フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

弱者視点の政策

2013年07月25日 09時05分56秒 | 社会・政治・思想哲学

 気温の温度差が激しくて、体調を崩している人が多い。また、直接の知り合いではないが、何人か亡くなられた方もいる。
 このような時期は、体の弱っている人が犠牲になりやすい。
 自分が弱いという意識はないが、それでも体調が悪い時がある。自分が弱ったときにこそ、弱者の視点を掴むことができる。
 たとえば、医療費を手厚く保護しようという政策は、必ずしも弱者の視点ではない。これはパターナリスティック的政策である。親視点である。
 私がもし癌になったら治療はしない。無視して生活する。抗癌剤を投与して、苦しみながら生きながらえるより、そのまま自然に死にたいと思う。こういうことが本当の弱者の視点であると思う。施しを受けて死ぬより、堂々と死にたい弱者だっている。
 日本の政党には、本当の意味で弱者視点の左翼的政党は存在しないのではないかと思う。
 民主党、社民党、生活の党など、リベラル的な政党は、反対や対立ばかりだ。しかし必要なのは、視点の設定だろう。弱者の視点で社会を見ることだ。
 生活が厳しくても生活保護を貰いたいという人は意外と少ない。それより仕事をくれという人のほうが多い。だったら、景気を良くすることが先決である。別に自民党と対立する理由はない。しかし、視点は労働者視点で考えるということである。

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