アドバイスNIE

毎日更新! NIE(教育に新聞を)を、日々の学び、生活に生かす!
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NIEの取り組みを続ける

2025年02月17日 | 月:NIEはじめの一歩
 教育現場では多くの指定研究を行います。成果があった研究は指定校を外れても取り組み続け、「○○学校は音楽の学校」「情報教育と言えば□□学校」と伝統として根付く学校も数多くあります。取り組む学校の少ないNIEこそ伝統校が生まれるべきですがいかがなものでしょうか。他校が取り組んでいない特別な実践に挑戦したのですから、次年度以降に続ける成果があってしかるべきです。
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Q NIEを目的にしない授業とは?

2025年02月10日 | 月:NIEはじめの一歩
A 新聞の読み比べ、新聞の一覧性などを教える授業は昭和の頃から何度となく行われてきました。当時は小学校の教科書にも記述がありましたが、今では扱いが少なくなっています。個々の新聞による違い、一覧性は多かれ少なかれテレビ、ラジオ、ネットなど他の情報媒体でもいえることです。個々の情報媒体について教えないのは情報媒体の多様化のためでしょう。授業のまとめを「新聞を読もう」だけで終えると、多くの家庭で新聞を取っていない現状を踏まえると、「どうして新聞に固執するの?」と疑問を持たれる危険があります。その日だけの授業で終わるのではなく、授業の成果をその後の学びにつなげるのが大前提です。読み比べの授業をした後、多様な新聞を活用する学習がなければ、NIEのためだけの授業になってしまいます。
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新聞という表現方法を学ぶ

2025年02月03日 | 月:NIEはじめの一歩
 小学校国語では中学年で「辞典の使い方」を学びます。それ以前の子供の多くは辞典を使わないため、新たな学びの世界が開け、タイムリーな教材です。その一方、低学年でも学習のまとめで「新聞を作ろう」と投げかける先生が多くいますが、その際、新聞と作文、ポスター、広告などの違いを教えることはほとんどありません。その後の学びを深めるためにも、新聞を作らせる前に、新聞とは何か、新聞の読み方、新聞の書き方、新聞固有の表現方法等、指導しましょう。
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新年度からNIEに取り組むために 1

2025年01月27日 | 月:NIEはじめの一歩
 年度末になり、新年度からNIEに取り組むことを考えている人もいると思います。そんな人にお勧めするのは、NIEに取り組むことでどんな力を付けたいかを明確にすることです。「実践校になるように頼まれたから」「新聞に載るから」という理由を時折聞きますが、それで良いのでしょうか。いろいろな学校で研究指定校を受けることがありますが、その学校で得た成果を後年に生かすだけでなく、指定校以外にも広めるのが目的です。先生方はよく「忙しい」「多忙」だと口にしますが、取り組む目的が教育活動そのものに生かされないと、年度末にやって良かったと思えなくなる心配があります。
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NIEで最初に取り組むこと

2024年12月16日 | 月:NIEはじめの一歩
「NIEで最初に取り組むのはどんなこと?」と、時折質問されます。公教育で行う場合、目的はあくまで教科領域の目標を達成すること。書籍やネット等で様々な実践を知ることもできますが、残念なことに、一昔二昔前は実践できても今は・・・というケースがあります。
 今、何をなすべきかを考える先生方。まずは、教えている学校の教科書を読み通してください。「これだ」と思うものに出合えたら指導書を詠めばイメージが具体化すると思います。
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