A タブレット端末の情報をうまく共有している場面も時折目にします。子どもたちが互いの学びの様子を知ったり、教師が把握し、授業に生かすこともできます。今までは、せっかく子どものノートを集めたのに「今日は先生が忙しく見れなかった」と謝りながら返す経験は多くの先生がしていると思います。学びと同時進行で把握でき、必要とあれば保存もできるので、その後の指導や評価にも役立てることができます。タブレット端末の使い方は、無限の可能性があります。互いの実践例を常に交流し、深めていくことが大切ですね。
「分かりやすい説明をする」(高校『新編現代の国語』東京書籍)令和4年度版
1 単元の目標
目的や相手に合った分かりやすい説明をすることができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習の見通しを持つ。
2 教材文を読み、分かりやすい説明のポイントを理解する。
3 互いに説明し合い、改善点などを話し合う。
4 分かりやすい説明の仕方をまとめる。
5 学習を振り返る。
3 アドバイス
実際に説明し合う活動を通して、分かりやすい説明のポイントを理解させましょう。
牛は随分強情だ
けれどもむやみとは争はない
争はなければならない時しか争はない
ふだんはすべてをただ聞いてゐる
そして自分の仕事をしてゐる
高村光太郎「牛」
中日新聞 2022年7月28日付(朝刊)「中日春秋」