昨日、ニコニコ動画でカンブリア宮殿の生放送をやっていた。ゲストはドワンゴの社長、川上量生さん。
なかなか面白かった。正確な言葉は忘れたが、彼が言ったことで興味深かったことは、「利益だの株価だのを気にしている会社はぬるい。私たちは、どう生き残るかだけ考えている」というものだ。確かに。
会社ではなく、個人のことに置き換えれば、「収入や社会的評価を気にしている人はぬるい。どうやって飢えずに生きていくかが重要」ということになるのだろうか。
生きるということは変化するということである。
生物としての人間もそうであるし、社会システムとしての資本主義のなかで生きる人間もそうである。
今まで安定し安全な環境に過ごしていた個体が、変化に気づかず、また今までの環境に固執すれば、あっという間に死んでしまう。
生き延びるためには、環境に適応する柔軟性が必要とされるのである。
柔軟さとは、可動領域が広くできるだけ多くの選択肢を持っていること、といえる。
俺はこういう人間だと凝り固まった人は、すぐにダメになってしまうし、生きていくこと自体つまらないと思う。
価値観の多様化とは、自分勝手に生きるということではなく、去年正しかったことが今年はだめという、変化の幅が広くなったことである。
生き残ることは厳しいが、楽しいことでもある。ドワンゴの川上さんをみていてそう思った。
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