やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

冬月

2025-01-20 04:15:44 | ポエム
寒さが身に染みる
誰もいないベッドで

今夜の月は雲に隠れて
なにも照らし出されない

泣いていても
悲しがっても
明日は来ない

夜明け前に目が覚めて
眠れる町に
ただひとり
春の訪れの前に
こころに刻みたい
孤独という実感
冬月

鏡の前でこわばる笑顔
笑えるようになるかしら
朝になったらメイクして
自分らしさを装って

夜明け前に目が冴えて
眠れる日々に
ただひとり
春の兆しの前に
こころに刻みたい
孤独という実感
冬月


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 光の糸 | トップ | さよならはいつも雨 »
最新の画像もっと見る

ポエム」カテゴリの最新記事