6月23日付けの紙面で、上毛新聞が絹を使った新聞を発行したことを各紙が報じました。以下は、産経新聞のものです。ぜひ実物を見てみたいものですね。
上毛新聞社(前橋市)は22日、「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)の世界文化遺産登録が決まったのを記念し、絹を使った新聞の特別号を製作、富岡市の製糸場周辺にある飲食店や土産店などに張り出した。特別号は100枚製作した。縦約50cm、横約40cmで、大きさは実際の新聞と同じくらい。群馬県桐生市の織物会社がほぼ県産の絹で生地を織り、東京都の印刷会社が刷った。絹は紙よりも丁寧に印刷する必要があり、1時間に数枚を作るのがやっとだったという。東京・銀座の県アンテナショップ「ぐんまちゃん家」でも同日に特別号をプレゼントする記念イベントを開催。特別号をもらった米国ニューヨーク在住で、群馬県出身の大沢直美さん(31)は「言葉にできないほどうれしい」と笑顔を見せた。
産経新聞 2014年6月23日付け(朝刊)