春の気配がささやいてる
あなたが逢いに来る予感がしてる
運命を思わせる 交差点
横断歩道のストライプ 向こうにあなたがいる
もしも奇跡があるとしたら
あなたとの再会を待っていた
世界中を探しても
あなたしか見つからないこと 知ってた
どんな運命が あのときふたりを引き裂いたの
もう互い 大事な人がいるから
いま Just a freind
恋というには あのころは若すぎて
愛というには ふたり 大事なものがあり過ぎて
もう互い 知り合ったあのころ
いま Just a friend…
たとえば１９歳の若いころに戻れたなら
そんなこと考えてたら １時間も経っていた
時間がもったいないなんて
充実なんて考えてたころ
いまはただ ダラダラとひたすら休んで
横になってたい
至らないからって自分を責めて
がんばるのに疲れても努力したい
ショーウィンドウに映る自分の姿
憐みながら 通り過ぎる街角
精一杯の日々
今夜はMAX
今夜もMAX…
今日は２月の雨
一日中 陽の射さない部屋
疲れ果てて 仕事に悩まされ
プレッシャーに頭を抱えてた
いまじゃ 満身創痍の僕
これからのこと がんばり続けたい
期待いっぱいだった子どものころ
いまは近所の子どもが可愛くて
いい年の取り方していきたい
死ぬまで地獄が続くかと思ってた
昨日がもう遠くて
死ぬのが怖くない 自分が不思議
開き直れた 自分を知って
希望がいっぱいだった子どものころ
いまは振り返らずにやっていきたい
いい年の取り方 わかりはじめた
死ぬまで恋の夢の中 いられたらいいな
明日はもうすぐ
現実って 彼女といるときしかわからなくて
現在って いまあるのみだとわかってきたんだ…
今年も冬が過ぎ去ろうとしてる
まるで春を連れてくるような雨の夜
突然 風邪をひいた僕に
心配した彼女の顔が近づいて
僕のおでこに彼女がおでこをつけた
そっと目と目を伏せて
瞬間 互いのおでこを感じてた
はじめて彼女に触れた感触
さらに発火した僕は
彼女から反射的に離れた
ふっと目と目をそらせて
瞬間 互いの距離を感じてた
はじめて彼女に触れた感触
さらに感謝した僕は
彼女の肩に僕のおでこをくっつけた
手も繋げない僕は…
春も間近なこのごろ
野鳥が窓の外よぎってく
あなたの部屋から今朝も
物悲しいショパンの調べ
なにを想い奏でるの
あなたの部屋のドア
訪ねるたび せつなくなる
ひとりでいる時間が
なにより自由なあなたは
ピアノの妖精
誰を想い奏でるの…
