隣り合って歩くだけで
知り合えそうな気がしてた
このごろのあなたの翳りは
明るい笑顔の裏の涙
悲しみをたずさえた横顔に
顎を少し上げた
凛としたあなただった
感傷なんて あなたには似合わない
泣かないで その深い悲しみに
なんの慰めも ただ泣いているあなたの部屋に
僕が訪れることができたら
肩も抱かずに
愛しのロージー
あなたの身の上に起きたことを
ひとつひとつ話して
僕はやさしい男じゃないけど
あなたを愛している
感傷なんて あなたには似合わない
泣いていて まだ若い人生に
なんの慰めも ただ泣いているあなたの脇で
僕が見つめることができたら
なにも言わずに
愛しのロージー