晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

最近の読書

2011年03月26日 | 
お風呂本=『錯覚の科学』

おもしろいんですが、同じ話が続くイメージ。
まだ、終わりません。

寝床本=『苦海浄土』

最近、水俣病の和解のニュースが流れていましたが、
昭和40年代前半の話なのになあ。。。
水俣病も本も、ぜんぜん終わりません。。

『MAZE』(恩田陸/双葉文庫)

ひどい話なんですが、この本の第2作『クレオパトラの夢』が家に転がっていて(妻が買ったらしい)、
読み始めて、なかなかおもしろくて、でも、4分の1ぐらい読んでから、前に読んだことを思い出すという、、、。

「記憶力がないから、何度も楽しめる」と言った友人がいましたが、まさにそんな感じ。

で、おもしろかったので、その第1作を買ったわけです。
1ページ読んで、前に読んだことがあると気づきました。。。
パラパラ見てから買えよ! くやしいからいっきに再読。

いっしょに買った、これもいっき読み。

『飢餓浄土』(石井光太/河出書房新社)。
新聞広告に出ていて、ちょっと気になったので。
この人の本は、はじめて読みました。
アジアやアフリカの、、、地を這う人々の話。。。
なんか、扱っているテーマの割には(?)、著者は素直な感じで好印象。
この人のほかの本も読んでみようと思います。

このあたりまでが、先週の3連休まで。


通勤本=『女王の百年密室』(森博嗣/新潮文庫)。


『もやしもん 10巻』(石川雅之/講談社)。
知らない間に出ていました。
今回はウンチクが少なくて、それはそれで寂しいような。。。

最近、新聞広告に出ていて、速攻本屋に走りました(うそ)。

『ダンゴムシに心はあるのか』(森山徹/PHPサイエンス・ワールド新書)。
あるに決まってるじゃないですか!(きっぱり)
まだ読んでませんが。

読む本がいっぱいある幸せ。
逃避ともいう。

明日は会社だ。

それでも春は来る

2011年03月20日 | 
案の定、白いクロッカスが花を咲かせました。



黄色いクロッカスとは、明確に花が咲くタイミングがちがうのはどうしてだろう?
10日以上ずれてますね。。。

それにしてもすす枯れたプランタから、白いクロッカスのつぼみがでているのは、
土から魂がにょっこり出ているようで、妙に艶めかしくてどきっとします。
今年は5株が咲きました。球根買う必要ないな。



脇のガマズミも芽吹きつつあります。花芽が見えます。
今年も白い花を見せてくれるのでしょう。。。

雑木林のイヌシデも花を咲かせているようで、遠目からも木が黄色くなっています。

それでも春は来るのです。

なんという…

2011年03月15日 | その他
今日、同僚の娘さんだけが残る留守宅に、
「東京電力ですが、女性の体を調べています…」と人が来たそうです。
直後に父さん電話があり、
「鍵を閉めて、チェーンを掛けて一歩も外に出るな」と話していました。
明らかに女の子だけが残っていることがわかっている人間ですね。
なんという。。。。

帰宅

2011年03月12日 | その他
そのときは打ち合わせ先のビル。
会社に帰って、机周りを片付け、17時過ぎには自宅に向けて歩き始める。

四ツ谷、新宿、代々木上原、下北……。
路地を迷いつつ3時間。
梅ヶ丘を過ぎたあたりで、路地から出てきたタクシーを奇跡的に拾えた。

当然渋滞で、自宅着は23時過ぎ。
妻も猫も元気。電気がつき、お風呂に入れる。
ああ、、、今はただ祈るだけです。

怒濤の週末とうまいもん

2011年03月07日 | 生き物
朝方のJR市ヶ谷駅のホームから眺める釣り堀は、
鵜たちのレストランと化している。

誰もいない総武線のホームから、
じゃぶじゃぶ魚を追いかける鵜を呆然と眺める土曜の朝6時。

完徹で、寒くて眠くて、でも朝から松屋の豚丼食って。
で、家に帰って、沸かし直したお風呂に浸かってから爆睡。

午後にのろのろと起き出して新宿へ。
ヨドバシカメラで Xperia ARC を予約する。

恐ろしいことに「価格は分かりません」「納品日も分かりません」という……。
いったいどんな商売だ!?

夕飯はどういうわけか実家から手配された柿の葉寿司。



どこかどう柿の葉かはわからないけれどおいしい。
いちばんおいしかったのはタケノコのにぎり寿司。絶品。
再び爆睡。

日曜は朝から出張。飛行機で広島へ。サクッと仕事を終えて空港に帰ってくるものの、
特割チケットは便を変更できず、空港で2時間待ち。

空港の本屋で、芥川賞を取った話題の『苦役列車』(西村賢太/新潮社)を買う。
著者は同い年なんですよね。



闇夜のカラスだ。

空港内のオイスターバーで生牡蠣セットを注文。
1350円。牡蠣の燻製のオイル漬けも頼む。



白ワインと『苦役列車』は似合わないなあ。
土曜が柿で日曜が牡蠣か。

そういえば芥川賞を取った小説って初めて読むな。
その昔、直木賞を取った『遠い海から来たクー』というひどい本は読んだことはあって、
その後、まったく直木賞には興味を失ったけれど、
まぁ、芥川賞も、もう読まないな。

同い年なんで、わたしが大学に入って上京したときが19。
この小説とまったくの同時代。うーん、よくわからん、、、文学って。

びゅーんと飛行機で帰京。ラーメン食って家に着いたら、アマゾンから、
『錯覚の科学』(文藝春秋)が届いている。



ああ、金曜の深夜というか土曜の夜中に会社から注文したんだった。
アマゾンは早いなあ。

それにしても、これはおもしろそう! 中身はタイトル通り。

実験Ⅰと称された第1章で『禅とオートバイ修理技術』からの引用がある。
この本を引っ張ってくるあたり、それだけで、もういけてる。
あれもいい本だった。

「人は自分が本当は知らないことを、本能にまどわされて知っているかのように錯覚する。科学的手段の真の目的は、それをふせぐことである」

『青の物理学』は忘れました。。。

月曜日は、早々に会社を引き上げて整体に。
ああ、いつのまにかまた1週間がはじまってる。。。


ウグイス初鳴き

2011年03月02日 | 生き物
そういえば、うちの近所(川崎市多摩区)では、というか、わたし個人的には、
2月28日にウグイスの初鳴きを観測(?)しました。

ホー、ホケッ? ホ、、、ホケ? 

……みたいな感じで、たどたどしくてかわいかったです。



最近の読書

2011年03月01日 | 
物理的にも内容的にも重い『苦海浄土』(石牟礼道子/河出書房新社 世界文学全集)はゆっくりと読んでいます。



なかなか進まないのは、内容のこともありますが、聞き書き的なところが多くて九州なまりの語りがやや厳しいのです。
なんというんでしょうか。。。水俣に行ってみたいという感情が少し出てきました。

今日、本屋で衝動買いして、失敗しかかっているのがこれ。



『青の物理学』(岩波書店)。空の青色の謎を解く本のようですが、
たいして中身を見ないで買ったわたしが悪いのですが、科学史的な感じで、ちょっと苦手な方向です。
ま、読んでいきますが。。。