晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

奥多摩新緑山行

2016年05月29日 | 
5月22日に奥多摩の山に登りました。
取り急ぎタゴガエルの発見をお伝えしましたが、
今回一番気になっていたのはオトシブミです。

登りはじめの標高は1100mぐらい。



新緑真っ盛り。



ギンランが咲いていました。
奥多摩で見るのはじめてかも。

尾根を辿って標高を上げる。



イヌブナ。




けっこういいブナ。




新緑まぶしいホオノキ。

…そこに、いました。



待望のオトシブミ!? 腕がなに?! 力こぶ???



これは…下山後に調べたらオトシブミじゃなくて、リンゴコフキゾウムシかな?


んー、けっこう「落としてない文」はあるんだけどなあ。。。





ご本尊がいないなあ…。


めずらしくマイナーピークを踏む。




尾根道をぐんぐん登って、気持ちのいい広葉樹の緩斜面で昼食。



終わりかけでしたがツツジがきれい。




久しぶりに、アルファ米とスープキーマカレーのレトルトにコンビニゆで卵を入れてリッチなご飯。
食後にはコーヒーまで入れて飲みました。

と、上から落ちてきました。



なんだキミは?

じっと待つこと20分ぐらい?
ようやく死んだふりをやめて動き始めました。





んんー、さっきのとはちょっと違うような。
小さくて、ちょっと下半身ずんぐり…。コブヒゲボソゾウムシかな? 
ちょっと分かんないですね…。

結局、オトシブミを探したものの、全部ゾウムシってことですかね。


それにしてもこの場所、ウワミズザクラが多い。
そして、すべてのウワミズザクラにクマの爪跡が付いてる…。



まじで、全部のウワミズザクラに。



花を食べに登ったのかな???



森はずっとエゾハルゼミの音で満ち、心地のいい尾根道歩きでした。




いい山歩きでした。





新緑の奥多摩散歩

2016年05月08日 | 
GW最終日の今日、友人の誘いがあって奥多摩某所に行ってきました。
いつものようにピークには登らず、新緑の森でだらりとしてきました。






新緑真っ盛り。
開葉は標高1500mぐらいまでですかね?



けっこうブナのいいのがあるのです。




まだ、開きはじめの葉っぱの隙間から林床に光が届いています。




チゴユリが咲いていました。




樹木の実生も多数。



足元を見ていたら、大葉味噌巻き(知らない?)が落ちていました(笑)。



オトシブミ類の揺籃ですかね。
なんか、折り返しがなくてただ丸めてある感じ。



中には当然卵が。2つありますね。
葉っぱはサクラかシデかという感じ。


もう少し登ると別な感じのも。



これはオーソドックスな感じですね。折り返しがあって、コロンとしている。
ブナの葉っぱかな?

うーん。なんだろう? 揺籃だけでは、当然同定ができない?



これもけっこう落ちていました。ブナの葉っぱが丸く切られているのです。



オトシブミの失敗作??? ちがうな。なんかの食痕かな???


見晴らしのいい場所でお昼ご飯を食べていたらいろいろ猛禽が飛びました。

が、さっぱり分かりません。








クマタカではないか…という案も出ましたが…。
2枚目は首が長いし、ハチクマ?

さて…。



行きには気づかなかったのですが、湿った場所で咲いていました。



うーん、葉っぱの切れ込みの感じはクワガタソウではなく、ヤマクワガタかな?


アオダモ…。何アオダモだろう?




んー、いつもに増して全体的に同定があいまい過ぎて未消化な感じですね。




おまけ。



顔の周りをしつこく飛ぶメマトイ(眼纏)をつかみました!
クロメマトイですかね? 涙をなめるそうですよ。




その他

エゾハルゼミ鳴き始め。
ウワミズザクラ開花



晩秋の櫛形山

2015年11月23日 | 
三連休は、ちょっと前倒しで櫛形山登山。



ガス後晴れで意外と山行日和でした。



標高1900mぐらいの針葉樹林でピラピラしていました。
あれ? 近所でもおなじみのクロスジフユエダシャク?





けっこう標高も高いし、違う種類かと思ったけれど、
家に帰ってきて調べてもやっぱりクロスジみたい。
生息域が幅広いなあ。





朝焼け。


今回は、アヤメ平から先の丸山登山道を降りました。
あんまり歩かれてないみたいですね。




木の間の富士山。




晩秋の森はいいですね。



林道に降りて、てくてく車道を戻ったのですが、
コガラたちが頭の上でシデの果穂を探っていて、
ぱらぱらと果苞が振ってきたのをキャッチ!



ああ、これはラッキー。


いい山行でした。

二度と行かない山

2015年04月29日 | 
日曜日は、ロマンスカーに乗って西へ。




この手の看板が、知る人ぞ知る静岡県小山町の山。
今回は、明神峠から三国山を経て、籠坂峠に降りるコースを歩きました。

24日から駿河小山駅から明神峠へハイキングバスが運行されたので、
これを利用して行きました。



明神峠は春まだ浅く、木々の芽吹きはもうちょっと先のようでした。



シカの影響か、下草がほとんどなく明るい林でした。



ブナの林がきれいです。



箱根方面?

なかなか気持ちいいのですが…うるさいのです。
明神峠から三国峠は車道の脇の遊歩道を歩くので、峠族(死語?)の車がけっこううるさいのです。
なぜかフェラーリが多かったですね。




三国峠を越えると、静かになるかと思いきや…
コォーーーーーーーー!っと一段と車の音が聞こえます。
こ、これは富士スピードウエイのレース場の音!?
スキー場のような音楽も聞こえてきます。
いやー、うるさい。マジでうるさい。






いいブナ林が台無し。




これか! 

コォーーーーーーーーーー!と音は続く。
あああああ、いらつく!!!!

すたすたと明るい林を行く。
キビタキを見た。センダイムシクイも見た。
ゴジュウカラがけっこう近くに来た。


籠坂峠に降りていくと、少し音も和らぐ。



お、富士山!



ここ自体がすでに富士山ぽいなあ…。



振り返ると歩いてきた三国山あたり。




フジザクラも満開。



富士山とフジザクラに癒やされてそそくさと下山しました。


籠坂峠からはちょうどいいタイミングで御殿場行きのバスが来て、
御殿場からはこれまたちょうどいいことにロマンスカーに乗れて、
さくっと帰宅しました。

ま、二度と行きませんね、ここは。
行くときにレースの開催有無をチェックするなんてバカらしいですから。

里山探索記vol.3

2015年04月08日 | 
集落の畑の脇を降りると、藪に覆われた小さな墓地があって、その横を降ります。

が、いきなりすごいササ藪。アズマネザサが密生して、かなりしんどい道です。
でも、ビニテが木に結わえられていて、確かにこれが道のようです。
さっきのルートとはいきなり違いますね。



ようやく沢に出ました。
最初の沢の下流と言うことで、さすがに水量も少し増えました。


道は沢沿いを通っているようですが、一部ササもひどいので、沢を下ります。
ときおりゴミが落ちていたり、スギの倒木が沢をふさいだり、やや荒れています。
しかも、石に藻類が密生していて、かなり水が富栄養化している感じです。




んー、さっきはそんなことなかったのに、これは上の集落の影響かな?
やっぱり畑から有機塩類がじゃんじゃん流れ込んでいるのでしょうか?

こんな感じだと、カジカガエルもいそうにないなあ…。





ヒトリシズカが咲いていました。




んー、エイザンスミレかな。




これはナガバノスミレサイシンかな。



ずんずん沢を降りて行きます。



沢沿いに人工林の斜面が崩れているところが何カ所かありました。




見上げると芽吹き始めた木々が儚げな感じです。


沢の溜まりでようやく魚を見つけました。



カワムツでしょうか?



沢を降り、少し大きめの川と合流するあたりで少し迷いました。
GPSで現在地を確認しながら、雑木林を抜けるといきなり断崖絶壁…。

おおー、反対の沢を降り斜面を登り切ると、今度は細いリッジで、またその先は断崖。
んんー、地形図では読み取れなかったのですが、かなりえぐれた地形になっています。

リッジを慎重に上がると今度はササ地獄!



道はあるはずなのですが…。

ササの海を一歩一歩かき分けていくと、ぽんっと、登山道にでました。
いやー、ちょっとコースを外れていたのかな…。

そこから人工林を抜け、川に出ました。



じつは、地形図上のルートはこのあたりで終わっていて、
でも、まぁ、繋がってるんだろうと思ったのですが、
いきなり小さいけれど滝があり、左右は崖になっています。

さて、どうしたもんかと思ったところで、周りを見回すと、
どうも対岸に道があるようで、浅瀬を渡ると、ビンゴ! 荒れた作業道が続いています。


しばらく上ると車道にでて、今回の里山探索は終わりました。
ちょっとほっとしましたね。
ここから1時間ほど歩いて車に戻りました。


 *


たった3時間程度の探索でしたが、なかなか手強くて楽しいものでした。
そして、いろいろ考えさせられる探索でもありました。

この地区はすてきな山里だけど、沢は荒れていて、水もきれいではありませんでした。
沢には不法投棄も散見され、それでいて人の気配がなく、生き物の気配も薄めです。


人が住んでいる山の中腹から上は、なかなか整備されていたけれど、
その下は、「水に流す」悪しき日本人の姿を感じる、
まぁ、その意味でも典型的な日本の里山なのかもしれません。

一般に里山の問題、あるいは里山での取り組みというと、
突き詰めれば地域と森林の関係に集約されることが多く、
人の暮らし、農のありかた、森との関係性の問題です。


でも、この里山を歩いて思ったのは、忘れられた「川」のことでした。

急峻な地形で、標高200~300mを流れる小渓流は、
釣りの対象となる渓流魚が生息していないため、
「釣り」という関係すらなく、人との関わりはほとんどないように見えます。

この場所のような川を見ると、「里山資本主義」も「森は海の恋人」も
まったく関係がない世界のように思えてしまいます。




そして、ここはリニアの残土処理のために買収が進んでいるという噂があります。



数年後には、膨大な土砂に埋もれてしまうかもしれないのです。



確かにたいした自然ではありません。
だからこそ、こんな話が水面下でうごめき始めているのでしょう。


でも、貴重の生物がいるからとか、人との関わりが深いとか、
そういうことがなければ、ただのゴミ捨て場になってしまっていいのか…
というと、そうではないと思います。


理念的にも、論理的にも、なにかが足りないですね。


また、この場所を歩こうと思っています。


(終わり)











里山探索記vol.2

2015年04月07日 | 
林道に戻ってしばらく進みます。



タチツボスミレが満開です。




林道脇の木が黄色に染まっていました。
どうもカエデの木に花が咲いているようです。


林道を曲がると、地形図にもありましたが、2、3軒の家が建つ集落に出ました。
道は車1台分の幅しかなく、しかも行き止まりの場所です。
こういうところに人は住んでいるんだなあ……。


集落から登山道…というか仕事道のようなものに入る。



ふつうのハイキング道とは思えませんが、
それなりに人が歩くのでしょう。ササがちゃんと刈られています。




イノシシのフンかな? 繊維質でいっぱいでした。




稜線に出ると、春の山里が木々の間から見えました。




神奈川県の「水源の森林づくり」契約地の看板が立っていました。
ここは19人の土地所有者がいらっしゃるようで、
県が借り上げなどをして協定を結ぶことで森林整備を行うもののようです。

詳しくはこちら (神奈川県のHPに飛びます)




木々の芽吹きを楽しんでいるうちに小さなピークに出ました。



とくに展望はききませんが、いい感じの場所です。当然誰もいません。


地形図的にはこの先少しで道はなくなるようなので、
来た道を引き返し、集落に戻りました。




本当にいいところだなあ。まるで桃源郷のよう。。。



さて、今度はこの集落から沢沿いの道に降ります。


(つづく)









里山探索記vol.1

2015年04月06日 | 
知人に紹介されて、相模原の里山を歩きました。
国土地理院の地形図を見つつ、というか、
iPhoneに入れたFieldAccessとにらめっこして
GPSで常に現在地を押さえつつ、
ササ藪を泳ぎ、沢を遡行して、春の里山を満喫しました。


 *


このエリアははじめて来ましたが、山里が本当にきれい。
細い車道を走ると、山腹に小さな集落が次々と現れる。

昔ながらの古い農家もあるけれど、比較的新しい住宅が数軒集まった集落もあります。
まぁ、もちろん首都圏の里山だけに、ゴルフ場、霊園、怪しげなリサイクル工場も。

また、地域でグリーンツーリズムを標榜しているようで、
きれいな看板があり、周辺の農地も林もよく手入れされています。



適当に車を停め、林道を歩く。



間伐されていてきれいな人工林。



ミミガタテンナンショウがにょっきりと生えていました。


きれいとは言っても、沢をのぞくと不法投棄が。



その沢をちょっと遡行してみました。



さすがに水量が少なく、魚はいなさそう。
タゴガエルでもいないかと思ったのですが、そういう気配はありませんでした。



水はなかなかきれい。



が、来た~!!



なかなか絵になりますね…と言うと怒られますが…。



捨てられて何年ぐらいたつとこうなるんでしょう??


沢にほとんど水がなくなったので、林道に戻りました。



(つづく)

静かな森(8月27日追記あり)

2014年08月24日 | 
今日は3時半起きで奥多摩に行ってきました。
6時過ぎには山に入りました。涼しかったですね。湿度も低めで快適でした。



キノコがいろいろ生えていました。



アカヤマドリかな? でかかったです。

それの幼菌。どう見てもドコモだけ。



目を入れちゃいました。。。




あとは白いのが数種。



だいたい死にそう…。




キノコかと思ったら…これはミヤマツチトリモチ(植物…)かな?
奇妙な植物ですよね…。




午前中は、時折日が差すものの過ごしやすかったのですが、とにかく森が静かでした。
セミも鳥もぜんぜん鳴いてなくて、シーンとしてなんか不思議な感じでした。




ウワミズザクラの樹皮にクマの爪痕を発見。
今の季節は登ってるみたいですね。


★8月27日の追記
動画がアップされました。
http://oktmkmgr.sakura.ne.jp/2014.html
これによると、この木にクマが登ったのは8月の8日、9日、11日、13日、15日だったようです。ちなみにわたしが行ったのは17日です。



ちかくにはサクラのタネがいっぱい入ったクマのウンコも発見。
これは…ウンコが古くて…もしかしたら、ウワミズザクラじゃなくてヤマザクラかもしれません。



ウンコからタネを数個いただいてきました。家で植えてみます!
さて、発芽するかな?




秋っぽい花が咲いてました。えーと、なんだっけ??




センチコガネが光ってました。TG-3の深度合成モードで撮影したため、
ピントが合いすぎて、ちょっとキモイ感じですね。


下山中に若い昆虫採集家に会ったのですが、樹洞ののぞいてオオチャイロハナムグリを探しているんだそう。
日本最大のハナムグリで、花には行かないそうです。
樹洞に顔を入れると、甘い香りがすると、それがいるんだって。
いろいろな世界があるなあ。。。。

佐渡島紀行2 金北山縦走路をゆく②

2014年06月22日 | 
登山道に入って、まずはアオネバ十字路。







出発してから約1時間、まずはマトネに(937.5m)到着。
それにしても…佐渡の地名は不思議ですね。どういう語源なんでしょうか?




稜線に入るとウラジロヨウラクが盛りでした。




稜線近くのブナは、なんか太平洋岸っぽいというか、
海の近さというか風の強さを意識させる樹形。



これは浜辺のハマナスとノイバラの交雑種というコハマナスなのかな?

マトネから15分で、石花分岐。






稜線に青っぽい部分が見える。これは「アオネバ」の語源の青い粘土のようです。



ヤマオダマキ。




ハンショウヅル?




ズダヤクシュが盛りでしたね。小さくて好きな花です。




佐渡の稜線は、鞍部になると樹林が消えて、お花畑状になるようです。
北からの卓越風が強くなるせいでしょうか?
この日も強い風が吹いていました。







ハクサンシャクナゲ。

それにしても誰もいない。
まったく人に会わない縦走って最高に気持ちいい!


イモリ平には携帯トイレ用のブースが設置されていました。




樹林の下にコケイランが咲いていました。





きれい。



ヒゲの長いのが来てました。



オオイワカガミ?




稜線には矮性化したスギが生えていて、疑似亜高山帯を構成しているような感じ…。

鏡池ではモリアオガエルの繁殖がピークを迎えていました。





こんなにモリアオの卵を見たのははじめてです。



シラネアオイが残っていました。



これはワニグチソウかな?

最後のひと登りで金北山(1172m)。ようやくここでほかの登山者に会いました。
朝一でドンデン山荘を出発したグループかな?




さぁ、あとは自衛隊の管理する林道(事前に電話で許可を取る必要あり)をひたすら下山です。




防衛省のレーダーなぞを見て、白雲台に降りました。



白雲台の交流センターでタクシーを呼んでもらい、ホットコーヒーを飲んでから下山。

よく歩きました。

歩行時間=4時間半ぐらい。

佐渡島紀行1 金北山縦走路をゆく①

2014年06月22日 | 
佐渡に行ってきました。

佐渡と言えば、小学5年生の夏に、友人の親戚宅に1週間ぐらいいて、
ずっと釣りをしていた記憶があります。

約35年のときを経て、2回目の佐渡島です。

今回はいろいろあって車で行きました。
夜中に高速を飛ばして、朝一番のフェリーで佐渡に渡りました。

両津港の駐車場に車を止めて、登山専用バス「ドンデンライナー」でドンデン山荘まで入りました。
梅雨に入って、花の季節も終わったので、乗客はなんとわたしひとり。。。




展望が良くて、きれいなドンデン山荘。泊まりたいな。



佐渡は大きいなあ。

しばらく車道を歩いて登山口に向かいます。



タニウツギの紅色がきれいでした。

登山口にはバイオトイレが設置されていました。




雪が多いんでしょうね。ルートを示す赤布が遙か頭上にあってびっくりしました。



地面から5mぐらいかな。

エゾハルゼミの声が心地よく、水気の多いルートを快適に歩きます。

と、目の前に動物が!

ギッ!!とひと声鳴いて、森の中へ。

うーん、黄色くて小さめ。テンか。
昼間の登山道ではじめてテンを見た! しかも、鳴くんだ!!

佐渡のテンはサドノウサギ駆除のために1960年前後に放縦されたもの。
そもそも、佐渡にはツキノワグマもカモシカもいません。
というか、ほとんど中・大型の哺乳類が生息していません。

テンもタヌキも国内移入で、キツネもアナグマもサルもいません。
不思議な島ですよね。



登山道上にあったテンの糞。

(つづく)






残雪の尾瀬

2014年05月05日 | 
このゴールデンウィークは、尾瀬に行きました。



雲が出たりもしましたが、概ねいい天気でした。

雪原を自由に歩き回れるのは、今の季節限定です。





どんどん雪が解け、木道が顔を出しました。

オオジシギやヒバリ、ツツドリなどの夏鳥が鳴き、尾瀬の春がやって来ました。




またまた陣馬山

2014年04月06日 | 
また陣馬山に登ってきました。寒かったです。



里はサクラが満開でした。
天候が不順だったのであまり人がいませんでした。


雨上がりで、気持ちの良い雑木林をさくさくと登りました。
雑木林では低木の葉が開き始めていました。





クロモジ。



陣馬山の山頂では雹が降りました。





一時はすごい降りでした。


さくっと下山。

里はスミレがいろいろ咲いていました。
が、、、よく分かりません。



ヒナスミレ?



ナガバノスミレサイシンかな?



下山したらバスがなかったので、車道を1時間ぐらい歩きました。






また登りに行きます。

春のチョウが舞う陣馬山

2014年03月23日 | 
めずらしく妻と一緒に陣馬山に行きました。
朝はゆっくりと出て、小田急、横浜線、中央線と乗り換えて藤野まで。
各停だの高尾行きだの、合わせて4回も乗り換えます。。。

藤野からはバスがぜんぜんなかったので、陣馬山登山口までさくっとタクシーで。
ワンメーターで、春爛漫の山里に到着です。



梅が満開でした。



日当たりの良い畑の土手にはようやくタチツボスミレが。



車道をひらひらとテングチョウが舞います。



ときに2頭できりもみというか、クルクルとバトルを繰り広げていました。



ぐっとサイズが大きいのがヒオドシチョウ。日当たりのいい登山道を行き来していました。
妻には、「アカタテハだね~」と適当なことを言っていたのですが、
帰ってきて調べたらぜんぜんちがいました。



閉じると枯れ葉そっくりですね。



陣馬山に向かう一ノ尾尾根はダンコウバイが満開でした。



かわいいですよね。



花にアブが来ていて、隣にはクモが巣を張っていました。
バトルよのお……。



アブにとっては春一番のごちそうなのでしょうか?




陣馬山からの富士山。霞んでいましたが、なんとか見えました。



おなじみの馬の像。



頂上の清水茶屋。



陣馬そば(550円)を食べました。山菜とキノコ、揚げ豆腐が乗っていてボリューム満点です。




下山は和田方面へ。ツノハシバミが咲いていました。



風でぷらぷら揺れていました。


14時半には下山。和田からバスで藤野駅に戻りました。

スギ花粉の最盛期でしたが、マスクに薬で問題なしでした。

妻は……帰ってきて、頭が痛いと寝込んで、
そのあと、ひどいくしゃみ地獄になってしまいました。
「もう山には行かない…」と言っております。
山を、花粉を軽くみた罰ですね……。

大雪仏果山登山!

2014年02月11日 | 
いやー、今日はビールを飲んでいいと思いました。本当に。
久しぶりにラッセルをしました。



いつもの仏果山ですが、登りはじめで20~30cmで、
まぁ、こんなもんかと思っていたら、
標高500mあたりの吹きだまりで太ももまで来て、
600mを超えると、お尻まで雪が来て、にっちもさっちもいかなくなりました。

が、後ろから来たおじさんとラッセルを交代でしつつ、仏果山に登りました!





頂上が見えてからが雪が深かった…。




見知らぬおじさんとラッセルを。




いやー、まだ誰も雪を踏んでない頂上です!
少なくとも今日は誰も来ていないみたいで、
9日の日曜も誰も登ってない??
頂上には、わたしを含めソロのおやじ3人。





展望台からの眺めが最高でした。
宮ヶ瀬ダム側にはほとんど車が入っていなかったので、
とても静かな山頂でした。




チゲスープのおにぎり雑炊さけるチーズ乗せで早めのお昼ご飯を食べて、
結局、同じ道を降りました。




いい一日でした。
汗をかきました。ビール…呑みましたよ。