東京新聞 2023年10月8日付(朝刊)
A 総合が始まったばかりのころ、取材から新聞作りまでに特化した取り組みがありましたが、今では難しいと思います。理由は主に3点。1,授業時間の精選が叫ばれ、新聞作りを目的に時間をさけない。 2,デジタル化が進み、紙媒体の新聞を作る必要性を感じない 3,コロナ禍を経て、長時間、グループワークを行い新聞を作ることが難しい 小学校の低学年でも情報を収集し、編集、発信する方法を学ぶことは必要ですが、ゴールを紙媒体の新聞にこだわる必要はないと思います。タブレット端末で作ったものを交流するだけでも新聞作りの目標をある程度達成することはできると思います。
「つたわる言葉で考えよう」(小学校国語3年 光村図書出版)令和6年度版
1 単元の目標
言葉には、考えたことや思ったことを表す働きがあることに気づくことができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習の見通しを持つ。
2 体験したことや感じたことを、よりよく伝えるにはどうすればよいか考える。
3 分かりやすく伝える方法を考える。
4 テーマを決め、200字程度で相手に伝わる文章を書く。
5 互いに発表し合い、感想を伝え合う。
6 学習の振り返りをする。
3 アドバイス
相手に伝わる文章を書くために、NIEで培った力を生かしましょう。