新聞の投書を読み、表現の仕方を捉えることができるかどうかをみる。
出典 文科省資料
新聞の投書は、ある出来事やテーマ、身近な問題などについて考えたり感じたりしたことを書いた文章である。投書を読むときは、書き手の意見や主張の内容を押さえるだけでなく、考えの書き方や資料の使い方など、書き手の工夫を捉えながら読むこと重要である。
本問では、書き手の立場に立って投書を読む場面を取り上げた。読み手に対して自分の意図を伝えるために、どのような工夫をしているかを捉えることが求められる。
なお、これまで、メディアとして新聞や雑誌の記事、広告などを取り上げてきたが、新聞の投書を取り上げたのは今回が初めてである。
☆学習指導要領における領域・内容
[第5学年及び第6学年]C読むこと
ウ 目的に応じて、文書の内容を的確に押さえて要旨をとらえたり、事実と感想、意見などとの関係を押さえ、自分の考えを明確にしながら読んだりすること。
☆学習指導要領に示されている言語活動例との関連
[第5学年及び第6学年]C読むこと
イ 自分の課題を解決するために、意見を述べた文章や解説の文章などを利用すること。
☆評価の観点
読む能力
・・・「NIEはMUST(やらなければならない)の学習ではなく自由に取り組めるもの」という意見がNIEの実践者が集まる研修会でも出されることがありますが、小学校の国語では必修の学習であることをどの教師も認識し、着実に実践することが求められています。