やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

Tears my love down

2024-05-19 13:11:03 | ポエム
日曜の午後の雨
彼女が泣くように

どんなにマジな恋でも
こころが萎えるのさ

ふと 彼女の悲鳴が聞こえた気がした
誰かの銃撃にさらされた彼女の叫び声

Tears my love down
僕だって狙ってた 彼女を泣かせて
泣いてる彼女を軽蔑して
恋も萎えていく

いい気になってたのは彼女
僕がマジなのに図に乗って

Tears my love down
誰だって狙ってた 彼女を泣かせて
泣いてる彼女を放置して
愛も萎えていく


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夏への扉

2024-05-16 20:58:30 | ポエム
夏の気配が駆けて来る
急ぎ足は裸足にサンダル

あくびしただけで涙が出る
出会ったばかりだけど
大事な涙はあなたとの別れでいい

待ち合わせ
小鳥のさえずりが震えるように
まるで海の中
魚が泳ぐのに心細そうね

恋人たちが通り過ぎてく
やさしくそっと指をつないで
ふたりの見つめ合う目が重なるとき
互い目を閉じて
はじめて kiss した
永遠に 
すきだから
夏への扉…

恋人たちを見守ってほしい
やさしくふっと肩を抱き寄せて
ふたりのぎこちない影が重なるとき
互い目を閉じて
もう1度 kiss した
永遠に
愛してる
夏への扉…


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ライラック

2024-05-15 08:53:43 | ポエム
もうじき半袖の季節
過ごしやすい時期が終わろうとしてる

キミはどこへ行こうと言うの
愛を夢見ていたのは僕のほう

友情と恋愛の間を行ったり来たりしながら
夏が来るころにはキミを見失いそう

住宅地の路地 ライラックの花が咲いてた
綺麗色に魅入られて
蝶が舞う庭に ライラックの花が咲いてた
キミと僕の純潔を知ってるかのように
離れ離れになっていつか思い出になるんだろう

遠い空を見上げて ウグイスの声がする
こうして僕等はいつの日かまた出逢うだろう


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こころのミュー

2024-05-13 14:35:04 | ポエム
雨の5月の昼下がり
おやすみの子猫の仕草

僕はキミとの終わりを
なんとなく予感した

なにがイケなかったの
僕がイケなかったの

すべてが若さの裏切り

こころのミュー 大好きだったよ 
こころのミュー 大好きだったよ
僕が消えたら泣いちゃうかな
なにもかも覚えきれないくらい大好きだった
これからの夏…

僕が抱いてた夏は
いつまでも暑いままで
僕が消えても冷めない
いつまでも変わらないから

こころのミュー 大嫌いだったよ
こころのミュー 大嫌いだったよ
キミが消えたら泣いちゃうかな
なにもかも忘れられないくらい大嫌いだった
これからの夏…


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言えなくて

2024-05-12 09:16:12 | ポエム
偶然見かけた あなたの姿
はじめての日を覚えてる

どことなく さみし気な様子
気にかかって

待ち伏せして話しかけた
僕ならきっと あなたに合うオトコ

何の根拠もなく愛しはじめた
触れたい肩に ためらいを隠せずに
何の前触れもなく訪れた恋
もう少しあなたと話せたら
はじまるさ

何度も待ち伏せして 何度か話して
どう打ち明けるか悩む
こんなにも あなたが膨らんで
それでも言えなくて

何の根拠もなく愛しはじめた
触れそうな指に 恥じらいを隠せずに
何の前触れもなく訪れた恋
もしかしてあなたが待ってた恋が
僕とはじまるさ


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