朝焼けを見る

雲行きの　怪しい　９月の空
心に　不安が　寄せては　消える
押し寄せる　憂鬱が　身体に　重く
伸し掛かっては　うなだれる

毎日　毎日の　繰り返し
じゃなきゃ　仕事が　身につかない
家から　一歩　出るにも
足が　すくんで　眠ってる

わずかな　望みも　儚く
かすかな　希望も　見えなく
真っ暗闇の　部屋で　呼吸してる

どうせ　慣れてる　仕事に
舞い戻るに　決まってる
自分に　できることなんて
たかが　知れてるじゃない

今日と　同じ　明日なんて　毎日が　暗い
明日と　同じ　あさってなんて　毎日が　重い
イヤイヤしてる　仕事なんて　誰も　認めやしない
すきで　やってることだから　いつの日か　きっと
朝焼けを　見る

Ｒｕｎ

人生　上手く　行ってるかい？
なかなか　思い通りには　行かないけど

若いころの　苦労は　買ってでも　しろって
ホンキになって　家を出た

ずっと　社会で　やってれば
身につくことが　あるさ
不甲斐ない　自分を　責めながら
毎日　精一杯　やるだけさ

同じように　してる　誰か
僕の　声が　聞こえるかい
ストレス溜まって　叫ぶように　歌ってる
僕の　歌声は　聞こえるかい

どんなに　呼んでも　あの娘（こ）には　届かない
どんなに　頑張っても　夢には　届かない
それでも　僕の　コブシは　叫んでる
どんなに　カッコ悪くても　どこまでも　走り続けたい

こんな僕を　情けないと　思うかい
気概だけは　一人前以上
さあ　同じように　してるなら
今すぐ　立ち上がって　はじめよう