


ソバナ?(花が片側に寄るため、垂れさがっているような・・・)


0751 尾根に乗り、1741mピーク。日が差してきた。


これってミズタマソウ?


この後、道は沢の中を歩くようになる。足元が悪く、嫌らしい道。滑る。



0832 やがてキヌガサソウが咲く広場に出る。休憩


0838 見上げるガレ場。

どこもかしこも滑りやすいが、ガレ場までが特に良く滑る。
暫くするとソロの女性が降りて来る。テント泊だと。昨晩は相当雨が降ったんでは?と尋ねるが、明け方少し振っただけだと意外な答え。
花は綺麗でしたよと。

0846 ウツボグサ


0847 階段ロープでガレ場を巻いて行く。


0849 ホタルブクロ?


0859 1949mピークで休憩 オオシラビソの森?


0923 ヤマハハコ


0923 カンチコウゾリナ、かなぁ?


0924 アザミ


0950 モミジカラマツ?  図鑑と見比べるが、どの花も苦戦。 


0952 ツボスミレ


0955 やがて視界が広がるとお花畑らしくなってくる。


ハクサンチドリ


シナノキンバイ?


ハクサンフウロ


ゴゼンタチバナ


イワハゼ


花を撮影してると、男性が二人下山してくる。5時半頃?登り始めたとか。この上は、足の置き場もないほど咲いてる、と。ホォ~。

(びっくりぽん。蓑虫さんご一行でした)

ウサギギク

この辺りでホントに兎が繁みから足元を走り抜け思わず声を上げる。

1003


小さな石仏がある。


チングルマ




1005


ダイモンジソウ


1008 天狗原山 着


コイワカガミ


1013 天狗山から下って行くと、そこは


ハクサンコザクラの王国


1022


1024 枯れ沢を登る。

この辺りでスライドした男性は、
「花を見るには1週間早すぎた。来週が見頃」と言う。ちょっとテンション下がる。まあ、焼山の展望に期待して。

黄色い花


こっちがシナノキンバイで?(5枚のガク片の上に小さい花弁?でも葉の形が・・・?


こっちがミヤマキンポウゲ?


1027 登りついてまた視界が広がると、 


アオノツガザクラ




1031 ここが神ノ田圃か。満開なら天上の楽園のはず。




種類は多いが、やはりまだ花の数は少ないようだ。

ミヤマリンドウ




イワイチョウ


ニッコウキスゲ


1037 残雪


1039 振り返って天狗原山


クチバシシオガマ


1042 時々、雲間から、焼、火打の山肌が覗くが、すぐに隠れる。






1050 右上奥に青色シャツの先行者。


ミヤマキスミレ


1056 山頂着


1103 裏金山方向にも、魅力的な道が続いているようだ。


西側には青空が時々覗くが・・・。焼・火打は姿を現さず。


クモマニガナ?


これは?


1130 すぐに気づかなかったが、ハングルの山名表示も。驚き。

うしろは、後着の二人連れ。
何か食べると、割と早く下山体制。午後の天気予報知っているかと聞くと、良くないらしい。とのこと。それで下山急いでいるのかな?
一応、下山予定を12時としたので、そこまでは粘ってみよう。

1141


1201 最後まで焼山は姿を現さなかった。残念。またの機会があるか?

下山開始

1206


1211 天狗原山を目指す。


1250 下りなのに体が重い。石仏のところで早くも休憩。
暑くないので、水分の摂取量が少なすぎたかも。ゴクゴク飲んで塩分チャージタブレット食べて回復を図る。


1309


1357

沢の中を下る道。ここでゲリラ豪雨にあったら死ぬかも。

ガスは次第に濃くなってくるよう。
ガレ場を過ぎると傾斜も増す。
とにかく滑るので、足元見ながら長い、気の抜けない下りが続く。

1431 ようやく水場に着くと、先に下った二人連れが休憩中。
私もここで一息入れよう。

周りの巨木を見渡す。




すると、ブナの大木の枝先に何やらぶら下がってるように見える。


何だろう?オオスズメバチの巣、かも。長居は無用。いったい、あれは何?

水場を過ぎても、谷側に傾いた道が多く、気が抜けない。


サンカヨウの実は熟すと甘いそうだが、そうすると、熊も食べるんだろうな。

1507 登山口着
展望は残念だったが、1日の山としては丁度良い、変化に富んだコース。
見頃は来週だそうですよ。皆さん。天気悪いと、あの沢の中はおっかないけどね。

雨飾荘の露天風呂でも入ろうかと思ったが、日帰り温泉は準備中らしい。道の駅の「深山の湯」へ。

帰りの北陸道「名立谷浜SA」
建物の陰からふと海を見るとあれ?ここから粟島が見えるの?
いやいや、一瞬粟島かと思ったのは角田山で、弥彦山、国上山と続く西蒲三山がまるで島のように海の上に浮かんでいた。 



越後百山    44座目

新潟100名山  59座目  (60座目はどこにしよう。50から59に1年以上掛かってしまった。)









コメント (19)
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