やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

キミの選んだBGM

2017-09-13 13:20:05 | 日記
あれは 夏も終わった 9月の週末
「自由でいたいの」って キミは 去っていった

別れる理由も ろくに なかったはずなのに
キミの言葉を 間に受けて 僕は 別れてしまった

「ひとりにしてほしいの」 
あのころの キミのわがままとは 思わない
ただ 距離を持てば 戻ってきたのかも 知れないと
今になって 後悔が 押し寄せてくる

キライで 別れたわけじゃない 今でも すきさ
キミは 変わらずに いるんだろうか
あのころ キミが 選んで 買った いくつものCD
ふと 思い出されて 聞いてみる キミの選んだBGM

ふと 懐かしくなって 電話でもと 思うけど
もう 終わったことだと 教えてくれる キミの選んだBGM

もしも あのころに 戻れたなら
きっと 別れたりしなかった
若すぎて 軽はずみに 別れてしまったこと 後悔してるよ
今でも すきなのに

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストップ・モーション

2017-09-13 03:56:38 | 日記
初めて キミを誘って 寄ったカフェ
なにから 話そうか 会話が はずんで

口説くつもりで ビールを 一杯
キミは 笑顔で 僕の 話に乗って

次は どこへ 行く? 帰したくない
それでも 最初の デートで キマるはずもなく

僕の部屋へ おいでよ なにも しないのが 紳士
キミが 僕の部屋を 見たいって どうにか 来てくれた
なにもない 一人暮らし ベッドに 腰かける キミが
僕の頬に くれた キス ふたりの時間が 止まるとき
ストップ・モーション

僕のもとへ おいでよ なにも しないはずだった 紳士
キミの 腰に 腕を回して どうにも 口づける
誰もいない 部屋にふたり ベッドに 倒れた キミが
僕の額に くれた キス ふたりの時間が 止まるとき
ストップ・モーション

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする