新聞の魅力：いつでも どこでも いつまでも

いつでも　どこでも
　新聞は、いつでもどこでも読むことができます。鞄に本をしのばせるように、新聞を入れておけば、日々、折々の時間に、国内外の情勢や社会の片隅で起きた出来事、有益な情報に出合えます。数日たって広げて、思いもよらない記事に幸せを感じるかもしれません。
　紙の新聞で読んだ記事は、意外と心に残ります。紙の新聞には手触りがあり、表情があるからです。それに触れながら読むことで、言葉が心に染み込んできます。
　紙の新聞には、大きさがあります。ニュースの重大さを、活字や記事の大きさで伝えることができます。大きなニュースには大きな見出しがつきます。大きいニュースには写真もたくさん使います。視覚的に訴えることで、ニュースが心に深く刻まれます。

いつまでも
　今から１００年前のことを調べるのに、紙の新聞ほど優れたメディアはありません。その日何があったか、日付まで特定してさかのぼることができます。ネットでは、古いニュースはどんどん優先順位が下がっていきます。記録としての絶対的な安心感は紙が勝る部分です。紙の新聞は消えません。今、私たちが何をして、どこに向かっているのか、紙の新聞は日々、記録していきます。

　　出典：日本新聞協会

ネットの良さと紙の良さ

　ネットは、ニュースを伝えるメディアとして、新聞やテレビより速報性に優れ、より多くの情報を載せることができます。新聞社もねっとにニュースを提供する一方、有料の電子版サービスを始めている新聞社もあります。ネット上のニュースの大半は、新聞社の報道がもとになっています。
　新聞は１枚１枚独立した紙で構成されているため、どこからでも開くことができ、紙面を行ったり来たりしながら複数の紙面を参照しながら読むことができます。

　出典：日本新聞協会資料

新聞記事が信頼される訳

　新聞記事は、記者が実際に現場に出向き、当事者や関係者から直接話を聞くことから始まります。情報の裏付けを取り、ニュースの価値を判断します。その上で、それまでに培ってきた人脈、真相を聞き出すテクニック、各地にいる取材スタッフ、新聞社が長年蓄えてきた膨大なデータなどを駆使して取材を進め、言葉を厳選しながら記事を書きます。園記事は、経験豊富なデスクと呼ばれる上司や、校正・校閲の専門家のチェックを受け得、初めて紙面に載り、報道されます。
　こうしてできあがった新聞記事だからこそ、信頼されるのです。

　出典：日本新聞協会資料

「大弦小弦」の名言

（新聞報道の在り方は）大勢に流されず、批判精神を持ち、小さな声をすくい上げる。

　　沖縄タイムズ「大弦小弦」
　　２０１４年１２月１６日付け（朝刊）

坂本勇人の名言

ＯＮＥ　ＦＯＲ　ＡＬＬ　ＡＬＬ　ＦＯＲ　ＯＮＥ
　　　　ひとりはみんなのために　みんなは一人のために

　　坂本勇人（プロ野球読売巨人軍　新主将）
　　スポーツ報知　２０１４年１２月１５日付け（朝刊）