新聞や雑誌、授業に活用を
寺井正憲教授(千葉大国語教育学)
実社会では多様な文書が存在し、多くの情報を処理する力や書く力が求められているが、結果を見ると、小6,中3ともに複数の資料や文書を関連づけて考えることに課題がある。授業で、意識的に新聞や雑誌、グラフなどさまざまな素材を活用し、複数の情報を結びつけて考えさせるような工夫が必要だ。全国学力テストの出題には、そのヒントになるメッセージが含まれている。課題を単に児童生徒の問題ととらえずに、授業改善に生かすことが重要だ。
中日新聞 2016年9月30日付(朝刊)
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