体力に余裕があると、土手沿いから葛西臨海公園に入って、公園をぐるっと一周する。通常、その場合は、相当速いペースで走るのでまわりの風景なんてよく見ていない。だけど、今日はまわりの風景を楽しみながらゆっくり走った。たまにそういうときがあってもいい。
かわいらしい赤い花。名前は知らない。
水呑場の影でこっちを伺っている猫。「なに見てんだよー」といわんばかりに私を睨んでいる。かわいくない猫なので、なでる気もせず無視する。そういう感じって言葉が通じなくてもお互い理解しあうから不思議である。
すこし奥にいくと、草ボーボーでジャングルみたいになっている。日本の高温多湿の環境では、雑草は暴君のように振舞う。草むらの中のほうは怖くて近寄れない。これが東京だから信じられない。山羊でも放し飼いにして、雑草を食べてもらえばいいのにと思う。そうするとなんとなく楽しいのに。
白い花。名前は知らない。暑いのに健気に咲いている。派手さはなくても一生懸命咲いている花が好みだ。多分、花と女性の好みはパラレルであると思う。自己分析するとね。
だんだんと、日が暮れるのが早くなってきたと思う。真夏の真っ只中にあるが、注意深く観察すれば、既に秋の気配が感じられる。
ススキがなびいている。ススキって夏にも生えてるんだっけ。秋のような感じがするんだけれど。