友人が今週末に長野と岐阜の境にある穂高岳(3190m)に登るということで、直前に軽いトレーニングとして奥多摩の川乗山(1363m)に登った。
川乗山は緩やかで登りやすく直前のトレーニングとしては最適である、と思うが低山だからすごく暑かった。そしてきつかった。
友人が撮ってくれた私の写真。
(左・杉林 右・ブナ林)
杉がかなりの数倒れている。杉は常緑樹で一年中、葉が生えている。そのため、冬でも光合成をできるという利点がある反面、寒い冬でも葉に水分を送らなければならない。
氷点下になる冬に、水分が通っていると、それが凍って膨張し、それによって木が破裂し倒れてしまう。特に今年のように雪がたくさん降った年には、多くの杉がばたばた倒れた。
これに対し、ブナは秋になると葉を落とし、光合成をしなくなる。それ故、木に水分がなく凍っても膨張せず、折れない。だから雪の降る地方の山にはブナのような落葉樹が多い。
右の写真はクワガタのメスである。左はトカゲの子供である。夏は虫や小動物が多い。
Tシャツがびっしょり汗で濡れてしまって着替えている。
今日のような気温が高い暑い状態で山に登るのはきつい。しかし、だんだん涼しくなっている。
夏がすぎていくというのは、なんとなくさみしいことだが、秋の山は本当に素晴らしいからそれはそれで楽しみである。