中日こどもウイークリー 2021年10月2日付
A 新聞社では、各社が趣向を凝らし、様々な学習ワークシートを作成しています。授業の進度に合っていない、授業で使うと難易度がまちまちで差がつかない場合があると思われる先生もいるようですが、気にしなくて大丈夫です。作り手は、日々発行されている新聞から情報を読み取るおもしろさや大切さを実感して欲しい、できればワークシートの成功経験を紙面を読むのに生かして欲しいと願っています。仮に全員が満点のワークシートがあれば、新聞記事を全員が読み取れたことになり、そんなに素晴らしいことはありません。国語など、学校の授業では何度も教材文を読んで理解を深めますが、新聞から情報を得る場合は初めて出合った紙面を読み取ることが大切になります。情報があふれる高度情報化社会を生きる子供にとって、ワークシートを読み取る経験が役立って欲しいと切望しています。
「批評文 観察・分析をとおして評価する」(中学3年 三省堂)令和3年度版
1 単元の目標
読み手を説得できるような論理の展開を考え、構成を工夫して書くことができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習の見通しを持つ。
2 社会生活の中から批評の対象を決める。
3 対象となる物事を観察・分析する。
4 読み手を説得できるように構成を工夫して批評文を書く。
5 論理の展開や表現の仕方について意見を交流する。
3 アドバイス
コラムの書き方を参考にしたり、できた文を投稿したりするのも良いですね。