今朝も雲行きが怪しい 梅雨明けの遅い今年の夏
僕は折り畳み傘を持って 歩きで駅へと向かった
忙しすぎる毎日に 苛立ってキミを批判して
キミは 暗すぎる僕を支えきれずに ビッグバンを起こした
僕の過剰なパフォーマンスにあきれて
キミは無責任にやる気をなくして 美しい詩を書く気もなく
崩れゆく世界
僕とキミの幸せが 足元から崩れていく
キミの輝きに満ちた世界が 僕の暗さに 僕の怒りに
キミは僕の重さを支えきれず 不思議とこの世界に生き残っても
僕に背を向けて
明るいキミには 計り知れない僕の暗さ
こんな自分は 危険人物 周りを不幸にするだけさ
どうかキミだけは いつまでも
僕はいいから 輝きに背を向けないで