お家選びシリーズです。
今回は私ならけっこう注目する価格形成要因、道路の幅について。
広いか狭いかについて解説します。
今回の道路はすべて建築基準法上の道路であるという前提で(高速道路や農道などは除外)
何気なく通ってる家の前の道、広い道もあれば狭い道もあります。
結論から言って狭い方が、土地価格を下げる要因になります。
狭いとどんなデメリットがあるか
・車が通りにくい。(すれ違いしずらい)
・向かいに建物あれば日照が確保しずらい。
・4m未満の道ならセットバックを要求される可能性が高い(建て替えの際に敷地の一部を供出しなければならない。)
・容積率(建物のボリューム、延べ面積何㎡か)が制約され、建築出来る内容が変わる。
・斜線制限より建物の高さも制限される場合もある。
というように、建物の内容も制限され、物理的にも通りずらいというデメリットが目立ちます。
というか、あまりいいとこありませんね。
広ければ良いか?という話ですが、
上記デメリットがどんどん消えます、しかし、国道等の幹線道路であれば、騒音や振動で住環境が保てないというデメリットもあります(他方、店舗利用ならこういった問題なしです)。
その土地をどのように使うかによって変わりますね。
標準的な住宅地の幅員は基本6mを標準としています。
車の離合、日照通風のスタンダードな幅といったところでしょうか。
お家探しの時、この道路幅員はデータに記載されてますので、値段もさることながら重要なポイントで道路幅員と面積を見ていただけたらある程度の住環境は想像しやすいかもしれませんね。
続きます。
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